英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の葬儀に参列する30名についての報道(2021年4月)

  BBC が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)の葬儀に参列する30名を含めて、葬儀の詳細についてなどを報じています。

 参列者には、すでに報じられたドイツ系君主家の三名が含まれるほかは、海外王室関係からの参列はないようです。
 また、エリザベス2世陛下の従弟のひとり、ケント公爵家マイケル王子殿下の名前はありません。
 30人目がマウントバッテン・オブ・バーマ伯爵夫人の参列となっているのも少し不思議ではあります。

 

 (英語)Who is going to Prince Philip's funeral? – BBC News
 (英語)Prince Philip: Duke's four children to walk alongside coffin at funeral – BBC News

The Queen
The Prince of Wales
The Duchess of Cornwall
The Duke of Cambridge
The Duchess of Cambridge
The Duke of Sussex
The Duke of York
Princess Beatrice
Edoardo Mapelli Mozzi
Princess Eugenie
Jack Brooksbank
The Earl of Wessex
The Countess of Wessex
Lady Louise Windsor
Viscount Severn
The Princess Royal
Vice Admiral Sir Timothy Laurence
Peter Phillips
Zara Tindall
Mike Tindall
Earl of Snowdon
Lady Sarah Chatto
Daniel Chatto
Duke of Gloucester
Duke of Kent
Princess Alexandra
Bernhard, Hereditary Prince of Baden
Prince Donatus, Landgrave of Hesse
Prince Philipp of Hohenlohe-Langenburg
The Countess Mountbatten of Burma

  1. (フィリップ殿下の夫)英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)
  2. (フィリップ殿下の長男)ウェールズ公チャールズ皇太子殿下(Prince Charles : His Royal Highness The Prince of Wales)
  3. (チャールズ皇太子殿下の妻)コーンウォール公爵夫人カミラ妃殿下(Camilla : Her Royal Highness The Duchess of Cornwall)
  4. (チャールズ皇太子殿下の長男)ケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下(Prince William : His Royal Highness The Duke of Cambridge)
  5. (ウィリアム王子殿下の妻)ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃殿下(Catherine : Her Royal Highness The Duchess of Cambridge)
  6. (チャールズ皇太子殿下の次男)サセックス公爵ヘンリー王子(殿下)(Prince Henryハリー王子 : Prince Harry : (His Royal Highness) The Duke of Sussex)
  7. (フィリップ殿下の次男)ヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)
  8. (アンドルー王子殿下の長女)ベアトリス王女殿下、エドアルド・マペッリ・モッツィ夫人(Her Royal Highness Princess Beatrice, Mrs Edoardo Mapelli Mozzi)
  9. (ベアトリス王女殿下の夫)エドアルド・マペッリ・モッツィ氏(Edoardo Mapelli Mozzi
  10. (アンドルー王子殿下の次女)ユージェニー王女殿下、ジャック・ブルックスバンク夫人(Her Royal Highness Princess Eugenie, Mrs Jack Brooksbank)
  11. (ユージェニー王女殿下の夫)ジャック・ブルックスバンク氏(Jack Brooksbank
  12. (フィリップ殿下の三男)ウェセックス伯爵エドワード王子殿下(Prince Edward : His Royal Highness The Earl of Wessex)
  13. (エドワード王子の妻)ウェセックス伯爵夫人ソフィー妃殿下(Sophie : Her Royal Highness The Countess of Wessex)
  14. (エドワード王子殿下の娘)ルイーズ・ウィンザー令嬢(The Lady Louise Windsor
  15. (エドワード王子殿下の息子)セヴァーン子爵ジェームズJames, Viscount Severn)
  16. (フィリップ殿下の娘)プリンセス・ロイヤル殿下(Her Royal Highness The Princess Royal : アン王女 : Princess Anne
  17. (アン王女殿下の夫)“サー”・ティモシー・ローレンス海軍中将(Vice Admiral Sir Timothy Laurence
  18. (アン王女殿下の息子)ピーター・フィリップス氏(Peter Phillips
  19. (アン王女殿下の娘)ザラ・ティンダル夫人(Zara Tindall
  20. (ザラ・ティンダル夫人の夫)マイク・ティンダル氏(Mike Tindall
  21. (エリザベス2世陛下の甥)第2代スノードン伯爵デービッド・アームストロング=ジョーンズ閣下(David Armstrong-Jones : The Right Honourable The Earl of Snowdon)
  22. (エリザベス2世陛下の姪)サラ・チャット令夫人(Lady Sarah Chatto
  23. (サラ・チャット令夫人の夫)ダニエル・チャット氏(Daniel Chatto
  24. (エリザベス2世陛下の従弟)グロスター公爵リチャード王子殿下(Prince Richard : His Royal Highness The Duke of Gloucester)
  25. (エリザベス2世陛下の従弟)ケント公爵エドワード王子殿下(Prince Edward : His Royal Highness The Duke of Kent)
  26. (エリザベス2世陛下の従妹)アレクサンドラ王女殿下(オギルヴィー令夫人閣下 : Her Royal Highness Princess Alexandra, The Honourable Lady Ogilvy)
  27. (フィリップ殿下の姉セオドラ殿下の孫)バーデン大公世子ベルンハルト殿下(ツェーリンゲン公子 : His Royal Highness【His Grand Ducal Highness】 Hereditary Prince Bernhard of Baden, Duke of Zähringen : ベルンハルト・エルププリンツ・フォン・バーデン・ヘルツォーク・フォン・ツェーリンゲンBernhard Erbprinz von Baden Herzog von Zähringen
  28. (フィリップ殿下の母アリス殿下の出身バッテンベルク家本家筋)ヘッセン家当主/ヘッセン方伯ドナトゥス殿下(Donatus : His Royal Highness The Landgrave of Hesse : ハインリヒ・ドナトゥス・プリンツ・ウント・ラントグラーフ・フォン・ヘッセンHeinrich Donatus Prinz und Landgraf von Hessen
  29. (フィリップ殿下の姉マルガリタ殿下の孫)ホーエンローエ=ランゲンブルク公フィリップ殿下(Philipp : His Serene Highness The Prince of Hohenlohe-Langenburg : フィリップ・フュルスト・ツー・ホーエンローエ=ランゲンブルクPhilipp Fürst zu Hohenlohe-Langenburg
  30. (フィリップ殿下の従妹の息子/第3代マウントバッテン・オブ・バーマ伯爵の妻)マウントバッテン・オブ・バーマ伯爵夫人ペネロペ・ナッチブル閣下(Penelope Knatchbull : The Countess Mountbatten of Burma)

