懐妊(2007年3月):オランニェ=ナッサウ公子妃エメ殿下が第一子を懐妊

 オランダ女王ベアトリクス陛下の甥にあたるオランニェ=ナッサウ公子フローリス殿下(His Highness Prince Floris of Orange-Nassau)の妻エメ妃殿下(Her Highness Princess Aimée of Orange-Nassau)が、二人の間の第一子を懐妊している模様です。

 今年(2007年)10月出産予定。

 フローリス殿下は結婚にあたってオランダ議会の許諾を得なかったために、オランダ王位継承順位に並んでいません。

 

誕生(2007年3月19日):ヨルダンのアブドッラー・ビン・アル・アリー王子殿下

 2007年3月19日、ヨルダン・ハシミテ王国のアリー・ビン・アル・フセイン王子殿下(His Royal Highnesses Prince Ali bin Al Hussein)とリム・アル・アリー王子妃殿下(Her Royal Highness Princess Rym Al Ali)の第二子・長男となるアブドッラー・ビン・アル・アリー王子殿下(His Royal Highness Prince Abdullah bin Al Ali)が誕生したようです。

 

誕生(2007年3月14日):シメオン=ハッサン・ムニョス(ブルガリア王女カリナ殿下の息子)

 2007年3月14日、ブルガリア王女カリナ殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女 : ザクセン公女 : ムラニー女伯爵 : Her Royal Highness Princess Kalina of Bulgaria, Princess of Saxe-Coburg and Gotha, Duchess in Saxony, Countess of Murany)と夫のキティン・ムニョス氏(Kitín Muñoz)の間の第一子・長男となるシメオン=ハッサン・ムニョスSimeon Hassan Muñoz)が誕生したようです。

 シメオンは母方の祖父の旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)から。
 ハッサンは、故モロッコ王ハッサン2世からとのことです。

追記:
 その後、いくつかの場で、シメオン・ハッサン公子(Prince Simeon Hassan)として言及されていますが、具体的に称号の授与があったのかどうかは不明。

 

訃報(2007年3月13日):ロシア公女エカテリーナ・イヴァノヴナ殿下、薨去(1915~2007)

 2007年3月13日、ロシア公女エカテリーナ・イヴァノヴナ殿下(Her Highness Princess Catherine Ivanovna of Russia)が、ウルグアイ東方共和国の首都モンテビデオで薨去された模様です。
 1915年6月25日(12日)生まれの91歳。

 ロシア帝国滅亡前に最後に生まれたロシア帝室の一員。

 

懐妊(2007年3月):ニコラス・ウィンザー卿夫人パオラ、懐妊

 ニコラス・ウィンザー卿(Lord Nicholas Windsor)の妻パオラ夫人(Paola : Lady Nicholas Windsor)が懐妊しているそうです。

 ニコラス・ウィンザー卿は、ケント公爵エドワード王子殿下(イギリス女王エリザベス2世陛下の従弟)の次男で、1917年の勅令が決定している王子の範囲に入らないため公爵の継嗣以外の子供の扱い、つまり「卿(Lord)」となっています。

 ニコラス・ウィンザー卿はカトリック教徒のため、イギリス王位継承順位には並んでおらず、生まれてくる子供もカトリックの洗礼を受ければ継承順位には並びません。