戴冠式10周年(2020年10月31日):ウガンダ伝統的君主/ケル・アルール王フィリップ・オラールケル・ラウニ3世陛下が戴冠から10年。ウガンダMTN(大手の通信会社)が祝福。コンゴ民主共和国にも広がるアルール人の最高権威

 2020年10月31日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、ケル・アルール王フィリップ・オラールケル・ラウニ3世陛下(His Royal Majesty Phillip Olarker Rauni III, The Ubimo of Ker Alur)が戴冠から10年を迎えました。

 統治開始が2000年、正式即位が2006年、戴冠式が2010年と少しややこしい情報があります。

 ウガンダMTN(大手の通信会社)が祝福との記事が出ていますが、陛下との関係は不明。
 なお、陛下は、現今の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の広がりを踏まえ、「健康的な生活」「常にマスクを正しく着用すること」を述べたようです。

 ケル・アルール王は、コンゴ民主共和国にも広がるアルール人【アルール族】の最高権威のようで、国境を越えるアフリカの伝統的君主の一人ということになりそうです。
 また、アルール人は、ルオ人【ルオ族】の中でも大きな割合を占めているようです。

 

 (英語)Mtn Supports Alur 10th Coronation With Sh20m

 

The New VisionさんはTwitterを使っています 「MTN supports Alur 10th coronation with sh20m MTN Uganda congratulates the Ubimo of Ker Alur, His Royal Majesty, Phillip Olarker Rauni III upon his tremendous decade of leadership. DETAILS: https://t.co/2OrLsFwpW9 | #VisionUpdates https://t.co/Io1WA9obyU」 / Twitter

 

The New Vision – MTN supports Alur 10th coronation with… | Facebook

 

英国のタブロイド紙「The Sun」が、4月にウィリアム王子殿下が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で発症していたと報道(2020年10月)一時期呼吸困難。チャールズ皇太子殿下とジョンソン首相閣下の感染もあったため、パニックになるのを恐れて秘匿したとしています

 英国のタブロイド紙「The Sun」が、今年【2020年】の4月に、英国王室のケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下(Prince William : His Royal Highness The Duke of Cambridge)が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】を発症しており、一時期呼吸困難で周囲は慌てていたと報道しています。

 同紙によると、当時はチャールズ皇太子殿下やジョンソン首相閣下の感染が報じられており、殿下自身の感染を公表することで社会をパニック・モードにしたくなかったため、秘匿してオンラインで公務をこなしていたということです。

 なお、タブロイド紙のため、信憑性はとりあえずわからないということだけは付記しておきます。
追記:
 他の複数の現地メディアも報道している模様。

 

 (英語)Prince William battled coronavirus in April but kept it secret because he didn't want to alarm nation

 “ウィリアム王子 4月に新型コロナ感染” 英メディア報道 | 新型コロナウイルス | NHKニュース

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
英ウィリアム王子 新型コロナに感染していた(2020年11月2日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=arwmVny2mhc

 

アラブ首長国連邦【UAE】アジュマン公室/アラブ首長国連邦サッカー協会【UAEFA】会長ラーシド・ビン・フマイド殿下が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のワクチンを接種(2020年11月)連邦の全アスリートに接種呼びかけ

 2020年11月1日、アラブ首長国連邦【UAE】アジュマン公室の、アラブ首長国連邦サッカー協会【UAEFA】会長“シャイフ【シェイク】”・ラーシド・ビン・フマイド・アル・ヌアイミー殿下(His Highness Sheikh Rashid bin Humaid Al Nuaimiシェイク・ラーシド・アルヌアイミ会長)が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のワクチンを接種したようです。
 また、 UAE の全アスリートに、「模範となるため」「自分自身や仲間、家族、コミュニティを守るため」に接種を呼びかけています。

 殿下は、アジュマン首長の子息の一人と同名ですが、肩書が違うので、おそらく傍系の人物だと思われます(が、確証はありません)。
  UAEFA の公式サイトでは殿下(H.H = His Highness)が使われています(なぜか Sheikh はありません)。
UAE Football Association: BOARD OF DIRECTOR

H.H Rashid bin Humaid Al Nuaimi

  UAE の君主一族によるワクチン接種はこれが初めてではありません。
関連:
 アラブ首長国連邦【UAE】アブダビ公室の寛容・共生担当相ナヒヤーン・ビン・ムバーラク・アル・ナヒヤーン殿下が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のワクチンを接種(2020年10月)
続報:
 アラブ首長国連邦【UAE】副大統領・首相/ドバイ首長ムハンマド殿下が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のワクチンを接種(2020年11月)

殿下のツイッター:
Rashid Bin HumaidさんはTwitterを使っています 「من أجل غدٍ أفضل #تم_التطعيم https://t.co/psfLSgmEdR」 / Twitter

 

 (英語:アラブ首長国連邦サッカー協会【UAEFA】公式サイト)UAEFA President receives coronavirus vaccine
 (英語)Emirates News Agency – UAEFA President receives coronavirus vaccine

