結婚式(2018年10月6日):スペインの第15代ウエスカル公爵フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下とソフィア・パラスエロ嬢。前スペイン王妃ソフィア陛下、旧ブルガリア王シメオン2世陛下夫妻、現在スペインで最多称号を保持する第20代メディナセリ女公爵殿下(21歳)らが参列

 2018年10月6日、スペイン貴族の第15代ウエスカル公爵フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Fernando Fitz-James Stuart, 15th Duke of Huéscar, : The Most Excellent The Duke of Huéscar, Grandee of Spain)とソフィア・パラスエロ嬢(Sofía Palazuelo)の結婚式が執りおこなわれたようです。

 フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下は、1990年9月14日生まれの28歳。
 すでにウエスカル公爵号を譲られていますが、第19代アルバ公爵カルロス・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Carlos Fitz-James Stuart, 19th Duke of Alba : The Most Excellent The Duke of Alba)の継嗣です。

 

¡HOLA!:
La boda de SOFÍA PALAZUELO y FERNANDO FITZ-JAMES STUART – YouTube

 

¡HOLA!:
SOFÍA PALAZUELO y FERNANDO FITZ-JAMES STUART ya son marido y mujer – YouTube

 

大昔の映画みたいな画質ですが……/
JRR Mundo:
Los duques de Huéscar se dan el «sí, quiero» – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=yAK7HQunVhM

 

La Vanguardia:
El vals nupcial de Fernando Fitz-James Stuart y Sofía Palazuelo – YouTube

 

Invitados a la boda de Fernando Fitz James Stuart y Sofía Palazuelo – 動画 Dailymotion

 

Fernando Fitz-James y Sofía Palazuelo, tras darse el 'sí, quiero' – 動画 Dailymotion

 

La llegada de Sofía Palazuelo al altar – 動画 Dailymotion

 

 (スペイン語)Así ha sido la gran boda de Fernando Fitz-James Stuart y Sofía Palazuelo
 (スペイン語)La larga lista de invitados a la boda del duque de Huéscar y Sofía Palazuelo – Foto
 (スペイン語)Radiante enlace del duque de Huéscar y Sofía Palazuelo
 (スペイン語)Boda del duque de Huéscar y Sofía Palazuelo: errores y aciertos de estilo
 (スペイン語)La Reina Sofía asiste a la boda del duque de Huéscar y Sofía Palazuelo | Gente | Agencia EFE
 (スペイン語)Las imágenes oficiales de la boda de Sofía Palazuelo y Fernando Fitz-James Stuart
 (スペイン語)Imágenes boda de Fernando Fitz-James Stuart y Sofía Palazuelo

 (英語:ブルガリア王室公式サイト)HIS MAJESTY KING SIMEON AND QUEEN MARGARITA WERE GUESTS AT THE WEDDING OF THE YEAR IN SPAIN « H.M. King Simeon II

 

 (写真)Fotos: Los invitados a la boda del duque de Huéscar y Sofía Palazuelo, en imágenes | Gente y Famosos | EL PAÍS

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

 

