オマーンのジーヤザン・ビン・ハイサム・アル・サイード殿下がサッカーのオマーン・カップに臨席(2020年11月)スルタン【国王】ハイサム陛下の長男で8月(?)に大臣に就任

 オマーン国の文化・スポーツ・青年大臣 “サイイド”・ジーヤザン・ビン・ハイサム・アル・サイード殿下(His Highness Sayyid Theyazin【Dhi Yazan】 bin Haitham al-Said)がサッカーのオマーン・カップ(ドファール vs アル・オルーバ)に臨席するという記事が出ています。

 これ自体はさほど大きな出来事ではないのですが(スポーツを担当する大臣がサッカーの試合を見るだけですので)、この殿下に関してと、現在のオマーンの閣僚構成について記事にしていなかったのでついでにしておきます。

 ジーヤザン殿下は、オマーン国のスルタン【国王】となった “サイイド”・ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード陛下(His Majesty Sayyid Haitham bin Tariq Al Said, Sultan of Oman)の長男で、1990年生まれという情報が出ています。
 また、オマーンでは8月~10月に閣僚(スルタンが首相)の構成が変更されており、ハイサム陛下の長男のジーヤザン殿下が閣僚の一員になっています。
 スルタン一族の長老的存在である、閣僚評議会担当副首相ファハド殿下および異母兄弟の国防担当副首相シハーブ殿下は留任しています。
 後継候補にも名が挙がっていたアスアド殿下の子息タイムール殿下は、スルタンが兼任していた中央銀行総裁となったとはいえ、閣僚ではありません。したがって長男のジーヤザン殿下を次のスルタンにしようということでしょう(当然といえば当然ですが)。ただ、タイムール殿下が世代を超えていきなりスルタンになる可能性を囁かれていたことに比べると、ジーヤザン殿下ははるかに知名度が低く、これからの地位固めが必要となります。外交面でたまに名前と肩書を見ることになるかもしれません。

 

 (英語)HH Sayyid Theyazin to Preside Over Final Match of HM Football Cup

 

وكالة الأنباء العمانيةさんはTwitterを使っています 「يرعى صاحب السمو السيد ذي يزن بن هيثم آل سعيد وزير الثقافة والرياضة والشباب غدًا الأحد نهائي #كأس_جلالة_السلطان لكرة القدم الذي يجمع بين ناديي ظفار والعروبة ويمثل ختامًا للموسم الرياضي الكروي 2019 / 2020 . https://t.co/sMFzHIaxjj」 / Twitter

 

‏يرعى صاحب السمو السيد ذي يزن بن هيثم آل… – وكالة الأنباء العمانية | Facebook

 

天皇(徳仁)・皇后(雅子)両陛下、秋篠宮家の眞子内親王殿下が、議会開設百三十年記念式典に臨席(2020年11月)

 2020年11月29日、天皇陛下(徳仁なるひと : Emperor Naruhito : His Majesty【His Imperial Majesty】 The Emperor)と皇后陛下(雅子まさこMasako : Her Majesty【Her Imperial Majesty】 The Empress)、秋篠宮家の眞子内親王殿下(まこ : Her Imperial Highness Princess Mako of Akishino)は、議会開設百三十年記念式典に臨席しました。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
国会で議会130年式典 両陛下や眞子さまもご出席(2020年11月29日) – YouTube

 

Nippon TV News 24 Japan:
Emperor Naruhito gives address on 130th anniversary of Diet – YouTube

 

 (衆議院 公式サイト)議会開設百三十年記念
 (参議院 公式サイト)議会開設百三十年記念式典

 議会制度130年 国会で記念式典 天皇皇后両陛下も出席 | 皇室 | NHKニュース

共産党は、「戦前の帝国議会を踏襲した、天皇中心のやり方になっており戦後の国会と区別して行うべきだ」などとして、式典を欠席

 日本共産党は(いつものことですが)出席拒否したようです。

 

東京キララ社より「みみずのたわごと 徳川慶喜家に嫁いだ松平容保の孫の半生」(徳川和子(故人 松平和子)・山岸美喜)が発売とのこと(2020年11月・12月)

 東京キララ社より、徳川和子(故人)・山岸美喜「みみずのたわごと 徳川慶喜家に嫁いだ松平容保の孫の半生」が発売とのことです。

 

 新刊『みみずのたわごと 徳川慶喜家に嫁いだ松平容保の孫の半生』徳川和子・山岸美喜 | 東京キララ社オフィシャルサイト

東京キララ社 オフィシャル(@tokyokirarasha) • Instagram写真と動画

 

 まいどなニュースに紹介記事が掲載されています。

 15代将軍はカメラマンだった!徳川慶喜の孫と玄孫女性が共著出版…手記と貴重な写真130点|まいどなニュース

著者は「徳川慶喜家に嫁いだ松平容保の孫の半生」という副題の当事者である徳川和子と、手記や資料を構成して加筆した慶喜の玄孫(やしゃご)で和子の孫・山岸美喜。

「4代目当主・徳川慶朝さんが2017年9月にお亡くなりになり、慶喜家は断絶となりました。家を閉じるにあたり、今回、和子さんと共著となっている孫の山岸美喜さんが、慶朝さんの遺言により慶喜家の膨大な史料を松戸市戸定歴史館に寄託する責務を担っています。今回は美喜さんに伝わる家族のアルバムに加え、戸定歴史館にもご協力いただき、本邦初公開となる貴重な写真を掲載することができました」

 ~の孫・~の玄孫や(故)徳川慶朝氏と山岸美喜さんの関係などは、オフィシャルサイト及び記事に徳川慶喜家と会津松平家の略系図が出ているので、それを見るとすっきりするのではないかと思います。

 

投稿時点の表示では「出版予定日は2020年12月2日です」となっています。
Amazon.co.jp:

 

訃報(2020年11月28日):“サー”・リチャード・ヘンリー・クレイ準男爵(第7代)、卒去(1940~2020)

 2020年11月28日、英国の連合王国準男爵“サー”・リチャード・ヘンリー・クレイ準男爵【第7代】(Sir Richard Henry Clay, Bt : 7th Baronet)が卒去したようです。
 1940年6月2日生まれの80歳。

 卒去に伴い、長男のチャールズ・リチャード・クレイCharles Richard Clay)が第8代準男爵となります。

 

 (英語)CLAY – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: Sir Richard Henry Clay, 7th Baronet 1940-2020

 

訃報(2020年11月26日):ケーフェンヒュラー=メッチュ公ヨハネス殿下【ハンス・ケーフェンヒュラー】が薨去(1956~2020)

 2020年11月26日、ケーフェンヒュラー=メッチュ公ヨハネス殿下(Johannes : His Seren Highness The Prince of Khevenhüller-Metsch【Fürst von Khevenhüller-Metsch】 : ハンス・ケーフェンヒュラーHans Khevenhüller)が薨去したという情報が出ています。
 1956年11月20日生まれの64歳。

 

 子女は娘のみなので、公位は弟のバルトロメウス殿下(Bartholomäus)が継承します。