2021年1月19日、ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】のジョージア王子バグラト殿下(His Royal Highness Prince Bagrat of Georgia)が誕生したようです。
ジョージア王子ファン【イオアネ】殿下とクリスティネ妃殿下(Kristine)の第一子・長男です。
※ファン殿下はスペインとジョージアの市民権を保有しているようです。
ファン殿下は、ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下の従弟です。
2021年1月19日、ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】のジョージア王子バグラト殿下(His Royal Highness Prince Bagrat of Georgia)が誕生したようです。
ジョージア王子ファン【イオアネ】殿下とクリスティネ妃殿下(Kristine)の第一子・長男です。
※ファン殿下はスペインとジョージアの市民権を保有しているようです。
ファン殿下は、ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下の従弟です。
2020年12月20日、メクレンブルク公世子アレクサンダー殿下(Duke Alexander of Mecklenburg : His Highness The Hereditary Prince)とハンデ・マシット嬢(Hande Macit)が婚約したようです。
アレクサンダー殿下は、メクレンブルク=シュトレーリッツ系統の当主ボルヴィン殿下の長男で継嗣です。
ハンデ・マシット嬢は、トルコ出身で、オランダの市民権を取得しているようです。
新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の影響もあり、各々の両親への報告はビデオ通話でおこなわれたようです。
(英語:メクレンブルク=シュトレーリッツ家 公式サイト)Engagement of The Hereditary Prince and Miss Hande Macit – House of Mecklenburg-Strelitz
The engagement of Hereditary Prince Alexander, elder son of the Duke and Duchess of Mecklenburg, and Miss Hande Macit has been announced. pic.twitter.com/KsQ84rkRph
— Haus Mecklenburg-Strelitz (@MecklenStrelitz) December 20, 2020
ボルヴィン殿下やアレクサンダー殿下は、メクレンブルク=シュトレーリッツ大公室の貴賤結婚の子孫で、現在この系統が権利を回復して大公室を形成していると見られています。が、以前も書きましたが異論があります。
関連:
(この記事の下のほう)訃報(2018年7月23日):メクレンブルク公子カール・グレゴール殿下、薨去(1933~2018)
ロシア帝室継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia : プロイセン王子 : Prince of Prussia)とキリスト教/東方正教会/ロシア正教会に改宗し、ヴィクトリア・ロマノヴナ(Victoria Romanovna)の名をえたレベッカ・ベッタリーニ嬢(Rebecca Bettarini)の婚約が発表されました。
各種の情報によりますと、2020年12月にブリュッセルで婚約があり、1月20日付で婚約発表、1月24日に婚約儀式が聖堂でおこなわれたようです(もう一度あるかもしれません)。
そして2021年8月に結婚式の予定となっています。
ロシア正教会がどの程度関わるのかが注目です。
色々指摘があがっているのですがまず、ベッタリーニ嬢に関するこの「Nob.」表記ですが……
Nob. Victoria Romanovna Bettarini
彼女は先祖に貴族を持つものの、貴族の家柄ではありません。
しかしこれに関しては、ゲオルギー殿下の母・ロシア帝室ロマノフ家当主/ロシア女大公マリヤ殿下(Head of the Russian Imperial House : Her Imperial Highness The Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia)が彼女の父に与えた何らかの勲功によるものというやや苦しい言い訳もあるようです。
また、
We deem it proper that VICTORIA ROMANOVNA should, from the moment of her marriage with Our son, have the right to use the dynastic surname Romanoff with the title of Princess and the predicate of Serene Highness.
この部分によれば、ベッタリーニ嬢は、 Imperial Highness や Grand Duchess (大公妃)を得ず、 Serene Highness および Princess (公子妃)にとどまるようです。
結婚を認めたが貴賤結婚として認めたとも取れます。その場合、二人の子孫は帝室の一員とはなりません。
一方 the right to use the dynastic surname Romanoff と王朝の姓であるロマノフの使用を認めています。
これは王朝の一員として迎え入れることを示しており、貴賤結婚になりません。
なにがなにやら……。
婚約儀式は、キリスト教/東方正教会/ロシア正教会のコストロマ・ネレフタ府主教フェラポント座下(His Eminence Metropolitan Ferapont of Kostroma and Nerkhta)が司式したようです。
続報:
ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下とレベッカ・ベッタリーニ嬢の結婚式は2021年10月1日、ロシア・サンクトペテルブルクにておこなわれると発表(2021年3月)
汚職などの疑惑でスペイン王国を離れ、(いろいろと観測はあったものの)最終的にアラブ首長国連邦【UAE】のアブダビに滞在しているらしい前スペイン王ファン・カルロス1世陛下(His Majesty King Juan Carlos I of Spain)ですが、数日前からクリスマスにあわせてスペイン王国への帰国を検討しているというニュースなどが出ているようです。
政府関係者は今のところ何も聞いていないと回答している模様。
なお、 UAE では、副大統領・首相/ドバイ首長“シャイフ【シェイク】”・ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下(シェイク・モハメド : His Highness Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum, Ruler【Emir】 of Dubai)ら有力者が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のワクチンを接種したというニュースが出ています。
本当に摂取しているなら、時期的な観点と UAE 当局の認可から考えて中国製かロシア製でしょう。
UAE に滞在していると中国製かロシア製のワクチン接種を迫られる可能性もありうると思っていたので、スペインに戻るかどうかはともかく、逃げた方がいいのではないかと思います。
関連:
アラブ首長国連邦【UAE】副大統領・首相/ドバイ首長ムハンマド殿下が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のワクチンを接種(2020年11月)
※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと一部重複します。
2020年11月24日、マルタ騎士団のロシア・ミッション代表に就任したイタリア王室(アオスタ系統)の継嗣/プッリャ公爵アイモーネ公子殿下(His Royal Highness Prince Aimone of Savoy-Aosta, Duke of Apulia : His Royal Highness The Duke of Aosta)は、各国大使と共に、ロシア連邦大統領ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン閣下(His Excellency Mr Vladimir Vladimirovich Putin)に信任状を捧呈しました。
※マルタ騎士団とロシアの外交関係は両者の歴史的な特別なものに基づくものらしく、通常の外交関係とされていないようです。しかし、マルタ騎士団は代表を大使とし、ロシア側も大使として扱っているようです(他国の大使と一緒に信任状の捧呈を受けているので)。
なお、ロシア連邦駐箚ローマ教皇大使ジョヴァンニ・ダニエッロ大司教座下(ペスト名義大司教 : Archbishop Giovanni d’Aniello, Apostolic Nuncio to Russian Federation, Titular Archbishop of Pesto)も信任状を捧呈しています。
(英語:マルタ騎士団 公式サイト)The new Ambassador of the Order of Malta to Russian Federation presents his letters of credence – Order of Malta
Ambassador Aimone di Savoia Aosta presented his Credentials to President Vladimir Putin as the Order of Malta’s Representative to the Russian Federation.
(英語:ロシア大統領府【クレムリン】公式サイト)Ceremony for presenting foreign ambassadors’ letters of credence • President of Russia
Archbishop Giovanni d’Aniello (Apostolic Nuncio – Ambassador of the Holy See)
Aimone of Savoy-Aosta (ambassador of the Sovereign Military Order of Malta)
Foreign ambassadors presented their letters of credence at the Kremlin https://t.co/2qdHsEn9wb pic.twitter.com/qIzZkEw7uR
— President of Russia (@KremlinRussia_E) November 24, 2020
(イタリア語:サヴォイア王室【アオスタ系統】公式サイト)Mosca 20 novembre 2020 – Real Casa di Savoia