追記:
 ケント公爵エドワード王子殿下とアレクサンドラ王女殿下はエリザベス2世陛下のいとこであるほかに、ギリシャ王室の系譜からフィリップ王子殿下の従妹の子供ということになります。
 フィリップ王子殿下とヘッセン方伯ドナトゥス殿下の関係ですが、バッテンベルクがヘッセンの貴賤結婚の子孫であることの他に、ドナトゥス殿下の祖父の弟クリストフ殿下がフィリップ殿下の姉ソフィア殿下と結婚をしていること、ドナトゥス殿下の高祖父(祖父の祖父)ヘッセン方伯フリードリヒ殿下がフィリップ殿下の曾祖母ルイーセ陛下(デンマーク王クリスチャン9世の王妃)の弟にあたるという関係があるようです。

 

追記2:
 Daily Express が30人の写真をまとめて掲載していたのでリンクしておきます。

Daily Express(@dailyexpress) • Instagram写真と動画

 

関連:
 葬儀(2021年4月17日):英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の葬儀

 バーデン大公世子ベルンハルト殿下、ヘッセン方伯ドナトゥス殿下、ホーエンローエ=ランゲンブルク公フィリップ殿下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の葬儀に参列するために自主隔離に入っているとする情報(2021年4月)

バーデン大公世子ベルンハルト殿下、ヘッセン方伯ドナトゥス殿下、ホーエンローエ=ランゲンブルク公フィリップ殿下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の葬儀に参列するために自主隔離に入っているとする情報(2021年4月)

