訃報(2020年11月5日):フランスの第12代アルクール公爵フランソワ・アンリ・アルクールが薨去(1928~2020)

 2020年11月5日、フランス貴族の第12代アルクール公爵・ブーヴロン公爵フランソワ・アンリ・アルクールFrançois Henri Harcourt, 12th Duke of Harcourt, Duke of Beuvron)が薨去したという情報が出ています。
 1928年12月10日生まれの91歳。

 フランスと英国に広がったアルクール家【ハーコート家】のブーヴロン系統の当主です。

 公爵位は遠縁のジョフロワ・ベルナール・アルクールGeoffroy Bernard Harcourt)が継承ということになるようです。

 

スペインのフェルナンド・プリモ・デ・リベラ・イ・オリオル閣下によるプリモ・デ・リベラ公爵位継承(第4代)が許可される(2020年7月・9月)

 2020年9月28日付の文書が出ていますが、2020年7月22日に、フェルナンド・プリモ・デ・リベラ・イ・オリオル閣下(The Most Excellent Fernando Primo de Rivera y Oriol)によるプリモ・デ・リベラ公爵の継承が許可されていたようです。

 

 (スペイン語)Disposición 11329 del BOE núm. 257 de 2020

 

 父である先代の公爵の薨去は2018年12月で、かなり時間が経過しています。
 フランコ総統の埋葬の件やフランコ総統に叙爵された爵位をどうするかという、主に政治的なことが原因で時間がかかったのかもしれません(申請が遅かっただけという可能性もありますが)。

関連:
 訃報(2018年12月3日):第3代プリモ・デ・リベラ公爵ミゲル・プリモ・デ・リベラ・イ・ウルキホ閣下が薨去(1934~2018)一般的に独裁者と呼ばれる第2代エステーリャ侯爵ミゲル・プリモ・デ・リベラ・イ・オルバネハ閣下(スペイン首相)の孫、第3代エステーリャ侯爵ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラ・イ・サエンス・デ・ヘレディア閣下(ファランヘ党初代党首)の甥

 

英国のタブロイド紙「The Sun」が、4月にウィリアム王子殿下が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で発症していたと報道(2020年10月)一時期呼吸困難。チャールズ皇太子殿下とジョンソン首相閣下の感染もあったため、パニックになるのを恐れて秘匿したとしています

 英国のタブロイド紙「The Sun」が、今年【2020年】の4月に、英国王室のケンブリッジ公爵ウィリアム王子殿下(Prince William : His Royal Highness The Duke of Cambridge)が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】を発症しており、一時期呼吸困難で周囲は慌てていたと報道しています。

 同紙によると、当時はチャールズ皇太子殿下やジョンソン首相閣下の感染が報じられており、殿下自身の感染を公表することで社会をパニック・モードにしたくなかったため、秘匿してオンラインで公務をこなしていたということです。

 なお、タブロイド紙のため、信憑性はとりあえずわからないということだけは付記しておきます。
追記:
 他の複数の現地メディアも報道している模様。

 

 (英語)Prince William battled coronavirus in April but kept it secret because he didn't want to alarm nation

 “ウィリアム王子 4月に新型コロナ感染” 英メディア報道 | 新型コロナウイルス | NHKニュース

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
英ウィリアム王子 新型コロナに感染していた(2020年11月2日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=arwmVny2mhc

 

正統派フランス王位継承者ルイ20世ことアンジュー公ルイ殿下が、オテル・デ・ザンヴァリッドを訪問(2020年9月)

 2020年9月13日、正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・ド・ブルボン殿下(Louis de Bourbon : Monseigneur The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウ閣下 : The Most Excellent Luis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)は、オテル・デ・ザンヴァリッド(アンヴァリッド旧・軍病院)を訪問しました。

 この施設は、ルイ14世が傷病兵看護のために計画したものです。
 1671年から計画は始まっていて、動画の表記など見ると、350周年記念式典となっています(一年早い気もしますが、詳細は不明)。

 

Louis de Bourbon, Duc d’Anjou(アンジュー公ルイ・ド・ブルボン 公式チャンネル):
350ème anniversaire de la Fondation des Invalides – YouTube

 

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Un mois après ma venue, je suis heureux de partager avec vous ces images. Depuis Louis XIV, voilà 350 ans que les invalides sont honorés et soignés à Paris. Je remercie à nouveau le Général de Saint Chamas, gouverneur des Invalides, pour son invitation et son chaleureux accueil https://t.co/QgSX6NLlE8」 / Twitter

 

 (フランス語:正統派のサイト)350 ans de la fondation de l'Hôtel des Invalides – Message de Mgr le Duc d'Anjou

 

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「J'ai maintenu la tradition malgré la situation sanitaire en souvenir de mon ancêtre Louis XIV qui a créé l'institution des Invalides il y a 350 ans. https://t.co/MtrwVBuJ8o」 / Twitter

 

La LégitimitéさんはTwitterを使っています 「Le Prince @louisducdanjou était présent aujourd’hui, en tant qu’aîné des Capétiens et héritier de son ancêtre #LouisXIV, au 350ème anniversaire de la Fondation des Invalides. ••• #France @diocese_armees @INI_Invalides @CEMAT_FR @armeedeterre @EtatMajorFR @Malte_France https://t.co/FOGGFRPaZE」 / Twitter

 

動画:英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下が、自身がパトロンを務める、私立のビジネススクール(LSBF)などを運営する企業(GUS)にメッセージ映像(2020年10月)

 英国王室(イギリス王室)のケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)による、自身がパトロンを務める私立のビジネススクールなどを運営する企業のチャンネルで公開するためのメッセージ映像です。

※グローバル・ユニバーシティ・システムズ(Global University Systems : GUS)は、ロンドン・スクール・オブ・ビジネス・アンド・ファイナンス(London School of Business and Finance : LSBF)などを運営しているようです。

 

Global University Systems (GUS):
HRH Prince Michael of Kent, Royal Patron of LSBF (GUS) – YouTube