オンライン会合:アラブ首長国連邦【UAE】アジュマン皇太子アンマール殿下が、アジュマン最高評議会に臨席(2020年10月)

 2020年10月14日、アラブ首長国連邦【UAE】アジュマン首長国のアジュマン皇太子“シャイフ【シェイク】”・アンマール・ビン・フマイド・アル・ヌアイミー殿下(アマル皇太子 : His Highness Sheikh Ammar bin Humaid Al Nuaimi, Crown Prince of Ajman)は、自身が議長を務めるアジュマン首長国最高評議会に臨席しました。
 オンライン会合だったようです。

 

 (英語)Emirates News Agency – Ammar Al Nuaimi chairs sixth meeting of Ajman Executive Council

Emirates News Agency – وكالة أنباء الإمارات:
عمار النعيمي يترأس الجلسة السادسة للمجلس التنفيذي لإمارة عجمان عن بعد – YouTube

 

訃報(2020年10月7日):“サー”・ライオネル・タルマッシュ準男爵(第7代)、卒去(1931~2020)

 2020年10月7日、英国のグレートブリテン準男爵“サー”・ライオネル・タルマッシュ準男爵【第7代】(Sir Lyonel Tollemache, Bt : 7th Baronet)が卒去したようです。
 1931年7月10日生まれの89歳。

 卒去に伴い、次男のリチャード・タルマッシュRichard Tollemache)が第8代準男爵となります。

 なお、タルマッシュ家のこの系統は、男系および女系を通じて、複数の貴族の爵位の継承順位にも並んでいます。

 

 (英語)TOLLEMACHE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: Sir Lyonel Tollemache, 7th Baronet 1931-2020

 

アラブ首長国連邦【UAE】シャルジャ皇太子スルターン殿下が、シャルジャ最高評議会に臨席(2020年10月)

 2020年10月13日、アラブ首長国連邦【UAE】シャルジャ首長国のシャルジャ皇太子・副首長“シャイフ【シェイク】”・スルターン・ビン・ムハンマド・ビン・スルターン・アル・カーシミー殿下(His Highness Sheikh Sultan bin Mohammed bin Sultan Al Qasimi, Crown Prince and Deputy Ruler of Sharjah)は、自身が議長を務めるシャルジャ首長国最高評議会に臨席しました。

 

Emirates News Agency – وكالة أنباء الإمارات:
ولي عهد الشارقة يترأس اجتماع المجلس التنفيذي – YouTube

 

 (英語)Emirates News Agency – Sharjah Crown Prince chairs Executive Council meeting

 

WAM EnglishさんはTwitterを使っています 「#Sharjah Crown Prince chairs Executive Council meeting #WamNews https://t.co/ntr5ATf5SL https://t.co/QUghr49KQB」 / Twitter

 

ジンバブエ伝統的君主/結婚式(2020年10月11日):ロズウィ帝国(ロズウィ王国)の後裔、マムボ王マイク・モヨが二人目の妻と結婚。「ロズウィ文化では王は結婚し続けるのを止めてはいけない。来年も結婚する」

 2020年10月11日、ジンバブエ共和国の伝統的君主で、ロズウィ帝国【ロズウィ王国】の後裔であるマムボ王マイク・モヨ(King Mambo : Mike Moyo)が二人目の妻ンドロウカズィ王妃(Queen Ndlovukaziプリシラ・パーシー・ンドロヴPriscilla Percy Ndlovu)との結婚式を挙げたようです。

 マムボ王は昨年【2019年】即位したはずですが、ジンバブエ共和国は憲法・法律上に伝統的君主を認める条文を保有しておらず、公的地位は持っていない模様。
 来賓した議員は、共和国内に複数の君主を持つための議論を開始すべきと発言したようです(アフリカではそれなりの数の国が、なんらかの形で公的な地位を自国内の複数の伝統的君主に与えています)。

 マムボ王は、「ロズウィ文化では王は結婚するのは止めてはいけない」とし、来年も挙式することを宣言。
 また、エイズ【HIV】との戦いにも一夫多妻の伝統が役立つと述べています。
 加えて、離婚の増加による伝統の崩壊を心配し、文化を守ることを要求しているようです。

 マムボ王の本拠地はジンバブエ共和国/南マタベレランド州/ウムジングワネ地区のマワベニという村のようなところらしいですが、影響力がどの程度あるのかは不明。

 参列者として、上記議員の他、国全体から80人の首長が来たとのことです。
 ここで首長というのは、さほど大きくない村の村長くらいではないかと思うのですが、それにしても80人というのはかなりの数です。
 下記記事で名前が挙がっているのは、シロベラ首長マリサ(Chief Malisa of Silobela)、ルサペ首長マコニ(Chief Makoni of Rusape)、といった人たちですが、このうちマリサ首長は(複数の)君主の地位を認める憲法改正への議論の必要性を述べています。

 

 (英語)Royal wedding in Mawabeni | The Chronicle

 

The ChronicleさんはTwitterを使っています 「Royal wedding in Mawabeni https://t.co/eTWRTLTNys」 / Twitter

 

The ChronicleさんはTwitterを使っています 「A traditional dancer entertains guests during King Mambo's wedding ceremony held in Mawabeni in uMzingwane District on Sunday. https://t.co/TpxBQ9BzSc」 / Twitter

 

The skies were overcast the whole day… – Chronicle Zimbabwe | Facebook

 

訃報(2020年8月11日):シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下、薨去(1940~2020)故デンマーク王女フェオドラ殿下の子息

 2020年8月11日、シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下(Hochfürstlich Durchlaucht Prince Waldemar of Schaumburg-Lippe : ヴァルデマール・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペWaldemar Prinz zu Schaumburg-Lippe)が薨去していたようです。
 1940年12月19日生まれの79歳。アメリカ合衆国のロサンゼルスで亡くなったようで、長期の治療中だったのでしょう。

 母は故デンマーク王女フェオドラ殿下。

 ヴァルデマール公子は四回結婚しており、一回目の結婚相手との間に一人娘のシャウムブルク=リッペ公女エレオノーレ殿下(Her Serene Highness Princess Eleonore of Schaumburg-Lippe)がいます。
 四回目の結婚相手のゲルトラウト公子妃殿下(Gertraud)と(おそらく)その連れ子で公子の養子のマリオ=マックス・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペ(養子なので名前は継げますが、一族というわけではありません : Mario-Max Prinz zu Schaumburg-Lippe)が最期を看取り、火葬後に死去を含めてエレオノーレ殿下に通知するということがあったようです。よくある争いというか仲が良くないというケースであると思いますが……。

 

 (デンマーク語)Prins Waldemar er død – Ekstra Bladet

 (デンマーク語)Holdt uvidende om fars begravelse – Ekstra Bladet

 

エレオノーレ殿下によるメモリアル・サービスの参列者:
 ローセンボー伯爵子ウルリックと伯爵子夫人ユディス、娘のローセンボー伯爵女カタリーナ
 ローセンボー伯爵女シャロッテと夫のトルベン・ヴルフ
 カステル=カステル伯女ティーラ殿下と夫のカール・モーリッツ・メーズ
 ローセンボー伯爵女ヨセフィーネ
 ローセンボー伯爵女フェオドラと夫のモルテン・ポウルセン
 パウル・クリコフスキー(ロシア大公女オリガ・アレクサンドロヴナの曾孫)
 デンマーク王国駐箚チェコ共和国特命全権大使ラデック・ペック閣下
 デンマーク王国駐箚ルーマニア特命全権大使アレクサンドル・グレディナー閣下