訃報(2021年8月21日):リヒテンシュタイン公妃マリー殿下が薨去(1940~2021)

 2021年8月21日、リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)が薨去しました。
 1940年4月14日生まれの81歳。

 数日前に脳卒中での入院が発表されていました。

 薨去当日の夜、リヒテンシュタイン公国の全教会で弔鐘が鳴らされたようです。

追記:
 リヒテンシュタイン公国政府は8月28日までの一週間の服喪と、半旗掲揚を指示しました。

関連:
 前スペイン王妃ソフィア陛下が、8月21日に薨去したリヒテンシュタイン公妃マリー殿下の葬儀(国葬)に参列予定(2021年8月)
 葬儀(2021年8月28日):リヒテンシュタイン公妃マリー殿下の葬儀(国葬)。前スペイン王妃、元オーストリア大統領、元スイス大統領らが参列

 

 (PDFファイル【Wordファイル?】:ドイツ語:リヒテンシュタイン公室よりの発表)Microsoft Word – PM_AblebenIDF_20210821.docx

 

 (ドイツ語)Trauer um Fürstin Marie – Liechtenstein – Liechtensteiner Volksblatt, die Tageszeitung für Liechtenstein

Volksblatt.liさんはTwitterを使っています 「I. D. Fürstin Marie ist heute Abend im Beisein ihrer Familie im Spital Grabs verstorben. Wir wünschen der ganzen fürstlichen Familie viel Kraft in dieser schweren Zeit. https://t.co/B4TpT952YW」 / Twitter

Liechtensteiner Volksblatt(@volksblatt.li) • Instagram写真と動画

 

ウガンダ伝統的君主:トロ王ルキディ4世陛下が、病院のための酸素プラント建設や ICU 設置のための募金活動(2021年8月)同国の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】第三波への準備のため

 ウガンダ共和国の伝統的君主の一人/トロ王“ルキラバサイジャ”・“オヨ・ニンバ”・カバンバ・イグル・ルキデイ4世陛下(Rukirabasaija Oyo Nyimba Kabamba Iguru Rukidi IV, The Omukama of Tooro : オムカマ)は、地元のカバロレ病院のための酸素プラント建設や ICU(集中治療室) を設置するための募金活動を開始しました。

 着工式の一環として、王による、酸素プラント建設予定地の地面を耕すというか機具を使って地面を掘る行為がおこなわれた模様。

 この病院は、キリスト教のウガンダ聖公会による非営利の病院のようです。

 

 (英語)King Oyo Launches Fundraising Campaign to Install Oxygen Plant, ICU at Kabarole Hospital. | ChimpReports

 

His Majesty King Oyo of Tooro KingdomさんはTwitterを使っています 「Pleased to launch the @kabarolehosptal Oxygen Plant and ICU Beds Fundraising Campaign to help better preparedness for the third Covid-19 wave. I thank Bishop Reuben Kisembo for the initiative. I urge all Batooro and friends of Tooro in Uganda and Diaspora to donate generously. https://t.co/ftuiLXhMhH」 / Twitter

 

Kabarole Hospital C.O.UさんはTwitterを使っています 「Omukama @KingOyoOfficial breaks ground for the oxygen plant of @kabarolehosptal. #Savealife #Healthebodyandfeedthesoul #holisticministry @KabaroleDLG @JumiaUG @stanbicug @Archbp_COU @MinofHealthUG @media_56 https://t.co/NmQJgY74iz」 / Twitter

ナイジェリア伝統的君主:ベニン王エウアレ2世陛下が、2021年8月21日にワリ王に戴冠予定のショラ王子のために祈る(2021年8月)初代ワリ王はベニンの王子だったという史実か伝承がある模様

 ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty Oba Ewuare II, The Oba of Benin)は、2021年8月21日にデルタ州の伝統的君主/ワリ王への戴冠を予定しているショラ・エミコ王子(Omoba Prince Tsola Emiko)の使節と会見しました。
 使節にはトジュ・エミコ王子(Prince Toju Emiko)が含まれており(弟だと思いますが……)、ベニン王に対して、新たなワリ王に対する祈りを請願したようです。

