1974年に殺人事件の中で失踪し2016年に死亡認定された英国の(故?)第7代ルーカン伯爵ジョン・ビンガム閣下について、被害者の息子がオーストラリアで伯爵を発見したと主張(2020年1月)仏教徒となり体調を崩し手術を待っているとの話

 1974年に、自らの息子の乳母が殺害された事件の中で失踪し、2016年に死亡認定された英国のアイルランド貴族/第7代ルーカン伯爵ジョン・ビンガム閣下(John Bingham, 7th Earl of Lucan : The Right Honourable The Earl of Lucan : ルーカン卿 : Lord Lucan)ですが、このほど被害者の子息ニール・ベリマン氏(Neil Berriman)がオーストラリアで伯爵を発見したと主張しています。
 主張によれば、伯爵は仏教徒となっており、現在では体調を崩し手術がおこなわれるのを待っているとのことです。

 なお、ニール・ベリマン氏は、2016年に伯爵が死亡認定された際に「死んでいると思う」と語ったと報道されています。

 

 (英語)Son of Lord Lucan's murdered nanny claims to have found missing Earl alive – Mirror Online
 (英語)Lord Lucan 'FOUND by son of nanny he murdered' in Australia | Daily Mail Online

 

既報:
 死亡認定(2016年2月3日):イギリスの第7代ルーカン伯爵ジョン・ビンガム閣下(1934~?)
 ほんまかいなという話:1974年に失踪したイギリスの第7代ルーカン伯爵ジョン・ビンガム閣下は殺人の後に自殺して虎のエサになったという証言者が出現したとの報道(2016年1月)

 

英国女王エリザベス2世陛下らがサセックス公爵ヘンリー王子殿下【ハリー王子】と会見(2020年1月)「ハリーとメーガンの意向を尊重」。次は称号などについて処置があるかどうか

 2020年1月13日、英国サンドリンガムにて、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は、王室の中心メンバーから離れると一方的に宣言したサセックス公爵ヘンリー王子殿下(Prince Henryハリー王子 : Prince Harry : His Royal Highness The Duke of Sussex)と話し合いをおこないました。
 ウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)およびケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下(Prince William : His Royal Highness The Duke of Cambridge)が同席。

 会談の結果、「ハリーとメーガンの意向を尊重」「移行期間を設ける」というような、さほど盛り上がりの無い結論が発表されました。

 声明文において女王陛下は、「ハリーとメーガン(Harry and Meghan)」という呼び方(通常は称号を使用)を使用しています。
 これは今後、称号に関する処置があることをにおわせているとする見方が多数です。
 サセックス公爵【Duke of Sussex】や、グレートブリテン及び北アイルランド王子【Prince of Great Britain and Northern Ireland】の称号、そして殿下【His Royal Highness】という敬称の扱いがどうなるかというのが一つの注目です(メーガン妃殿下のほうは、ヘンリー王子殿下が称号や敬称を失った時点で自動的に使われなくなります)。
 いずれも単に皆が使用しないだけという方法もありますが、女王陛下が、ヘンリー王子殿下について以後「~」のように呼称するという明示的な発表をする可能性もあります(その場合「しかし法的には今まで通りなのだ」という論が出てくるでしょう)。
 サセックス公爵の称号に関しては、ヘンリー王子殿下が一代だけ放棄するという方法(この場合、ヘンリー王子薨去後にアーチーが第2代サセックス公爵になります)の他、単純に放棄する方法についても言及されているケースがありますが、ここはちょっとよくわかりません。
 王子と殿下に関しては、使わないのではなく確実に剥奪するにはどうしたらいいのか、よくわかりませんが……。また剥奪した場合、重罪人のような扱いのような気もします。また、王子と殿下は異なるものですが、うっかり片方だけ剥奪するというような失態はないものと期待したいです。

