95歳(2021年4月21日):英国女王エリザベス2世陛下が95歳を迎える

 2021年4月21日、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は95歳を迎えました。

 今年は、4月9日に夫のエディンバラ公爵フィリップ王子殿下が薨去したこともあり、服喪でウィンザー城にとどまるようです。
 また、フィリップ王子への弔意が世界中から寄せられたことに謝意を表明しています。

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「Today is The Queen’s 95th birthday. HM was born on 21 April 1926 at 17 Bruton Street in London, the first child of The Duke and Duchess of York. This year The Queen remains at Windsor Castle during a period of Royal Mourning following the death of The Duke of Edinburgh. https://t.co/kOeH399Ndp」 / Twitter

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「The Queen’s message to people across the world who have sent tributes and messages of condolence following the death of The Duke of Edinburgh. https://t.co/1apW7s1zXS」 / Twitter

 

 イギリス エリザベス女王 95歳の誕生日 | NHKニュース

14歳(2021年4月21日):デンマーク王女イサベラ殿下が14歳を迎える

 2021年4月21日、デンマーク王女イサベラ殿下(モンペザ伯爵女 : Her Royal Highness Princess Isabella of Denmark, Countess of Monpezat)は14歳を迎えました。

 イサベラ王女は、デンマーク皇太子フレデリック殿下夫妻の第二子・長女で、デンマーク王位継承順位第3位です。

 

 (英語:デンマーク王室 公式サイト)HRH Princess Isabella's birthday | The Danish Monarchy – Front Page
 (デンマーク語:デンマーク王室 公式サイト)H.K.H. Prinsesse Isabella 14 år | Kongehuset

 

DET DANSKE KONGEHUS 🇩🇰はInstagramを利用しています:「Hendes Kongelige Højhed Prinsesse Isabella har fødselsdag og fylder i dag 14 år 🇩🇰⁣ ⁣ For Kronprinsparret er det en stor glæde at markere…」

英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下と「昼食の約束がある」と偽った女に警備があっさりと騙されて侵入を許した上にタクシー代まで支払う(2021年4月)

 正体不明の女が、ウィンザー・グレート・パークにタクシーで到着、警備の者に「アンドルー王子と昼食の約束がある」と述べたうえ、よさげな外見に騙されてあっさりと信じ込んだ警備の者はタクシー代まで支払ったそうです。
 女は、英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)の居館であるパーク内のロイヤル・ロッジ(Royal Lodge)まで到着した後、20分ほど庭を散策した後に、館のロビーにてスタッフに「アンドルー王子と婚約しており、結婚するために来た」などと告げたそうです。
 仰天したスタッフにより警察が呼ばれ、スペインから来たらしい自称アイリーン・ウィンザー容疑者?(Irene Windsor)は確保された模様。
 
 この人物はともかくとして、こんなことが起きた理由として、アンドルー王子がスキャンダル以降公務から退いており、警備費用が削られていることが指摘されています。

 

 (英語)Prince Andrew security scare as woman arrested wandering around grounds days after Philip funeral

50歳(2021年4月19日):ウガンダ伝統的君主/コキ首長(コキ王)アポロ・サンサ・カブムブリ2世殿下が50歳の誕生日の式典に。宗教指導者らにブガンダ王の健康回復を祈るよう要請

 2021年4月19日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、コキ首長(コキ王)アポロ・サンサ・カブムブリ2世殿下(His Royal Highness Apollo Ssansa Kabumbuli II, Kamuswaga)は50歳の誕生日を迎え、式典に臨席しました。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のパンデミックの影響により、200人を超える程度の少数の参列となったようです。
 式典の中で、ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下の健康状態への不安が広がっていることに言及し、全宗教指導者らに回復を祈るよう要請しました。
 また、健康問題によって、ブガンダの臣民が分断されるようなことはあってはならず、結束して回復を祈るべきとも述べたようです。

