懐妊(2007年3月):ニコラス・ウィンザー卿夫人パオラ、懐妊

 ニコラス・ウィンザー卿(Lord Nicholas Windsor)の妻パオラ夫人(Paola : Lady Nicholas Windsor)が懐妊しているそうです。

 ニコラス・ウィンザー卿は、ケント公爵エドワード王子殿下(イギリス女王エリザベス2世陛下の従弟)の次男で、1917年の勅令が決定している王子の範囲に入らないため公爵の継嗣以外の子供の扱い、つまり「卿(Lord)」となっています。

 ニコラス・ウィンザー卿はカトリック教徒のため、イギリス王位継承順位には並んでおらず、生まれてくる子供もカトリックの洗礼を受ければ継承順位には並びません。

 

結婚(2007年3月3日):デンマークのアレクサンドラ妃殿下が再婚

 2007年3月3日、デンマーク王子ヨアキム殿下の元妻アレクサンドラ妃殿下(フレデリクスボー女伯爵 : Her Highness Princess Alexandra of Denmark, Countess of Frederiksborg)が再婚した模様。

 アレクサンドラ妃殿下はこの再婚により、離婚後も特例として許されていた王子妃(プリンセス)の称号と殿下の敬称を失い、以後、フレデリクスボー女伯爵アレクサンドラ閣下(Her Excellency Alexandra, Countess of Frederiksborg)と称されることになります。
 フレデリクスボー女伯爵の宮廷序列はデンマーク王室を離脱した王子とその男系子孫の称号ローセンボー伯爵(伯爵子/伯爵女)と同じく「1st Class-No.1」という非常に高いものになる模様。

 

記事:
 読売新聞 – デンマーク・アレクサンドラ妃、2王子連れ再婚
 (掲載終了)http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070304i211.htm

 

結婚(2007年2月10日):ヴァルトブルク=ヴォルフェック=ヴァルトゼー伯女ゾフィー殿下とジョヴァンニ・マルファッティ・ディ・モンテトレット男爵子

 2007年2月10日、ヴァルトブルク=ヴォルフェック=ヴァルトゼー伯女ゾフィー殿下(Her Illustrious Highness Countess Sophie of Waldburg zu Wolfegg und Waldsee)とジョヴァンニ・マルファッティ・ディ・モンテトレット男爵子(Barone Giovanni Malfatti di Montetretto)が結婚した模様です。

 リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下(Hans-Adam II : His Serene Highness The Prince of Liechtenstein)夫妻の参列があったようです。

 

訃報(2007年1月23日):吉井滋(旧)伯爵、薨去(?~2007)

 2007年1月23日、旧・伯爵の吉井滋氏が薨去した模様。
 84歳。

 巨人V9時代の後楽園スタヂアム支配人を務めたほか、プロ野球に関わっておられたようです。

 薩摩藩士の吉井家は、勲功華族の伯爵で、吉井滋伯爵は4代目。
 父の吉井勇伯爵は、不良華族事件後に隠居し、家督・爵位も譲ることになったようです(細かい時期は不明)。

 薨去に伴い、吉井家は、長男の吉井彰氏が継ぐものと思われます。