セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子妃カタリナ殿下が、子供たちのための施設を訪問し寄付(2018年1月)

 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室の旧ユーゴスラビア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)は、適切な保護がおこなわれていなかった子供たちのための施設を訪問し、寄付をおこなったようです。

 

Телевизија Храм:
Принцеза Катарина даривала малишане београдских домова за незбринуту децу – YouTube

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCESS KATHERINE’S NEW YEAR’S VISIT TO HOMES FOR CHILDREN WITHOUT PARENTAL CARE | The Royal Family of Serbia

 

“アラウカニア・パタゴニア公【対立公】スタニスラス1世殿下”が、対立していた“アントワーヌ4世”の名(?)を死後の称として認め、融和を求める声明(2018年1月)

 2017年12月に“薨去”した“アントワーヌ4世殿下(Antoine IV)”と対立していたアラウカニア・パタゴニア公スタニスラス1世【スタニスラス・パルビュレスコ】殿下(キディコ子爵 : His Royal Highness Stanislas I【Stanislas Parvulesco】, Prince of Araucania and Patagonia, Viscount of Quidico)が声明を出しています。

 それによりますと、“アントワーヌ4世”を、もちろん正統なアラウカニア・パタゴニア王位継承者としては認めていないものの、死後の称として「アントワーヌ4世」を認めるというようなことが含まれています。
 そのかわりといってはなんですが、融和の呼びかけ=俺をただ一人のアラウカニア・パタゴニア公と認めろと、とれる内容もあります。

 はっきりいって、この内容が(故アントワーヌ4世側へ)どの程度の訴求力があるのかよくわかりません。そして、次の対立者が出るのかも定かではありません(アントワーヌ4世の遺族がこれからもこの“運動”に関わっていきたいのか、ほかに次のアラウカニア・パタゴニア王になりたい人物はいるのか、など)。

 ただ気になるのは、フランス語は詳しくないので理解が間違っているかもしれませんが、スタニスラス1世が認めているのはアントワーヌ4世という名称を使うだけであって、アラウカニア・パタゴニア王位にはこれがなにか関係があるのかについてはまったく述べていないところです。具体的には「Prince」という名称が前置または後置されていません
 つまり、この「アントワーヌ4世」というのはいったいなんなの?、ということです。適当に名乗っていいよというだけなら誰にだって出来る話です
 いっぽう、アントワーヌ4世について、アラウカニア・パタゴニア王位への主張が有効なものであると記述したり、「Prince」号はつけないものの、スタニスラス1世およびアントワーヌ4世の前任者であるフィリップ1世【フィリップ・ボワリー】と併記したりと、微妙な扱いも見られ、どちらにもごまかせるようし、うまく丸め込もうとしたのではないかとも思えます。

 

 (フランス語)Appel du Prince d' Araucanie. – Royaume d'Araucanie et de Patagonie.
 ※記事のURLが変更されたようなのでリンク先を変更しました。

 

追記:
 スタニスラス1世はフランス王ジャン2世の子孫を称しており、系譜の情報も存在します。

旧イラン皇妃ファラー陛下らが、イランの反体制抗議活動に関して声明(2017年12月~2018年1月)

 パフラヴィー朝の旧イラン皇妃ファラー・パフラヴィー陛下(Her Imperial Majesty Farah Pahlavi, Shahbanou【Empress】 of Iran)が、イラン・イスラム共和国で起こっている反体制の抗議活動に関して声明を出しているようです。

 

Farah Pahlavi’s Official Page(ファラー・パフラヴィー公式チャンネル):
پیام شهبانو فرح پهلوی پیرو تظاهرات سراسری در ایران – YouTube

 

FARAH PAHLAVIさんのツイート: "Regarding Recent #Protests in #Iran .#IranProtests https://t.co/Ou9cgqxX7U https://t.co/GyHitOxDVS"

 

 (英語:ファラー・パフラヴィー公式サイト)Statement Regarding Recent Protests in Iran

 

 また、子息の旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下(His Imperial Highness Crown Prince Reza Pahlavi of Iran)もTwitterで複数のコメントをしているようです。

Reza Pahlaviさんのツイート: "The regime’s killings of peaceful protestors and detention of many others in intensifying #IranProtests only strengthen the resolve to press… https://t.co/izNkJupoV1"

 

ユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下へのインタビュー記事(2018年1月)

 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室の、ユーゴスラビア王子妃ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・マリンコヴィッチDanica Marinković)へのインタビュー記事が掲載されています。

 

 (セルビア語ラテン文字)Princeza Danica: Za Srbiju u najlepšem svetlu, kako i dolikuje – Sputnjik Srbija

 

 ダニカ妃殿下は、昨年、ユーゴスラビア王子フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)と結婚、懐妊しています。

 

ロシア帝室【ロマノフ家】のマリヤ女大公殿下とゲオルギー大公殿下の新年と降誕祭のメッセージ(2018年1月)

 ロシア帝室【ロマノフ家】当主/ロシア女大公マリヤ・ウラジーミロヴナ殿下(Her Imperial Highness the Grand Duchess Maria Wladimirovna of Russia, The Head of the Russian Imperial House)と、
 継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness the Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia)
 の、新年と降誕祭のメッセージが掲載されています。

 

 (ロシア語:ロシア帝室公式サイト)Российский Императорский Дом – С РОЖДЕСТВОМ ХРИСТОВЫМ И НОВОЛЕТИЕМ!

 (英語)Christmas and New Year Greetings from the Head of the Imperial House — The Russian Legitimist