※王室・貴族関係者などだけ貼り付けておきます。

前スペイン王妃ソフィア陛下(Her Majesty Queen Sofía of Spain):
Queen Sofia attends the wedding of Fernando Fitz-James Stuart and… ニュース写真 | Getty Images
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旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキSimeon Saxe-Coburg-GothaSimeon Sakskoburggotski)と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカMargarita Saxe-Coburg-GothaMargarita Sakskoburggotska):
Simeon of Bulgaria and wife Margarita Gomez Acebo attend the wedding… ニュース写真 | Getty Images
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現在スペインで最多称号を保持する、21歳の第20代メディナセリ女公爵/ホーエンローエ=ランゲンブルク公女ビクトリア殿下(Her Serene Highness Princess Victoria of Hohenlohe-Langenburg, 20th Duchess of Medinaceli):
Duchess of Medinaceli Victoria de Hohenlohe-Langenburg attends the… ニュース写真 | Getty Images
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向かって左がカラブリア公爵未亡人アナ殿下(Her Royal Highness Princess Anne of Orléans, Duchess of Calabria : フランス王女オルレアン公女アンヌ殿下)、向かって右がテッサ・デ・バビエラTessa de Bavieraマリア・テレサ・デ・バビエラMaria Teresa de Baviera : スペイン王室女系子孫で、スペイン王子の称号を得たバイエルン王子の男系子孫):
Princess Ana of France and Tessa of Baviera attend the wedding of… ニュース写真 | Getty Images
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フランス貴族系第4代アーレンベルク公爵/アーレンベルク公子ピエール殿下(His Serene Highness Prince Pierre of Arenberg, 4th French Duke of Arenberg):
Pierre d’Arenberg attends the wedding of Fernando Fitz-James Stuart… ニュース写真 | Getty Images
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新郎の従弟で、シルエラ伯爵(グランデ)の継嗣ハコボ・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(The Most Excellent Jacobo Fitz-James Stuart)とアセラ・ペレス・ベセリル夫人(Asela Pérez Becerril):
Jacobo Fitz-James Stuart and Asela Perez Becerril attends the wedding… ニュース写真 | Getty Images
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新郎の従妹ブリアンダ・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(The Most Illustrious Brianda Fitz-James Stuart):
Brianda Fitz-James Stuart attends the wedding of Fernando Fitz-James… ニュース写真 | Getty Images
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パナギュリシテ公妃/ブルガリア王子妃カルラ殿下(Her Royal Highness Princess Carla of Bulgaria, The Princess of Panagyurishte, Princess of Saxe-Coburg and Gotha, Duchess of Saxony):
CarlaBulgariaさんはInstagramを利用しています:「Hace 25 años la Duquesa De Alba asistió a nuestra boda. Hoy me hace especial ilusión asistir a la de su nieto Fernando. Felicidades y todas…」

 

Техни Величества Царят и Царицата бяха… – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook

 

ベルギー系メディアの報道によると、ヴェネツィア訪問中の前ベルギー王妃パオラ陛下が脳卒中で入院とのこと(2018年9月)「重態ではない」との医師のコメント

 前ベルギー王妃パオラ陛下(Her Majesty Queen Paola of Belgium)が、訪問先のイタリア共和国ヴェネツィアで脳卒中のため病院に運ばれたようです。
 医師によれば「重態ではない」とのこと。

 前ベルギー王アルベール2世陛下(His Majesty King Albert II of Belgium)が同行している模様。

 

 (フランス語)La reine Paola victime d'un accident vasculaire cérébral, ses jours ne seraient pas en danger

 

ブルガリアの裁判所が、旧ブルガリア王シメオン2世陛下に対してヴラナ宮殿を政府に“返還”するよう判断(1946年に共産党政権が強制的に接収し、1990年代に憲法裁判所により王室に返還されていた)。陛下と対立している首相の意向を裁判所が丸飲みか。陛下は「またも亡命に追い込まれようとしている」と欧州司法裁判所に提訴を準備(2018年9月)

 ブルガリア語の記事はよくわからなかったので Royal Central の英語の記事になりますが、ここは時々いい加減なことを書くので、注意しつつ情勢を見ていきます。

 

 (英語)Tsar Simeon: “I am being forced into exile again” – Royal Central

 

 Royal Central は完全に旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキSimeon Saxe-Coburg-GothaSimeon Sakskoburggotski)の側を支持しています。

 ヴラナ宮殿は、1946年に共産党政権が強制的に接収し(シメオン2世陛下は亡命)、共産主義政権崩壊後の1990年代に憲法裁判所により王室に返還されていたようです(陛下と姉のブルガリア王女マリヤ・ルイザ殿下(コハーリ女公 : Her Royal Highness Princess Maria Louise of Bulgaria, Princess of Koháry【Fürstin Koháry】)に返還)。
 その後、公園部分がソフィア市に寄贈。
 シメオン2世陛下と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカMargarita Saxe-Coburg-GothaMargarita Sakskoburggotska)が暮らしています。

