オルレアン派フランス王室当主のパリ伯ジャン殿下(Jean : Monseigneur The Count of Paris : オルレアン派フランス王位継承者ジャン4世 : Titular King Jean IV of France)が、新年【2020年】のメッセージを公式サイトに掲載しています。
(フランス語:パリ伯 公式サイト)Voeux 2020 – Le comte de Paris
オルレアン派フランス王室当主のパリ伯ジャン殿下(Jean : Monseigneur The Count of Paris : オルレアン派フランス王位継承者ジャン4世 : Titular King Jean IV of France)が、新年【2020年】のメッセージを公式サイトに掲載しています。
(フランス語:パリ伯 公式サイト)Voeux 2020 – Le comte de Paris
スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)のクリスマス・メッセージ映像が公開されています。
casarealtv(スペイン王室公式サイト):
Mensaje de Navidad de S. M. el Rey 2019 – YouTube
(スペイン語:スペイン王室公式サイト)Inicio – Actividades y Agenda – Mensaje de Navidad de Su Majestad el Rey
ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)のクリスマス・メッセージ映像です。
Discours Grand Duc 2019 on Vimeo
(フランス語ですがメッセージ本文はルクセンブルク語:ルクセンブルク大公室公式サイト)Discours de Son Altesse Royale le Grand-Duc à la veille de Noël – Cour Grand-Ducale de Luxembourg – Décembre 2019
(メッセージ英語訳)RTL Today – Grand Duke Henri's Christmas address: The Grand Duke's moving Christmas speech
2019年12月6日、ルクセンブルク大公室は、ルクセンブルク大公世子妃ステファニー殿下(ステファニー皇太子妃 : Stéphanie : Her Royal Highness The Hereditary Grand Duchess of Luxembourg)が、夫のルクセンブルク大公世子ギヨーム殿下(ギヨーム皇太子 : Guillaume : His Royal Highness The Hereditary Grand Duke of Luxembourg)との間の第一子を懐妊と発表しました。
同大公室は継承法として絶対長幼制を採用しており、生まれる子供は性別にかかわらず父に次いでルクセンブルク大公位継承順位第二位となります。
(複数言語:ルクセンブルク大公室公式サイト)Communiqué du maréchalat – Cour Grand-Ducale de Luxembourg – Décembre 2019
Leurs Altesses Royales le Grand-Duc et la Grande-Duchesse ont l’immense joie d’annoncer que le Grand-Duc héritier et la Grande-Duchesse héritière attendent Leur premier enfant pour le mois de mai. pic.twitter.com/hQFZKLdkB7
— Cour Grand-Ducale (@CourGrandDucale) December 6, 2019
De Grand-Duc an d’Grande-Duchesse hunn… – Cour Grand-Ducale | Facebook
続報:
誕生(2020年5月10日):ルクセンブルク大公子シャルル殿下。ルクセンブルク大公世子ギヨーム殿下夫妻の第一子・長男
関連:
今のところまともに受け取られていない噂:ルクセンブルク大公アンリ殿下に退位の可能性ありとの報道(2020年1月)大公妃マリア・テレサ殿下の行動と政権との衝突
2019年11月11日、両シチリア王子アントワーヌ【アントニオ】殿下(His Royal Highness Prince Antoine【Antonio】 of Bourbon-Two Sicilies)が薨去した模様です。
1929年1月20日生まれの90歳。
(英語:両シチリア王室カストロ系統の騎士団の公式サイト)HRH PRINCE ANTOINE OF BOURBON TWO SICILIES' DEMISE – Sito Ufficiale del Sacro Militare Ordine Costantiniano di San Giorgio – Official Site of the Sacred Military Constantinian Order of St George
(英語)Eurohistory: Death of Prince Antonio of Bourbon-Two Sicilies (1929-2019)
亡父のガブリエーレ殿下は、スペイン帰化によりスペイン王室よりブルボン公子(Prince of Bourbon)及び殿下(Royal Highness)を得ており、長男のアントワーヌ殿下を含むガブリエーレ殿下の子供たちはこの称号と敬称も有効です。
(旧)両シチリア王室は、権利を放棄したとされる年長系統のカラブリア系統(同系統の主張は、権利放棄はスペイン王位を継承した場合に起こるものとのこと)と、その次の年長系統であるカストロ系統の争いが続いていますが、カストロ系統の当主である両シチリア王室当主/カストロ公爵/ブルボン=両シチリア王子カルロ殿下(His Royal Highness Prince Charles【Carlo】 of Bourbon-Two Sicilies, Duke of Castro)は子息がおらず、自身の二人の娘に継承権を与える宣言をしています。なお、これは自身の子孫に関してのみであり、カストロ系統よりも傍系に関しては男系男子限定のルールは変更されていません。
この一件は年来の支持者からも反発を受けているようではあります(どの程度かはよくわかりませんが)。
娘への継承権付与を無効と考える場合、故ガブリエーレ殿下の系統が権利を持つという考えが一般的で、今回薨去したアントワーヌ殿下は両シチリア王子継承順位第一位だったことになります。
当人からは生前にコメントはなかったようですが、こういう問題はコロリと状況が変わることもあり、気になるところです。