ノルウェー王ハーラル5世陛下が入院(2022年12月)

 2022年12月19日、ノルウェー王室は、ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)が入院したことを発表しました。
 抗生物質による治療がおこなわれるため数日とどまるようで、容態は安定とのことです。

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室 公式ウェブサイト)Hans Majestet Kongen er sykmeldt – Det norske kongehus

ノルウェー王女マッタ・ルイーセ殿下が王室の公務より退く(2022年11月)婚約者をめぐる問題。なお、結婚後は婚約者も王室の一員になる模様

 2022年11月8日、ノルウェー王室は、ノルウェー王女マッタ・ルイーセ殿下(Her Highness Princess Märtha Louise of Norway)が王室の公務より退くことを発表しました。
 王女の称号などはそのままですが、後援している団体などとの関係は解除され、インスタグラム(Instagram)のアカウント名を除き商業活動に関連する場所で王女の称号を使用しないこととなっています(なお、新アカウントへリンクしているので、今後使用されないかもしれません)。

 今回の措置については長く話題に上がり、また内部で相談されており、その原因は、王女の婚約者、デュレク・ベレット氏(Durek Verrett)を巡る問題です。
 同氏は、(もともとの活動が極度にうさんくさかったことに加え)新型コロナウイルスに対抗する効果があると称するアイテムを販売するなどした結果、医療関係の組織が王女の後援を拒否するような事態に陥っていました。

 今回の発表によると、同氏と王女の結婚後、デュレク・ベレット氏は(称号などを得るわけではないものの)王室の一員となるようです(大丈夫かなあ……)。

 

 (英語:ノルウェー王室公式サイト)Princess Märtha Louise to relinquish her official duties – The Royal House of Norway
 (英語:ノルウェー王室公式サイト)The roles of Princess Märtha Louise and Durek Verrett moving forward – The Royal House of Norway

Kongehuset – Prinsesse Märtha Louise ønsker å bidra til et… | Facebook

 

※ euronews から。同じ内容の動画が(なぜか)二つ出ているので両方リンクしておきます。

euronews:
Norwegian princess gives up royal duties for 'shaman' fiance – YouTube

euronews:
Norwegian princess gives up royal duties for 'shaman' fiance – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
“霊媒師”と婚約…ノルウェーの王女が「公務離脱」(2022年11月10日) – YouTube

 ベレット氏は自称・“霊媒師”で、AFP通信によりますと、自身のウェブサイトで、新型コロナに感染した際の回復に役立ったとする「メダル」を販売しているといいます。

ノルウェー王女イングリッド・アレクサンドラ殿下が新型コロナウイルス感染検査で陽性(2021年8月)皇太子ホーコン殿下夫妻の第一子。夫妻は公務を取り止め

 2021年8月22日、ノルウェー王室は、ノルウェー王女イングリッド・アレクサンドラ殿下(Her Royal Highness The Princess : Her Royal Highness Princess Ingrid Alexandra of Norway)が新型コロナウイルス感染検査で陽性となったことを発表しました。
 王女は自主隔離に入っているとのこと。

 王女の両親である、ノルウェー皇太子ホーコン殿下(Crown Prince Haakon of Norway : His Royal Highness The Crown Prince)、ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess of Norway)、そして弟のノルウェー王子スヴェレ・マグヌス殿下(His Highness Prince Sverre Magnus of Norway)はいずれも陰性の模様。
 ただ、皇太子・同妃両殿下は予定されていた公務を取り止めるようです。

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室 公式サイト)Prinsesse Ingrid Alexandra testet positivt på korona – Det norske kongehus

ノルウェー王ハーラル5世陛下が公務に復帰している模様(2021年4月)

 見逃していましたが、2021年4月10日付の王室 公式サイトの記事で、ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)は4月12日より公務に復帰するとの情報が出ています。
 ハーラル5世陛下は、入院を含む体調不良により、ホーコン皇太子殿下が摂政皇太子(Crown Prince Regent)として代行をしていました。

 すでに12日を数日過ぎ、またこの間にホーコン皇太子殿下の記事の称号から摂政を含む語句が削られているので、滞りなく公務復帰となっているのでしょう。

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室 公式サイト)Hans Majestet Kongen gjenopptar sine plikter – Det norske kongehus

デンマーク女王マルグレーテ2世陛下が、英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の葬儀当日(4月17日)にアマリエンボー宮殿での半旗掲揚を決定(2021年4月)

 デンマーク女王マルグレーテ2世陛下(Margrethe II of Denmark : Her Majesty The Queen)は、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)の葬儀(2021年4月17日)当日に、デンマークのアマリエンボー宮殿にて弔意表明のための半旗掲揚をおこなうことを決定しました。

 

 (英語:デンマーク王室 公式サイト)Display of flags in connection with HRH Prince Philip’s funeral | The Danish Monarchy – Front Page

 ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)も半旗掲揚を決めているため、グリュックスブルク王朝の男系男子であるフィリップ殿下に対し、グリュックスブルク王朝の君主の足並みがそろった感があります。

 

関連:
 ノルウェー王ハーラル5世陛下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下への弔意を表明(2021年4月)王宮バルコニーにて本日と葬儀当日の半旗掲揚を決定