 憲法裁判所の判断が覆されたとすると、同じく憲法裁判所の判断なのかと思いますが、上記の記事からははっきりしません。

 また同記事によれば、(今のところなぜか名前をはっきり書いていませんが)、ボイコ・ボリソフ首相(Boyko Borisov)の意向を裁判所が丸飲みしたように受け取れます。

 陛下は「またも亡命に追い込まれようとしている」と発言し、欧州司法裁判所への提訴を準備。
 首相の意向を裁判所が丸飲みしたと判断されれば、権力の分立が崩れており、欧州連合の中で問題視される可能性もあります(今の EU にそんなことしている「体力」があるとも思えませんけれど)。

 はたしてどうなることでしょう。

 

関連:
 インタビュー映像:旧ブルガリア王シメオン2世陛下、ヴラナ宮殿所有問題について(2018年10月)

 

旧ブルガリア王シメオン2世陛下が著書のポルトガル版発行を機に同国を訪問。姪のアレクサンドラ・ナデジダ公女やポルトガル大統領と会見(2018年7月)

 旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキSimeon Saxe-Coburg-GothaSimeon Sakskoburggotski)と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカMargarita Saxe-Coburg-GothaMargarita Sakskoburggotska)は、シメオン2世陛下の著書(自伝)のポルトガル版発行を機にポルトガル共和国を訪問しました。

 姪のアレクサンドラ・ナデジダ公女(Princess Aleksandra Nadejda)や、ポルトガル共和国大統領マルセロ・レベロ・デ・ソウザ教授閣下(マルセロ・ヌノ・ドゥアルテ・レベロ・デ・ソウザ大統領 : His Excellency Prof Marcelo Rebelo de Sousa)と会見した模様。

 シメオン2世陛下は、女系でハンガリー貴族の名門コハーリ家の子孫となっていて、その当主的立場にある、とみなされていたか、本人がそう思っていたか、よくわからないのですが、2012年に出た情報によると、コハーリの称号について、姉のブルガリア王女マリヤ・ルイザ殿下(コハーリ女公 : Her Royal Highness Princess Maria Louise of Bulgaria, Princess of Koháry【Fürstin Koháry】)とその二度目の結婚の子孫に譲ったという状況になっているようです。
 アレクサンドラ・ナデジダ公女はマリヤ・ルイザ殿下の二度目の結婚の第一子で、アレクサンドラ・ナデジダ公女の子供も同じく称号付きで言及されていることがあります。

 

 (英語:旧ブルガリア王シメオン2世公式サイト)THE PRESIDENT OF PORTUGAL H.E. MR. MARCELO REBELO DE SOUSA WAS SPECIAL GUEST TO THE PREMIERE OF THE AUTOBIOGRAPHICAL BOOK OF KING SIMEON IN PORTUGESE « H.M. King Simeon II

 

Mujerhoyによるインタビュー記事(スペイン語):ハノーファー王子妃アレッサンドラ殿下【アレッサンドラ・デ・オスマ】へのインタビュー(2018年5月)

 2018年3月16日にハノーファー王子クリスティアン殿下(His Royal Highness Prince Christian of Hanover, Duke of Brunswick and Lüneburg, Prince of Great Britain and Ireland : クリスティアン・プリンツ・フォン・ハノーファーChristian Prinz von Hannover)と結婚式を挙げた、ハノーファー王子妃アレッサンドラ殿下(Her Royal Highness Princess Alessandra of Hanover : アレッサンドラ・デ・オスマAlessandra de Osma)へのインタビュー記事(スペイン語)が掲載されています。

 

 (スペイン語)Alessanda de Osma: así es la it girl del momento | Mujerhoy.com

 

 内容は本人に関することがほとんどで、ハノーファー王室については特にないです。