 また、英国王位継承順位と摂政の話もあります。王位継承の可能性はほぼないので放っておく手もあります。
 現在のところ、万が一、ウィリアム王子殿下が即位後に割と若くして崩御するなどの不吉な想定で、ジョージ王子殿下が未成年という事態が発生した場合、継承順位を順番にたどり、21歳以上の人物が摂政となります(現時点の年齢を考えれば、もしそうなったとしても、期間は短いでしょう)。
 ジョージ王子殿下が未成年なのに、妹と弟が成人している可能性はないので、したがって摂政はヘンリー王子殿下となりますが、海外にいた場合どうするのか、という問題も出ます。
 継承順位に関する処置は、日本風にいえば「特別立法」が必要であり、また、英連邦王国16ヶ国で足並みをそろえる場合、各国議会で批准し(議会批准の必要のない国もあります)、効力が発生する日を同日にするということが必要になります。
 加えて、もしヘンリー王子殿下およびその子孫を継承から除いた場合、次はヨーク公爵アンドルー王子殿下とその子孫になりますが、現在アンドルー王子殿下にスキャンダルが発生しており、娘の二王女は英国にいないかもしれないとなると、これまた事前に除外しないといけない、というような妙な展開が発生します。
 その場合、ウェセックス伯爵エドワード王子殿下の子孫、ということになってきますが、そもそもエドワード王子殿下の子供二人は、1917年の勅令では王女と王子になるのに、王室への関りがそれほどなくなるだろうという前提でそのようには扱われていません(法的には王女と王子であるという見解が有力ですが、女王陛下がそのように呼ばないと掲示した時点でそうではなくなっているという説もあります)。今になって「摂政になっていただく可能性が出てくる法の変更をやります」、というのは、ムチャな……、という気がします。
 従って、これに関しては放置して、悪いことが起きないことを期待するということになるのでは。また、摂政法のほうを変えるという簡単(に思えるよう)な処置もありますが……こちらは英連邦王国全体でどういう扱いになるのかわかりません。

 

 (英語)A statement from Her Majesty The Queen | The Royal Family

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています: 「A statement from Her Majesty The Queen. https://t.co/IVSyfeojqk」 / Twitter

 

 英 エリザベス女王 ハリー王子夫妻の意向認める考え | NHKニュース

 

ANNnewsCH
英王室の緊急家族会議 ヘンリー王子夫妻の離脱容認(20/01/14) – YouTube

 

女王陛下のサンドリンガム到着/
The Royal Family Channel:
Queen Arrives at Sandringham Ahead of Talks with Duke and Duchess of Sussex – YouTube

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
ヘンリー王子らの離脱容認? エリザベス女王が声明(20/01/14) – YouTube

 イギリス王室の主な収入源は税金から支払われる「王室助成金」。真っ先に生活資金について声明で触れたのです。ところが、その声明を受けてカナダのトルドー首相は・・・。
 カナダ、トルドー首相(カナダメディアによると):「カナダでの警備費用を誰が払うかについて多くの話し合いがまだ残されている」

※トルドー政権は歴史的な歳出増をおこなっており、これ以上の出費はなんであれ政権への強いダメージとなるため、ヘンリー王子殿下の警備費用を払う可能性はゼロに近いと見られています。

 

 英王室ハリー王子夫妻 北米で生活の意向にカナダで賛否 | NHKニュース

カナダ側が警備費を支払うことになるのではないかと指摘する研究者の懸念を伝えています。

またハリー夫妻が財政的に自立したいという考えを示していることについてカナダ国籍ではないため労働許可証を取得できるかどうか保証がないとも指摘しています。

※ぶっちゃけ両殿下は普通に雇用契約を結んで労働するわけではないので、どうにでもなります。

さらに、カナダの新聞、「グローブ・アンド・メール」は14日付けの社説で、イギリス王室の一員でありながらカナダに暮らすことについて「カナダ政府は簡潔に、『No』と答えるべきだ」と指摘しています。

理由について、カナダはイギリス連邦ではあるが、独自の立憲君主制をしいていて、イギリス王室の一員という理由だけで受け入れることはできないのではないかとしています。

※補足すれば、英国王室の一員を完全に辞めて、カナダに一市民として移民すれば問題ないかと思います(そこまでが大問題ですけど)。

英首相「問題は解決できる」
イギリスのジョンソン首相は14日、公共放送BBCに出演し、ハリー王子夫妻の動きについて、政治家のコメントは必要ないという考えを示す一方で「王室はイギリスにとって貴重ですばらしい存在であり、問題は解決できると確信している」と述べました。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
ヘンリー王子夫妻の“市場価格” 超高額オファーも(20/01/17) – YouTube

大衆紙「サン」が行った世論調査。2人の経済的自立、恐らくできる37%。恐らくできない46%。エリザベス女王に同情する62%。さらに今回の決断は主に夫婦どちらの考えかという質問。ヘンリー王子2%に対し、メーガン妃は48%。