 初代ワリ王はベニンの王子、それも後継ぎだったという史実か伝承がある模様です。ただ、それぞれの王国の現在の民族構成はまったく関係がなさそうですが。
 戴冠式前にベニン王への表敬をおこなうのが、大昔からの代々のしきたりなのかどうかはわかりませんが、ワリ王は90年に近い空位期があるため、昔になにか儀礼があっても廃れていそうではあります。
 ショラ王子から見て、先代王が叔父で、先々代王が父にあたり、後継争いが生じているという報道もあったため(そもそもショラ王子への後継に反対がないなら父の後をすぐ継ぎますので)、ベニン王から認められているというのは大事なことのように思えます。
 使節はガブリエル・アワラ(High Chief Gabriel Awala, Uwuangue of Warri)という高位首長に率いられていたそうで、おそらくこの高位首長は有力なショラ王子支持派なのでしょう。

 

祈りというか、スピーチ/
Oba Palace Benin(ベニン王宮 公式チャンネル):
HIS ROYAL MAJESTY, OBA OF BENIN PRAYS FOR PRINCE TSOLA EMIKO THE DESIGNATED OLU OF WARRI KINGDOM – YouTube

 

 

関連:
 戴冠式(2021年8月21日):ナイジェリア伝統的君主/ワリ王国のショラ王子が、ワリ王アトゥワツェ3世として戴冠

リヒテンシュタイン公妃マリー殿下が脳卒中で入院(2021年8月)

 2021年8月18日、リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)が脳卒中で入院、翌日にリヒテンシュタイン公室より手当てを受けていると発表があったようです。

 マリー妃殿下は81歳です。

続報:
 訃報(2021年8月21日):リヒテンシュタイン公妃マリー殿下が薨去(1940~2021)

 

 (ドイツ語)Fürstin Marie nach Schlaganfall im Spital – Liechtenstein – Liechtensteiner Volksblatt, die Tageszeitung für Liechtenstein

Volksblatt.liさんはTwitterを使っています 「Traurige Nachrichten aus dem Fürstenhaus: Fürstin Marie liegt mit einem Schlaganfall im Spital. https://t.co/vwKpc0MiWx」 / Twitter

訃報(2021年8月18日):アルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフ、薨去(1941~2021)トスカナ大公室系ハプスブルク家の貴賤結婚の子供

 2021年8月18日、陶芸家・彫刻家のアルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフ(Prince Franz Josef of Altenburg : フランツ・ヨーゼフ・プリンツ・フォン・アルテンブルクFranz Josef Prinz von Altenburgフランツ・ヨーゼフ・アルテンブルクFranz Josef Altenburg)が薨去したと報道されています。
 1941年3月15日生まれの80歳。

 トスカナ大公室系ハプスブルク=ロートリンゲン家の貴賤結婚の子供です。
 少し前にオーストリア共和国功績勲章のどれかを授賞していたようです。

 なお、ハプスブルク家は、2000年代の前半に過去に貴賤結婚とした多くの系統を承認しなおすということをしています。当主のカール大公殿下はそれらの方々に対し、他の一族と同じように書簡では大公(エルツヘルツォーク)などと呼び掛けているとの情報もあります。
 今回薨去したアルテンブルク公子フランツ・ヨーゼフは、称号も法律上の名前(姓)も、ハプスブルクやオーストリアから離れてはいますが、それは別にオーストリア帝室にとってはどうでもいいことなので、(薨去したご本人の認識がどうかはともかくとして)オーストリア大公として承認しなおされていた可能性があります。

 

 (ドイツ語)Keramikkünstler Franz Josef Altenburg gestorben | kurier.at
 (ドイツ語)Keramiker Franz Josef Altenburg gestorben
 (ドイツ語)Bildhauer Franz Josef Altenburg gestorben – ooe.ORF.at