 バーデン大公世子ベルンハルト殿下(ツェーリンゲン公子 : His Royal Highness【His Grand Ducal Highness】 Hereditary Prince Bernhard of Baden, Duke of Zähringen : ベルンハルト・エルププリンツ・フォン・バーデン・ヘルツォーク・フォン・ツェーリンゲンBernhard Erbprinz von Baden Herzog von Zähringen
 ヘッセン家当主/ヘッセン方伯ドナトゥス殿下(Donatus : His Royal Highness The Landgrave of Hesse : ハインリヒ・ドナトゥス・プリンツ・ウント・ラントグラーフ・フォン・ヘッセンHeinrich Donatus Prinz und Landgraf von Hessen
 ホーエンローエ=ランゲンブルク公フィリップ殿下(Philipp : His Serene Highness The Prince of Hohenlohe-Langenburg : フィリップ・フュルスト・ツー・ホーエンローエ=ランゲンブルクPhilipp Fürst zu Hohenlohe-Langenburg
 が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)の葬儀に参列するために自主隔離に入っているという記事が出ています。
 この措置は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴い要求されているものです。

 フィリップ王子殿下の遺言に従って葬儀に参列するとみられています。

 バーデン大公世子ベルンハルト殿下とホーエンローエ=ランゲンブルク公フィリップ殿下は、祖母がフィリップ殿下の姉(セオドラ殿下とマルガリタ殿下)であり、またフィリップ殿下の母アリス殿下の系統バッテンベルク家はヘッセン(=ダルムシュタット)家の貴賤結婚の子孫です(ダルムシュタット系統=ヘッセン大公室は消滅しており、現在ではヘッセン=カッセル系統のドナトゥス殿下がヘッセン全体の当主となっています)。
追記:
 フィリップ王子殿下とヘッセン方伯ドナトゥス殿下の関係ですが、バッテンベルクがヘッセンの貴賤結婚の子孫であることの他に、ドナトゥス殿下の祖父の弟クリストフ殿下がフィリップ殿下の姉ソフィア殿下と結婚をしていること、ドナトゥス殿下の高祖父(祖父の祖父)ヘッセン方伯フリードリヒ殿下がフィリップ殿下の曾祖母ルイーセ陛下(デンマーク王クリスチャン9世の王妃)の弟にあたるという関係があるようです。

 

 (英語)Prince Philip's close family from Germany is isolating in Ascot for the funeral | Daily Mail Online

For now, Bernhard, Hereditary Prince of Baden; Prince Donatus, Landgrave of Hesse; and Prince Philipp of Hohenlohe-Langenburg are all behind closed doors in a house near Ascot.

 

関連:
 英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の葬儀に参列する30名についての報道(2021年4月)

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、キリスト教/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下による成聖式に臨席(2021年3月)王室礼拝堂の修理された十字架への成聖

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 キリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Porfirije, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)は、聖アンデレ王室礼拝堂の修理された十字架の成聖式をおこないました。

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)およびユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)が参列。

 

写真のみ(00:22~01:51あたり)/
Телевизија Храм:
Вести из Цркве за 18.03.2021. – YouTube

 

 ポルフィリイェ総主教の着座以来、アレクサンダル2世殿下夫妻との会見・会談は初めてとなります。

 

 (英語:セルビア王室 公式サイト)PATRIARCH PORFIRIJE CONSECRATES HOLY CROSS FOR ROYAL CHAPEL OF SAINT ANDREW THE FIRST CALLED – The Royal Family of Serbia
 (英語:セルビア正教会 総主教庁 公式サイト)Patriarch Porfirije Consecrates Holy Cross for Royal Chapel of Saint Andrew the First Called | Serbian Orthodox Church [Official web site]

 

 

Aleksandar II Karadjordjevic(@royalserbia) • Instagram写真と動画

 

関連(キリスト教 高位聖職者のニュース):
 着座式(2021年2月19日):キリスト教/セルビア総主教ポルフィリイェ聖下の着座式

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室のフィリップ王子殿下夫妻が、キリスト教/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下の葬儀に参列(2021年3月)

 2021年3月6日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラヴィア王室のユーゴスラビア王子【セルビア王子】フィリップ殿下(His Royal Highness Prince Philip of Yugoslavia / Serbia : フィリプ・カラジョルジェヴィッチFilip Karađorđević)とユーゴスラビア王子妃【セルビア王子妃】ダニカ殿下(Her Royal Highness Princess Danica of Yugoslavia / Serbia : ダニカ・カラジョルジェヴィッチDanica Karađorđević)は、キリスト教/東方正教会/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下(His Grace Bishop Atanasije)の葬儀に参列しました。