ジャーナリスト・村上あい氏:「圧倒的多数の人が、今回のお二人の決断はメーガン妃の主導によって下されたと回答。今回の事態において、ヘンリー王子が弱い立場に置かれていると(国民は)心配している」

オーストラリアのPR業界を牛耳るというマックス・マークソン氏は2人が自叙伝を出した場合、日本円で70億を超える収入が見込めるとし、さらに、2人がオーストラリアで5回公演をすれば約5億5000万円を支払うと語った

 今回の夫妻の決断を「自由な金持ちになりたい」からだと見る向きは最初からありました。
 それにしても、これだけの収入が見込める人物の警護費用の負担をなぜカナダ政府が考えねばならないのか……。

 

関連:
 Megxit:英国女王エリザベス2世陛下とバッキンガム宮殿が、サセックス公爵ヘンリー王子殿下【ハリー王子】夫妻の今後について声明(2020年1月)公費からの支給なし、「(HRH)殿下」を使用しないとのこと、など。効力は春から

 

動画:英国王室のチャールズ皇太子殿下による、大規模森林火災の被害を受けているオーストラリアの人々へのメッセージ(2020年1月)

 英国王室【イギリス王室】のウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)による、大規模森林火災の被害を受けているオーストラリアの人々へのメッセージ動画が公開されています。

 

The Royal Family(英国王室公式チャンネル):
The Prince of Wales sends a message to the people of Australia – YouTube

 

英国王室のサセックス公爵ヘンリー王子殿下【ハリー王子】夫妻のオーストラリア訪問始まる(2018年10月)

 英国王室のサセックス公爵ヘンリー王子殿下(Prince Henryハリー王子 : Prince Harry : His Royal Highness The Duke of Sussex)とサセックス公爵夫人メーガン妃殿下(Meghan : Her Royal Highness The Duchess of Sussex)のオーストラリア訪問が始まりました。

 オーストラリア連邦総督“サー”・ピーター・コスグローブ大将閣下(His Excellency General The Honourable Sir Peter Cosgrove AK MC, Governor-General of the Commonwealth of Australia)及び総督夫人リン・コスグローブ閣下(Lynne Cosgrove : Her Excellency Lady Cosgrove)と会見しました。

 オーストラリアのほか、フィジー共和国、トンガ王国、ニュージーランド訪問が予定されています。

続きを読む 英国王室のサセックス公爵ヘンリー王子殿下【ハリー王子】夫妻のオーストラリア訪問始まる(2018年10月)

スペイン王フェリペ6世陛下が七ヶ国の大使を接受(2018年9月)

 2018年9月13日、スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)は、インドネシア共和国、セルビア共和国、カザフスタン共和国、オーストラリア、デンマーク王国、チェコ共和国、ドイツ連邦共和国のスペイン王国駐箚特命全権大使を接受、信任状の捧呈を受けました。

 

 (スペイン語:スペイン王室公式サイト)Casa de Su Majestad el Rey de España – Actividades y Agenda – Presentación de Cartas Credenciales

-Sr. Hermono Hermono, Embajador de la República de Indonesia
-Sra. Katarina Lalić Smajević, Embajadora de la República de Serbia
-Sr. Konstantin Zhigalov, Embajador de la República de Kazajstán
-Sra. Julie-Ann Guivarra, Embajadora de Australia
-Sr. Jens August Kisling, Embajador del Reino de Dinamarca
-Sr. Ivan Jancarek, Embajador de la República Checa
-Sr. Wolfgang Hermann Dold, Embajador de la República Federal de Alemania

 

casarealtv(スペイン王室公式チャンネル):
S.M. el Rey recibe las cartas credenciales del nuevo embajador de Indonesia, Hermono Hermon – YouTube

 

La embajadora de Serbia, Katarina Lalic Smajevic, entrega a S.M. el Rey las cartas credenciales – YouTube

 

S.M. el Rey recibe las cartas credenciales del nuevo embajador de Kazajstan, Konstantin Zhigalov – YouTube

 

Entrega a S.M. el Rey de las cartas credenciales de la embajadora de Australia, Julie Ann Guivarra – YouTube

 

S.M. el Rey recibe al nuevo embajador de Dinamarca, Jens August Kisling – YouTube

 

El embajador de la República Checa, Ivan Jancarek, entrega cartas credenciales a S.M. el Rey – YouTube

 

S.M. el Rey, con el nuevo embajador de Alemania, Wolfgang Hermann Dold – YouTube