(旧)エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下が、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下と会談?(2021年5月)

 エチオピア帝室評議会議長のエルミアス・サーレ=セラシエ・ハイレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie Haile-Selassie, President of the Crown Council of Ethiopia)が、キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下(ローマ法王フランシスコ台下 : His Holiness Pope Francis)と会談したというか立ち話している写真を投稿しています。

 ローマ教皇聖座側に会見の情報がないため、どういう位置付けのものだったのかはよくわかりません。

 

Ethiopian CrownさんはTwitterを使っています 「HIH Prince Ermias Sahle-Selassie Haile-Selassie, President of the Crown Council of Ethiopia, met with His Holiness Pope Francis I in Rome today. The subject of their talks has not yet been disclosed but was understood to focus on charitable activities in Ethiopia. https://t.co/RPqw58c5Vs」 / Twitter

 

Ethiopian CrownさんはTwitterを使っています 「An important update sharing more details around the recent meeting between His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie Haile-Selassie and His Holiness Pope Francis I. https://t.co/73oAqZXXoY」 / Twitter

 

 

懐妊発表(2021年5月):英国王室のベアトリス王女殿下(エドアルド・マペッリ・モッツィ夫人)が懐妊とのこと

 英国王室のベアトリス王女殿下、エドアルド・マペッリ・モッツィ夫人(Her Royal Highness Princess Beatrice, Mrs Edoardo Mapelli Mozzi)が懐妊と発表されました。

 出産予定は今年【2021年】秋。

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「Her Royal Highness Princess Beatrice and Mr Edoardo Mapelli Mozzi are very pleased to announce that they are expecting a baby in autumn of this year. The Queen has been informed and both families are delighted with the news. 📸 The couple on their wedding day in July 2020. https://t.co/oCHZLBa8oT」 / Twitter

デンマーク皇太子フレデリック殿下が、新型コロナウイルスワクチン一回目を接種(2021年5月)

 デンマーク皇太子フレデリック殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)が、新型コロナウイルスワクチンの一回目を接種したようです。

 どこのワクチンかは記載されていません。

 

DET DANSKE KONGEHUS 🇩🇰(@detdanskekongehus) • Instagram写真と動画

南アフリカ伝統的君主:モジャジ(雨の女王)にレクケラ王子殿下を選出した王室評議会に対し、将来的に女王になると大統領らから認められていた妹のマサラナボ王女殿下の弁護士が提訴の意向(2021年5月)

 南アフリカ共和国のロベドゥ人の君主であるモジャジ(Modjadji)または雨の女王(Rain Queen)に、ロベドゥ王室評議会(Royal Council)がレクケラ・モジャジ王子殿下(His Royal Highness Prince Lekukela Modjadji)を選出した件、妹で雨の女王の後継として大統領・政府らにも認められていたマサラナボ王女殿下(Her Royal Highness Princess Masalanabo)の代理人の弁護士が王室評議会の決定を無効として提訴するそうです。

 伝統やらなんやらの話はともかくとしても、大統領や政府が認めたことを一方的に否定した王室評議会の決定は、「伝統的指導権と政府の間の枠組みに関する法律」に違反しているんじゃないかと思うので、王室評議会はあっさり負ける可能性もあると思います(ロベドゥ人の伝統がどうあれ、彼らは南アフリカ共和国のルールに従う義務があるというか、従わされます)。が、王室評議会のほうも弁護士がいるようなので、伝統以外のことで何か理論武装してくるのかもしれません。

 これでようやく争いが始まるわけですが、それはそれとしてほかにも注目することがあります。
 一つ目は、シリル・ラマポーザ大統領をはじめとする政府・政権・与党政治家らが直接動くのか、とりあえず訴訟を見守るのかということ。
 二つ目として、テボホ・モジャジ=ケカナ王女(Princess Dr Tebogo Modjadji-Kekana)と称している/呼ばれている人物は結局のところモジャジとは関係があるのかないのかという割と重要な問題が一つ。今、世に出ている雨の女王に関する情報のある程度は、この人やこの人の支持者から来ているのではと思われるフシがあるので、この人が信頼できない人物だとすると、王室評議会の主張以外の伝統や歴史(割と最近まで)に関する話はどこまで信頼できるのかという疑問がわきます。
 そのほか、ネット署名でマサラナボ女王支持を訴えていた人がいます。こちらはンコサザナ・クラリス・ドラミニ=ズマ共生・伝統担当大臣らに彼ら(か彼女らかわかりませんが)の要望を提出するという予定でしたが、せんだっての王室評議会の記者会見や、それに続く王女の代理人による提訴を受けて、予定を変えるかもしれません。

 

※なお、多忙のため、この話を最後まで追えるかわかりません。英語では普通に情報が出てくると思うので、ものすごく興味がある方は直接そちらはどうぞ。

 

 (英語)Modjadji queenship dispute heads to court

 

関連:
 (インデックス)(2021年)南アフリカ伝統的君主:ロベドゥ人の君主モジャジ(雨の女王)にレクケラ王子殿下が選出された件に関する記事

ウガンダ伝統的君主:ブグウェ首長位(?)について訴訟が起こされている模様(2021年5月)高等裁判所判事が同地出身のため交代を申し出る

 Daily Monitor によりますと、ブグウェ首長位(Bugwe chiefdom)について訴訟が起こっているようです。

 記事中では「king(王)」や「paramount chief(大首長)」などの語も同時に使われていて、記事を書いている人も、あるいは本人たちも自分たちの位の格について結構あいまいなのかもしれません。

 ともあれ、スライマン・ゴッドフリー・ワニアマ・マチェンベSulaiman Godfrey Wanyama Machembe)という人物が、自らが植民地前の最後の君主マイェロMayero)の直系子孫であるとし、首長としてフィリップ・ワニアマ・ハシバンテ・ナハアマPhillip Wanyama Hasibante Nahaama)が選ばれたのを誤りとしているようです。
 記事中からは、ブグウェ首長の地には複数の王家があるようにも取れますが……。
 なお、選出された首長は、職業能力開発センターで戴冠式をおこなったという疑い(?)もあるとしています。

 そのほか、高等裁判所の担当判事が、現地の出身であり利益相反の可能性があるとして交代を申し出たようです。

 

 (英語)Two fight over Bugwe chiefdom seat – Daily Monitor

Daily MonitorさんはTwitterを使っています 「Two fight over Bugwe chiefdom seat https://t.co/l0JLaOW9PU #MonitorUpdates」 / Twitter