天台宗の今年の戸津説法師に青蓮院門跡 東伏見慈晃 師が指名される(2024年6月)

 天台宗総本山の比叡山延暦寺は、2024年6月4日、天台座主大樹孝啓首座探題大僧正猊下(おおき こうけい : His Eminence, Reverend Kokei Ohki, the Tendai Zasu)が、今年の戸津説法説法師に青蓮院門跡東伏見慈晃大僧正(ひがしふしみ じこう)を選んだことを発表しました。

 東伏見師は、皇族男系子孫です。

 

 戸津説法師に東伏見氏 天台宗 「座主への登竜門」:中外日報

東伏見門主は1942年、京都市生まれ。旧皇族の慈洽前門主の次男で上皇陛下のいとこに当たる。

 「大変名誉」天台宗トップへの登竜門、「戸津説法師」に京都・青蓮院の東伏見門主を指名(産経新聞) – Yahoo!ニュース

 

延暦寺 – ・ 6月4日は伝教大師最澄様のご祥当日となります。… | Facebook

京都大学などのグループが開発した仏教対話AI「ブッダボット」に青蓮院の 東伏見光晋 執事長が関わる(2021年3月)皇室子孫(男系男子)、天皇(徳仁)陛下のはとこ

 2021年3月26日に、京都大学などのグループが開発した仏教対話AI(人工知能)「ブッダボット」が発表されたということは宗教やIT技術や変な話に興味がある人は御存知かと思います。

 
 
 釈迦ならどう答える? 仏教対話AI「ブッダボット」 京大など開発|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

 

 当方はその記事を読んで、人工無能という単語を思い浮かべて、さして気にも留めていませんでしたが、どうも青蓮院門跡の東伏見光晋ひがしふしみ こうしん)執事長が関わっていたようで、いきなりこのサイトの扱う内容になりました。
 同執事長は、元皇族の故東伏見慈洽門主の男系の孫で(現在の東伏見慈晃門主の子息)、すなわち皇族子孫・男系男子となります。また故・慈洽門主の姉が香淳皇后であることから、光晋執事長は天皇(徳仁)陛下の はとこ ということになります。

 なお、記事中の記者会見に並ぶ人の中には、お坊さんらしき人物の姿もあり、この方が光晋執事長なのかもしれません。

 

 「AIブッダ」が悩み解決 仏教経典から回答 京大など開発(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

青蓮院門跡(京都市東山区)の東伏見光晋(こうしん)執事長は「このブッダボットが、僧侶の仕事を奪うことになるとは思っていない。ただ、これまで仏教に接点を持ち得なかった人にとって、仏教を知るステップになれば」と期待した。

 

 (京都大学 公式サイト)ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合- | 京都大学
(↑記事からリンクされているPDFファイル)210312_kumagai-8e4a29008aeb6ca72bd64b2d244bbedd.pdf

京都大学こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授「 上廣倫理財団研究部門長)は、仏教界の将来を危惧
していた青蓮院門跡「 京都の天台宗の門跡寺院)の東伏見光晋執事長と、日本の仏教の問題点とその潜在性に
ついて議論を重ねました。そして、複数の人間が異なる場所で同時に伝統知を享受できる方法がないかと模索
した結果、仏教開祖ゴータマシッダールタのような存在を人工知能で創造できないかという着想に至りました。

 

関連:
 (当時の各社の訃報記事の掲載は終了しています)訃報(2014年1月1日):東伏見慈洽 青蓮院前門主(元皇族の邦英王殿下、元華族の 東伏見邦英 伯爵) 遷化(1910~2014)

仏教/浄土真宗/真宗大谷派(東本願寺)の第26代 大谷暢裕 門首【修如】の「門首継承式」がおこなわれる(2020年11月)(故)大谷光演【彰如】伯爵の孫

 2020年11月20日、仏教/浄土真宗/真宗大谷派(東本願寺)の第26代門首大谷暢裕 門首(おおたに ちょうゆう修如しゅうにょ)の「門首継承式」がおこなわれました。

 

 東本願寺で門首の継承式|NHK 関西のニュース

 

長いライブ映像/
真宗大谷派東本願寺【公式】:
【ライブ配信】門首継承式(11月20日)/Abbot Succession Ceremony/Cerimônia de Sucessão do Grão-Mestre – YouTube

 

KyodoNews(共同通信):
真宗大谷派の門首継承式 暢裕氏「響き合う世界を」 – YouTube

 

三池立花家から寄託された三池藩最後の藩主 立花種恭 の関連資料から幕末から明治初期にかけての多数の書簡が見つかる(2018年9月)

 2018年9月12日、福岡県大牟田市立の三池カルタ・歴史資料館は、三池立花家から寄託された三池藩最後の藩主立花種恭たちばな たねゆき)の関連資料から幕末から明治初期にかけての多数の書簡が見つかったことを発表したようです。

 

 岩倉具視ら明治の実力者の書簡60点 最後の三池藩主に送る 歴史資料館が発見、10月公開 [福岡県]|【西日本新聞】

 書簡を含む史料の一部は10月2日~12月9日(月曜と最終木曜休館)、同館の企画展「三池立花家の近代-立花種恭と激動の幕末維新」で公開する。入場無料。同館=0944(53)8780。

 

 岩倉具視三条実美らの名前が見えます。

 

史料は種恭から5代目に当たる現当主が先代から引き継ぐ際に出てきたという。

 ということで、現当主の名前はありません。

 

訃報(2018年8月7日):千家倫彦 氏、死去(?~2018)水戸徳川家男系、守山松平家当主子息、母方は出雲国造の千家氏

 週刊現代の記事に、2018年8月7日に千家倫彦氏(せんげ ともひこ)が心不全で亡くなっていたとあるようです。

 

 皇室とも縁戚…38歳「エリート財務官僚」突然の訃報の無念(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 

※なお、同氏の情報については細かいところで異なるものがあるようですが、系譜などは間違いないと思います。

 同記事によれば(見出しにも38歳となりますが)、「大臣官房信用機構課機構業務室長(38歳)」。しかし1978年誕生との情報もあるようです。

 父は、水戸徳川家分家の守山松平家13代当主松平弘孝氏(まつだいら ひろたか)。
 母は、出雲国造の千家氏の千家統子せんげ すまこ)。離婚しているとの情報もありますが……。

 守山松平家当主である父には他に子供があるという情報はありません。
 父方の祖父は故松平圀弘子爵(まつだいら くにひろ : 守山松平家12代当主)。
 曽祖父は徳川圀順公爵(とくがわ くにゆき : 水戸徳川家第13代当主)。

 亡くなった倫彦氏は母方の祖父である故千家達彦せんげ みちひこ : 出雲大社教第5代管長)の養子となっていたとの情報もあります。養子になっていたとして、将来管長職を継承する考えが出雲大社教や千家氏側にあったかどうかはわかりません(現在の管長は本家に近い方が継承していたと思います)。

 

母方の祖母の血筋をたどれば、伊藤博文にも行き着く。

 とありますが、これは養子を介しているようです。