(2021年~)南アフリカ伝統的君主:ロベドゥ人の君主モジャジ(雨の女王)にレクケラ王子殿下が選出された件に関する記事

 英語で Rain Queen(レイン・クイーン : 雨の女王)と呼ばれるモジャジ君主(バロベディ王)の継承に関する問題です。
 2005年に崩御したマコボ・モジャジ6世Makobo Modjadji VI)の娘、マサラナボ・モジャジ王女(Princess Masalanabo Modjadji)が次の女王に決定していると思われていたところ、王室評議会によって兄のレクケラ・モジャジ王子(Prince Lekukela Modjadji)が突如選出され、騒動となります(継続中)。

 王室評議会は、(男)王でも問題ないこと、マサラナボ王女が親権に関する問題で現地から“連れ去られた”ことなどを理由にレクケラ王子を唯一可能な後継者としています。
 一方、マサラナボ王女の後見人の政治家が、王室評議会を提訴する意向を示しています。