 コキ首長(コキ王 : Kamuswaga という称号)は、現代のウガンダ共和国の中では少しややこしい存在です。
 コキ王国はかつてブガンダ王国によって征服され、英国の影響もあり、コキ王はブガンダ王の下位の存在となりました。ゆえにこの時点で王(King)と表記するより首長(Chief)とするべきなのでしょう( Kamuswaga は Kamuswaga のままだったでしょうが)。
 後にウガンダ共和国の成立でブガンダ王国は消滅しますが、時を経てブガンダはウガンダ共和国内の王国として復活します。
 この時、コキ首長の地位がどうなったのかはっきりとしませんが、ブガンダ王国内で一定の地位のあるものとして公的な存在となったのではないかと思います。もちろんのことですが、これはブガンダ王より下位の存在としてということです。
 一方、近年、コキ首長はウガンダ共和国内で、ブガンダ王国からコキ王国が独立したことを宣言しているようです。
 これはもちろん承認されてはいないようですが、かといってウガンダ共和国政府から処罰があったり、ブガンダ王との間の深刻な関係悪化という情報もありません。

 今回の記事では、コキ首長(王)への敬称を殿下(His Royal Highness (HRH))としており、これは王に対する陛下(His Majesty)ではありません。
 一方、記事中では、コキ首長とブガンダ王を counterpart とも記述しており、これは伝統的君主として同格としているようにも思えます。

 

 (英語)Kamuswaga turns 50, calls for divine intervention over Kabaka’s health – Daily Monitor

 

Daily MonitorさんはTwitterを使っています 「Kamuswaga turns 50, calls for divine intervention over Kabaka’s health https://t.co/MJkXNuPNIe #MonitorUpdates」 / Twitter

 

ウガンダ伝統的君主:ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下の健康状態に不安が広がる。ブガンダ王国首相は「強いアレルギー」と説明。ウガンダ議会議長が懸念を表明。過激派の若者はブガンダ王国首相の辞任と王の解放・適切な医療を要求するビラ撒き(2021年4月)

 2021年4月13日に66歳を迎えたばかりのウガンダ共和国の伝統的君主/ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下(His Majesty Ronald Muwenda Mutebi II, Kabaka【King】 of Buganda)ですが、式典での動作が弱々しかったことから、にわかに健康問題について不安が広がっています。
 これについて、式典にも参列していた同王国の首相的役職(Katikkiro)にあるチャールズ・ピーター・マイガ閣下(Charles Peter Mayiga)は「強いアレルギー」とコメントしましたが、納得していない人々が多くいるという状況のようです。同首相が、野党派勢力に接近しているという政治的な背景から不信感が生まれているという指摘もあります。
 要人としては、ウガンダ共和国の議会の議長レベッカ・アリトゥワラ・カダガ閣下(The Right Honourable Rebecca Alitwala Kadaga)が懸念を表明する事態となっています。
 また、過激派の一部若者が、ブガンダ王国首相の辞任と、ブガンダ王を解放して適切な医療を受けられるようにすることを要求するビラを撒き始めたという報道もされています。この若者集団がどれくらいの規模なのかわかりませんが、王を支持する若者らが暴徒化して大統領を慌てさせたこともあり、今回のビラ撒きはさほどの規模を推測させるものではありませんが、剣呑ではあります。

 それにしても、健康問題なのに、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】を疑う声を見ないのは不思議にも思いますが……。

 

 (英語)Parliament to engage Buganda Kingdom over Kabaka’s health – 93.3 KFM

 (英語)Kabaka’s Health Becomes Lightning Rod for Protests Against Mayiga | ChimpReports

ChimpReportsさんはTwitterを使っています 「Kabaka Mwenda Mutebi’s Health Becomes Lightning Rod for Protests Against Charles Peter Mayiga #ChimpReportsNews #Uganda @BugandaOfficial @cpmayiga #News https://t.co/n62ZNU94uI https://t.co/yTC0mYZ97g」 / Twitter

 

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