 

UAEFAさんはTwitterを使っています 「راشد بن حميد النعيمي يتلقى جرعة من لقاح "كوفيد-19" التفاصيل🔽 https://t.co/S3WASe5FHr #تم_التطعيم https://t.co/R4dSzmnMxa」 / Twitter

 

UAE Football Association(@uaefa) • Instagram写真と動画

 

WAM EnglishさんはTwitterを使っています 「President of the #UAE Football Association receives #coronavirus vaccine #WamNews https://t.co/Co5yWrqOox https://t.co/yLOUcDBPzK」 / Twitter

 

追記:
 先月【2020年10月】、日本サッカー協会によるUAEサッカー協会とのパートナーシップ協定が再締結されていたようです。

 UAEサッカー協会とのパートナーシップ協定を再締結|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

調印式出席者
UAEサッカー協会
シェイク・ラーシド・アルヌアイミ 会長

 この会長が今回接種をした殿下です(“シェイク”は名前ではありません)。

Rashid Bin HumaidさんはTwitterを使っています 「本日、日本サッカー協会の田嶋幸三会長とオンラインでお会いし、パートナーシップ協定を再締結したことを嬉しく思います。今後3年間に渡って、両国のサッカークラブ、代表チームの発展のために、各種専門知識の情報交換を行います。 @JFA」 / Twitter

 

77歳(2020年10月29日):ナイジェリア伝統的君主/ラゴス王リルワン・アキオル陛下が77歳を迎える。ナイジェリア大統領ブハリ閣下が祝福

 2020年10月29日、ナイジェリア連邦共和国の伝統的君主の一人、ラゴス王リルワン・アキオル陛下(His Royal Majesty Oba Rilwan Akiolu, The Oba Lagos)が77歳を迎えました。

※名前の表記が結構色々あるので頭が痛いところですが。

 ナイジェリア連邦共和国大統領ムハンマド・ブハリ閣下(His Excellency Muhammadu Buhari GCFR)から祝福があったようです。

 なお、一週間ほど前に、ラゴス王の宮殿に暴徒だか反・治安警察抗議活動(いわゆる #EndSARS )の一環だかよくわからないのですが、ともあれ多数からなる集団が押し入り、物資やら伝統的な品々を奪い去るという出来事がありました。新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策のための医薬品がこっそり隠されていたという情報も出たりしましたが、正直なにがなにやらです。ともあれ奪われたもののある程度は押収されて戻ったようです。

 

 (英語)Buhari greets Oba of Lagos at 77 [ARTICLE] – Pulse Nigeria
 (英語)Buhari congratulates Oba of Lagos at 77 – Punch Newspapers

“The President recalled his long… – Punch Newspapers | Facebook

 

三笠宮家の彬子女王殿下が京都産業大学と、子供向けオンライン講座「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」を共催(2020年9月・10月)

 三笠宮家の彬子女王殿下(あきこ : Her Imperial Highness Princess Akiko of Mikasa)は、自身が総裁を務める心游舎と京都産業大学の共催で、子供向けオンライン講座「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」を開催したようです。
※歌集を上賀茂神社に奉納していることと、上賀茂神社も共催者と取れる表記もあります。

 なお、彬子女王殿下は、公務もそうですが、心游舎がおこなっている行事(稲刈りとか)についても外出自粛のために臨席できなくなることが多くなっており、オンラインでの活動に目を向けているようでもあります。

 

開催後プレスリリース:
 京都産業大学日本文化研究所特別教授の彬子女王殿下が、子どもたちを対象に日本文化の一つである「和歌」に関するオンライン講座を開催 – 大学プレスセンター

彬子女王殿下は、文化学部京都文化学科の開講科目『京都文化特殊演習』において、履修学生とご自身が総裁を務められている心游舎と共催で、子どもたちを対象に「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」をオンラインで開催した。

 

開催前告知:
 心游舎×京都産業大学共催 子供向けオンライン講座「言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~」開催(特別出演:彬子女王殿下/講師:永田和宏京都産業大学名誉教授) | 京都産業大学

 

心游舎 2020年9月20日開催分記事:
 言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~ | 日本の伝統文化を未来へ|一般社団法人心游舎

心游舎 2020年10月4日開催分記事:
 言の葉ミュージシャンになろう~作って詠もう和歌の世界~2 | 日本の伝統文化を未来へ|一般社団法人心游舎

 

心游舎 – 9月20日、上賀茂神社・京都産業大学京都文化特殊演習・心游舎の共催となりますオンラインワークショップ「言の… | Facebook

 

心游舎 – 10/4、5月から準備を重ねてきた上賀茂神社と京都産業大学特殊演習の学生の共同プロジェクト、「言の葉ミュー… | Facebook

 

心游舎 – 京都産業大学と心游舎が共催するプログラムとして4年目となる今年は、和歌をテーマにして「言の葉ミュージシャン… | Facebook