訃報(2021年7月24日):“サー”・トーマス・エスモンド【トム・エスモンド】準男爵(第17代)が卒去(1960~2021)

 2021年7月24日、英国のアイルランド準男爵“サー”・トーマス・エスモンド準男爵【第17代】(Sir Thomas Esmonde, Bt : 17th Baronet : トム・エスモンドTom Esmonde)が卒去したようです。
 1960年10月14日生まれの60歳。

 卒去に伴い、子息のショーン・エスモンドSean Esmonde)が第18代準男爵となります。

 

 (英語)Death Notice of Thomas Esmonde
 (英語)Peerage News: Dr Sir Thomas Francis Grattan [Tom] Esmonde, 17th Baronet 1960-2021

訃報(2021年7月2日):“サー”・リチャード・リー準男爵(第3代)が卒去(1926~2021)

 2021年7月2日、英国の連合王国準男爵“サー”・リチャード・リー準男爵【第3代】(Sir Richard Leigh, Bt : 3rd Baronet)が卒去したようです。
 1936年11月11日生まれの84歳。

 卒去に伴い、弟のクリストファー・リーChristopher Leigh)が第4代のリー準男爵<オルトリンガム>となったようです。

 

 (英語)Peerage News: Sir Richard Henry Leigh, 3rd Baronet 1936-2021

訃報(2021年6月24日):ニジェール伝統的君主/カツィナ(=マラディ)のスルタン、アリー・ザキが崩御(1939~2021)

 2021年6月24日、カツィナ(=マラディ)のスルタン、アリー・ザキ(The Honorable Sultan of Katsina / Maradi, Ali Zaki)が崩御したとニジェール共和国のメディアが報じています。
 1939年生まれの82歳(ただしどの月の生まれか表記されていないため、81歳の可能性があります)。

 

 (フランス語)Décès ce jour 24 juin du sultan Ali Zaki de Katsina, Maradi à 82 ans  (gouverneur) | Agence Nigérienne de Presse
 (フランス語)Maradi : obsèques officielles ce vendredi du sultan du Katsina, Ali Zaki | ActuNiger

 

 カツィナはナイジェリア連邦共和国、マラディはニジェール共和国にあります。
 ともあれ、ちょうど国境のあたりということになります。
 カツィナの君主はナイジェリア側にも存在しますが、今回崩御したのはニジェール側の君主のようです。
 細かい情報がないので推測になりますが、もともとのカツィナのスルタンがマラディに逃れて本拠地としたのに対し、後に英仏間で植民地の境界がはっきりしたときに英国側が別の子孫をナイジェリア側に擁立したのではないかと思います。

 葬儀には、ニジェール側から政治家などの要人や伝統的君主、ナイジェリア側からの参列があったようです。

訃報(2021年6月22日):英国の第8代ロンズデール伯爵ヒュー・ラウザー閣下が薨去(1949~2021)

 2021年6月22日、英国の連合王国貴族/第8代ロンズデール伯爵ヒュー・ラウザー閣下(Hugh Lowther, 8th Earl of Lonsdale)が薨去したようです。
 1949年5月27日生まれの72歳。

 薨去に伴い、弟のウィリアム・ラウザーWilliam Lowther)が爵位を継承します。

 

 (英語)LOWTHER – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 8th Earl of Lonsdale 1949-2021

訃報(2021年6月16日):英国の第4代ボールドウィン・オブ・ビュードリー伯爵エドワード・ボールドウィン閣下が薨去(1938~2021)スタンリー・ボールドウィン(英国首相・初代伯爵)の子孫

 2021年6月16日、英国の第4代ボールドウィン・オブ・ビュードリー伯爵エドワード・ボールドウィン閣下(Edward Baldwin, 4th Earl Baldwin of Bewdley : The Right Honourable The Earl Baldwin of Bewdley)が薨去したようです。
 1938年1月3日生まれの83歳。

 2018年までの貴族院(上院)の世襲貴族の議席を維持したようです。クロスベンチ。

 スタンリー・ボールドウィン(英国首相・初代伯爵)の子孫(曾孫)です。
 薨去に伴い、長男のコーヴェデール子爵ベネディクト・ボールドウィンBenedict Baldwin, Viscount Corvedale)が爵位を継承します。
 爵位を継承できるのは、新伯爵の弟のジェームス・ボールドウィン閣下(The Honourable James Baldwin)とマーク・ボールドウィン閣下(The Honourable Mark Baldwin)だけのようなので、兄弟のいずれにも男子がない場合、爵位はこの世代で消滅します。

 

 (英語:英国議会 公式サイト:訃報)Death of a Former Member: Earl Baldwin of Bewdley – Thursday 17 June 2021 – Hansard – UK Parliament
 (英語:英国議会 公式サイト:議員情報ページ)Parliamentary career for Earl Baldwin of Bewdley – MPs and Lords – UK Parliament
 (英語)BALDWIN – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 4th Earl Baldwin of Bewdley 1938-2021