訃報(2018年4月17日):“サー”・ピーター・アンソン準男爵海軍少将、卒去(1924~2018)

 2018年4月17日、英国の連合王国準男爵、“サー”・ピーター・アンソン準男爵海軍少将(第7代準男爵 : Rear Admiral Sir Peter Anson, CB, DL, 7th Baronet)が卒去したようです。
 1924年7月31日生まれの93歳。
 爵位保有者も出しているアンソン家の一員です。

 卒去に伴い、長男のフィリップ・アンソン氏(Philip Anson)が第8代準男爵となっていると思われます。

 

 (英語)Sir Peter Anson dies aged 93 | News | Farnham Herald
 (英語)ANSON – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

訃報(2018年3月29日):“サー”・ウィリアム・グラッドストン準男爵(第7代)、卒去(1925~2018)ガーター騎士団の騎士。グラッドストン首相の曾孫(首相は初代準男爵の四男で自身は準男爵となっていないが子孫が準男爵位を継承)

 2018年3月29日、“サー”・ウィリアム・グラッドストン準男爵(第7代 : Sir William Gladstone, 7th Baronet, KG, JP, DL)が卒去したようです。
 1925年10月29日生まれの92歳。

 1999年にガーター騎士団の騎士に叙任されていました。

 英国のグラッドストン首相の曾孫です(首相は初代準男爵の四男で自身は準男爵となっていないが、年長系の男系男子が絶えたため、子孫が準男爵位を継承)。

 卒去に伴い、子息のチャールズ・グラッドストンCharles GladstoneチャーリーCharlie)が準男爵位を継承するものと思われます。

 

 (英語)GLADSTONE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

婚約(2018年3月):英国の第8代クロフトン男爵エドワード・クロフトン閣下とマリー=イザベル・フォン・マルトツァーン、フライイン・ツー・ヴァルテンベルク・ウント・ペンツリーン

 英国のアイルランド貴族/第8代クロフトン男爵エドワード・クロフトン閣下(Edward Crofton, 8th Baron Crofton : The Right Honourable The Lord Crofton : クロフトン卿)とマリー=イザベル・フォン・マルトツァーン、フライイン・ツー・ヴァルテンベルク・ウント・ペンツリーンMarie-Isabelle von Maltzan, Freiin zu Wartenberg und Penzlin)が婚約したとのことです。

 クロフトン男爵閣下は1988年生まれ、
 マリー=イザベル嬢は1991年生まれのようです。

 

 (英語)Lord Crofton and Marie-Isabelle von Maltzan, Freiin zu Wartenberg und Penzlin – Engagements Announcements – Telegraph Announcements

訃報(2018年3月5日):“サー”・チャールズ・ウォーズリー準男爵、卒去(1944~2018)

 2018年3月5日、英国のイングランド準男爵、“サー”・チャールズ・ウォーズリー準男爵(Sir Charles Wolseley, 11th Baronet)が卒去した模様です。
 1944年6月16日生まれの73歳。
 ウォーズリー準男爵位は同族が保有する二つの位がありますが、サー・チャールズは年長系のイングランド準男爵のほうの第11代です。
 サー・チャールズの卒去に伴い、子息のスティーヴン・ウォーズリーStephen Wolseley)が第12代準男爵となっていると思われます。
追記(2018年5月):
 この子息の実在に疑問を呈する情報が出ています。

 もう片方のアイルランド準男爵のほうのウォーズリー準男爵位は、現在の準男爵が法的に確定していません(詳細は不明ですが、現在準男爵とされている/主張している人物よりも年長系統の男系男子が存在する可能性があるのかもしれません。Debrettにもひどく曖昧な書き方がされていました)。

 

 (英語)WOLSELEY – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

訃報(2018年3月4日):“サー”・ウィリアム・マカルパイン準男爵閣下、卒去(1936~2018)

 2018年3月4日、“サー”・ウィリアム・マカルパイン準男爵閣下(Sir William McAlpine, 6th Baronet : The Honourable Sir William Hepburn McAlpine Bt FRSE)が卒去した模様。
 1936年1月12日生まれの82歳。
 この三ヶ月、敗血症の治療を受けていたようです。

 卒去に伴い、子息のアンドルー・マカルパイン氏が準男爵位を継承するものと思われます。

 マカルパイン準男爵は、サー・ロバート・マカルパイン社を創設しコンクリート・ボブ(”Concrete Bob”)とあだなされた“サー”・ロバート・マカルパイン準男爵(Sir Robert McAlpine, 1st Baronet)を初代としています。
 “サー”・ウィリアムは、その曾孫にあたるようです。

 “サー”・ウィリアムの父で先代(第5代)準男爵の故エドウィン・マカルパイン閣下(Edwin McAlpine, Baron McAlpine of Moffat)は、一代貴族のマカルパイン・オブ・モファット男爵に叙されていたため、“サー”・ウィリアムは男爵の息子である“The Honourable”をつけて称されます(Honourable系統の単語は当サイトでは“閣下”と訳しています。ほかに日本語の訳語もないため)。
 また、“サー”・ウィリアムの弟アリスター・マカルパインAlistair McAlpine, Baron McAlpine of West Green)も一代貴族のマカルパイン・オブ・ウェスト・グリーン男爵に叙されています。

 

 (英語)Saviour of Flying Scotsman dies – Henley Standard
 (英語)Obituary: Sir William McAlpine – 1936-2018 – Henley Standard
 (英語)Flying Scotsman saviour dies aged 82
 (英語)Tributes pour in for 'gentle and generous' multi-millionaire railway enthusiast Sir William McAlpine | Bucks Free Press

 (英語)McALPINE – The Hon. Sir William Hepburn, Bt. – Deaths Announcements – Telegraph Announcements