 ダバル=ボスニア府主教フリゾストム座下(His Eminence Metropolitan Hrizostom of Dabar-Bosnia)らが司式。

 ボスニア・ヘルツェゴビナのスルプスカ共和国【セルビア人共和国】大統領ジェリカ・ツヴィヤノヴィッチ閣下(Željka Cvijanović)、
 モンテネグロ首相ズドラヴコ・クリヴォカピッチ閣下(Zdravko Krivokapić)、
 らも参列しています。

 

 

Краљевски дом Карађорђевића 🇷🇸(@royal.serbia) • Instagram写真と動画

 

関連:
 訃報(2021年3月4日):キリスト教/セルビア正教会のアタナシイェ主教座下が永眠(1938~2021)元ザフムリェ・ヘルツェゴビナ・沿海主教。新型コロナウイルス感染症【COVID-19】によるセルビア正教会の主教以上の永眠は5人目

 

 フィリップ殿下は、現在の当主アレクサンダル2世皇太子殿下の次男です。

※葬儀の動画/
一つ目の動画(02:06あたり)より/
左から、ダニカ妃殿下、フィリップ王子殿下、モンテネグロ首相クリヴォカピッチ閣下:

二つ目の動画(59:00あたり)より/
左端がスルプスカ共和国大統領ツヴィヤノヴィッチ閣下、右端がフィリップ王子夫妻:

 

Телевизија Храм:
Вести из Цркве за 06.03.2021. – YouTube

 

Телевизија Храм:
Опело и сахрана блаженопочившег Епископа Атанасија – YouTube

訃報(2021年3月14日):モンテネグロのジョルジェ=ジョコ・ペトロヴィッチ・ニェゴシュ氏が死去(1936?~2021)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】?

 2021年3月14日、モンテネグロのジョルジェ=ジョコ・ラドヴ・ペトロヴィッチ・ニェゴシュ氏(Đorđije-Đoko Radov Petrović Njegoš)が死去したという情報が出ています。
 1936年生まれの85歳。

 同家はセルビアに発し、モンテネグロにおいて聖職者と君主を兼ね、近代では公国・王国を成立させますが、同氏は王室からはかなり遠い系統のようです。

※下記の訃報告知(一番上)で、ペトロヴィッチとニェゴシュの間にハイフンがないので、とりあえずこれを表記としておきます。

 

 (セルビア語ラテン文字【モンテネグロ語】)ĐORĐIJE – ĐOKO Radov PETROVIĆ NJEGOŠ – Umrli.me

 (セルビア語:セルビア正教会モンテネグロ・沿海府主教庁 公式サイト)Крај цркве Светог Саве на Његушима сахрањен Ђорђије Петровић Његош | Православна Митрополија црногорско-приморска (Званични сајт)

※上記のセルビア正教会モンテネグロ府主教庁 公式サイトを引用する形で情報を出した、あまり学術的ではないサイト/
 (フランス語)Mort du prince George Radov Petrović Njegoš du Monténégro
おきます。

 

Краљевски дом Карађорђевића 🇷🇸はInstagramを利用しています:「У недељу 14. марта 2021. године, преминуо је кнез Ђорђије Радов Петровић Његош, потомак светородне владарске династије Петровић Његош, која…」

 

 セルビア正教会モンテネグロ府主教庁 公式サイトによりますと、ウイルスが原因としているので、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】によると思われます。
 系譜として、ヴァシリイェ・ペトロヴィッチ(モンテネグロ府主教ヴァシリイェ3世)の直系子孫とし、イヴァンという子息がいるようです(細かい系譜は不明)。
追記:
 ヴァシリイェ3世の兄の子孫ではないかと思いますが……。

 また、2020年11月20日に永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の重鎮、モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下(His Eminence Metropolitan Amfilohije of Montenegro and the Littoral)の右腕だったと書かれています。

 

関連:
 訃報(2020年10月30日):キリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下が永眠(1938~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の治療で入院との既報 – キリスト教 高位聖職者のニュース