英国王チャールズ3世陛下夫妻のヨーク訪問時に、男が卵を投げつける→外れる(2022年11月)エクスティンクション・レベリオン(XR)の活動家か?

 2022年11月9日、英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)と英国王妃カミラ陛下(Queen Consort Camilla : Her Majesty The Queen Consort)のヨーク訪問がありましたが、一人の男が卵を投げつける(外れる)という事件が発生しました。

 Daily Mail Online によると、男は、エクスティンクション・レベリオン(Extinction Rebellion : XR)の活動家で、緑の党から地方選挙に立候補経験がある、とのことです(今のところの情報ですが)。
 今回、この人物は、「この国は奴隷たちの血によって築かれた」というようなことを叫んでいたようです。なんかエクスティンクション・レべリオンの活動と違うような気がしますが……。
 また、関係なさそうではありますが、「私の王ではない」(Not My King)というメッセージを掲げた人物が別にいるのが動画から確認できます。

 

 (英語)York: Man arrested after eggs thrown at King Charles – BBC News
 (英語)Man 'throws eggs at King Charles and Queen Consort in York' | Daily Mail Online

 イギリス チャールズ国王夫妻が卵を投げつけられる けがなし | NHK | イギリス

 

The Royal Family Channel:
King and Queen Consort Whisked Away as Eggs Thrown in York – YouTube

 

The Royal Family Channel:
King and Queen Consort SCRAMBLE for Cover! 😱🍳 – YouTube

 

BBC News:
Eggs thrown at King Charles III in York – BBC News – YouTube

 

euronews:
Eggs thrown at King Charles, man detained – YouTube

 

BBC News Japan:
チャールズ英国王に卵が投げつけられる瞬間 ヨークで – YouTube

訃報(2022年11月6日):英国の一代貴族(クロスベンチ)/ボイス男爵マイケル・ボイス海軍元帥が卒去(1943~2022)

 2022年11月6日、英国の一代貴族(クロスベンチ)/ボイス男爵マイケル・ボイス海軍元帥(Michael Boyce, Baron Boyce : 海軍元帥ボイス卿 : The Admiral of the Fleet the Lord Boyce KG GCB OBE DL)が卒去した模様。
 1943年4月2日生まれの79歳。

 2003年に一代貴族のボイス男爵に叙されています。
 卒去に伴い、ガーター騎士団の空席は再度増え、6席となっています。

 

 (英語:王立海軍【英国海軍】【イギリス海軍】公式サイト)Tributes paid to Admiral The Lord Boyce – a great leader and champion of submariners

Royal Navy – The Royal Navy has lost one of its greatest… | Facebook

 

 (英語)Former military chief Lord Boyce dies aged 79
 (英語)Ex-Chief of the Defence Staff Admiral Lord Boyce dies aged 79 | Daily Mail Online
 (英語)Peerage News: Admiral of the Fleet The Baron Boyce, KG, GCB, OBE, KStJ, DL 1943-2022

 (英語:英国議会 議員情報)Parliamentary career for Lord Boyce – MPs and Lords – UK Parliament

訃報(2022年10月20日):英国の第4代スタンプ男爵トレヴァー・スタンプ閣下が卒去(1935~2022)

 2022年10月20日、英国の連合王国貴族/第4代スタンプ男爵トレヴァー・スタンプ閣下(Trevor Stamp, 4th Baron Stamp MD FRCP : スタンプ卿 : Lord Stamp)が卒去したようです。
 1935年9月18日生まれの87歳。

 卒去に伴い、子息の、ニコラス・スタンプ閣下(Nicholas Stamp, 5th Baron Stamp)が第5代男爵、その子息のレオ・スタンプ閣下(The Honourable Leo Stamp)が継嗣となっています。

 スタンプ男爵は、初代の男爵と長男が空爆で同時に死亡し、擬制によって年長者の方が先に死亡しているとされ、長男が(ごく短時間)2代目の男爵となっていることになり、生存していた次男が3代目の男爵となっています。
 卒去した第4代男爵はその第3代男爵の子息です。

 

 (英語)Peerage News: The 4th Baron Stamp 1935-2022

 (英語:英国議会 公式サイト)Parliamentary career for Lord Stamp – MPs and Lords – UK Parliament
 議会の経歴情報によれば、貴族院に議席を持っていた1992年~1999年にクロスベンチだった模様。

英国王チャールズ3世陛下即位により、欧州の現在の君主の最も近い共通祖先がヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ9世夫妻になった模様(2022年9月)

 欧州の現在の君主の最も近い共通祖先は、1939年~2022年10月8日まで(英国女王エリザベス2世陛下の崩御まで)オランニェ公ヨハン・ウィレム・フリーゾと公妃マリー・ルイーゼ(ヘッセン=カッセル家出身)の夫妻でしたが、チャールズ3世陛下即位に伴い、ヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ9世と“大方伯妃”カロリーネ(ツヴァイブリュッケン宮中伯女)夫妻に変わったとみられています。

 この“交代”は、チャールズ3世陛下の父・故エディンバラ公爵フィリップ王子殿下が(旧)ギリシャ王室出身で、その系統からも他の王室との共通祖先が存在したからです。

英国の第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード閣下が、携帯電話で通話しながら赤信号を通過しようとするなどの行為により6ヶ月の運転禁止(2022年9月)「運転禁止は国王戴冠式の準備に支障がある」などの訴えも却下

 第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード閣下(Edward Fitzalan-Howard, 18th Duke of Norfolk : His Grace The Duke of Norfolk GCVO DL)が、携帯電話で通話しながら赤信号を通過しようとするなどの行為により6ヶ月の運転禁止となりました。
 すでにスピード違反などでそれなりの点数が出ている状態だったようです。

 

 (英語)Duke of Norfolk banned from driving – BBC News

The peer who organised the Queen’s funeral has been banned from driving for six months, despite claiming he needed his licence to arrange the King’s upcoming coronation.

He had hoped to avoid a ban by claiming “exceptional hardship”.

 ノーフォーク公爵は筆頭の公爵で最も格の高い貴族なので、エリザベス2世陛下の国葬にも携わったり、チャールズ3世陛下の戴冠式の準備にも関わったりしているわけですが、そのような特別に厳しい(?)状況があるので処分を見逃してくれるように(堂々と)要請しましたが、却下されました。運転禁止の他、罰金などを科されています。

 

追記:
 なお、いいわけというか理由として「妻と会話していた」と供述していたようですが、その時期には離婚していて独身(なお正式に離婚したのは8月で、事件は4月だったようなので、独身ではなかったようです)。
 さらに新たに別の女性との婚約発表もしました(別記事にするかどうか未定)。
 妻とは誰のことだったのかという、危険運転に比べればどうでもいいような疑問も生まれています(追記:4月の事件ということを考えると8月に離婚した前妻が妥当でしょうか)。