デンマーク皇太子フレデリック殿下が、濃厚接触者となったため日本訪問・東京五輪臨席を中止(2021年7月)ワクチン接種済み

 2021年7月19日~26日の日程で日本を訪問する予定だったデンマーク皇太子フレデリック殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の発症者の濃厚接触者と認定されたため、直前ではありますが、日本訪問を中止することを決定しました。
 東京五輪2020臨席と、 IOC(国際オリンピック委員会) の会合への出席が予定されていました(日本訪問中止に伴い、後者はオンラインで出席予定)。
 また、殿下は二回のワクチン接種を完了しています。

 

 (英語:デンマーク王室 公式サイト)HRH The Crown Prince cancels his attendance at the Olympic Games in Tokyo, Japan | The Danish Monarchy – Front Page

誕生(2021年7月2日):バーレーン王室のハーリド・ビン・ハマド殿下(バーレーン王ハマド陛下の子息)に三つ子(ナーセル、イーサ、サルマーン)が誕生

 2021年7月2日、バーレーン王室の“シャイフ【シェイク】”・ハーリド・ビン・ハマド・アル・ハリーファ殿下(His Highness Shaikh Khalid bin Hamad Al Khalifa)に三つ子が誕生したと発表されています。
 ハーリド殿下は、バーレーン王ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ陛下の二人前の妻との間の二人目の男子です。

 三つ子の名前は上から順にナーセルNasser)、イーサIsa)、サルマンSalman)となっており、バーレーン王位継承順位はそれぞれ第21位~第23位になるかと思われます。

 

 (英語)HH Shaikh Khalid had three baby boys

 (記事の掲載が終了していますorサイトの運営が終了しています)Bahrain’s Sheikh Khaled Bin Hamad Welcomes triplets – Arabian Royal Agency
掲載時URL:https://arabianroyalagency.com/bahrains-sheikh-khaled-bin-hamad-welcomes-triplets/

逃亡中のルーマニア王カロル2世男系孫パウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(“ルーマニア王子パウル殿下”)の妻、リア妃と子息カロル・フェルディナンドが居住していた別荘を銀行に接収されたとの報道(2021年7月)

 バネアサ農園事件などに伴い、実刑判決が出、ルーマニアから逃亡しているパウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(Paul Philippe al României)ですが、いまだ確保されていません。
 この度、パウル氏と一緒に逃亡はしていない、妻のリア・アル・ロムニエイ夫人(Lia al României)と子息のカロル・フェルディナンド・アル・ロムニエイCarol Ferdinand al României)が居住していた別荘を銀行に接収され、ホテルへ移ったと報道されています。
 銀行側は、この別荘について、パウル氏側から数年にわたりリース契約への支払いがなされていないため、他の所有者に売却したともされています。

 なお、ルーマニアの報道では、パウル氏一家には、王子および王子妃の称号が含まれることが多いです。

 

 (ルーマニア語)Prințesa Lia și fiul ei au fost evacuați din casă

Antena 3:
Prințesa Lia și fiul ei, evacuați din casă. Banca le vinde vila – YouTube

 

関連:
 バネアサ農園事件:ルーマニア警察公式サイトが、実刑3年4ヶ月の判決が出た“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏、法律上はパウル・フィリップ・アル・ロムニエイの名になっている模様)への令状を掲載(2020年12月)
 バネアサ農園事件:“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏)に実刑3年4ヶ月(2020年12月)ポルトガル滞在と思われるため、ブカレスト警察はEUで有効な令状を請求している模様

訃報(2021年6月23日):前のトスカナ大公室系ハプスブルク家当主/レオポルド・フランチェスコ【レオポルト・フランツ】大公殿下が薨去(1942~2021)

 2021年6月23日、前のトスカナ大公室系ハプスブルク家当主/レオポルド・フランチェスコレオポルト・フランツ】大公殿下(His Imperial and Royal Highness Archduke Leopoldo FrancescoLeopold Franz】of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia, Prince os Tuscany)が薨去したようです。
 1942年10月25日生まれの74歳。

 殿下は1984年~1993年までトスカナ大公室系ハプスブルク家当主の座にありましたが、二度目の結婚が貴賤結婚のため、当主の権利を継嗣のジギスムント殿下に譲っています。

※なお、この二度目の貴賤結婚について、(旧)オーストリア帝室の一員としての権利には最終的には影響を及ぼしておらず、帝室の一員およびオーストリア帝位継承順位の中にに留まっている、と見られていました。また、オーストリア帝室の結婚要件緩和により、トスカナ大公室のほうが厳しくなっており、トスカナ大公室をはなれた人物がオーストリア帝室に留まっていると判断できるケースがあります。

 

 (英語)Tuscan high prince Leopoldo Francesco d’Absburgo-Lorena passed away – Diplomat magazine

 

注記:
 トスカナ大公室公式サイトは更新がほぼない上に、 Adobe Flash に依存していたため、どうなるかわかりません。

インタビュー動画:(旧)ブルンジ王室のローザ・ポーラ・イリバギザ・ムワンブツァ王女へのインタビュー(2021年7月)

 (旧)ブルンジ王室のローザ・ポーラ・イリバギザ・ムワンブツァ王女(Princess Rosa Paula Iribagiza Mwambutsa)へのインタビュー動画です。

 

Yaga Burundi:
😍 En exclusivité : Rosa Paula Iribagiza, la soeur de Rwagasore – YouTube

 

 故ムワンブツァ4世の娘・故ンタレ5世の姉で、民主防衛国民会議・民主防衛勢力から議員を務めたこともあります。支持者や、アフリカの王室を扱うサイトなどでは、ブルンジの王室当主、殿下(Her Royal Highness)と皇太子(Crown Princess)で呼ばれていることが多いです。

 従妹にエステル・カマタリ王女(Princess Esther Kamatari)というモデルや人道活動で有名な人物がいて、ムワンブツァ4世の(再)埋葬問題で意見は対立しているようです。が、同王女を王室当主と主張するのを見たことはありません。

 今回のインタビューは、ブルンジ国内では伝説上の人物と化している、暗殺された兄・故ルイ・ルワガソレ皇太子(Louis Rwagasore)に関するもののようです(字幕はフランス語、何語でしゃべっているかはわかりませんが……)。