英国王室 公式サイトの王室メンバー紹介ページで、ヘンリー王子【ハリー王子】夫妻とアンドルー王子殿下が、故エリザベス2世陛下の いとこ たちより下に表示(2022年10月)

 英国王室の公式サイトの王室メンバー紹介ページで、ヘンリー王子【ハリー王子】夫妻とアンドルー王子殿下が、故エリザベス2世陛下の いとこ たち(グロスター公爵リチャード王子殿下夫妻、ケント公爵エドワード王子殿下、アレクサンドラ王女殿下)より下に表示されていることが話題になっています。
※すでに公務に携わっていないマイケル王子殿下は表示されていません。

 リチャード王子らはすでに高齢で健康問題もあるため、今後の公務も極めて限定的でしょう。
 その下に表示されているヘンリー王子たちは「まだ消去するわけにもいかないので仕方なく一番下に表示している」ということでしょうか。

 なお、同ページは画面サイズによって表示が変わりますが、一番下であることは変わりません。

 (英語:英国王室 公式サイト)The Role of The Royal Family | The Royal Family
※2022年10月2日にキャプチャ:

参列者(英国王室【イギリス王室】関連):英国女王エリザベス2世陛下の国葬の参列者(2022年9月)

関連:
 国葬(2022年9月19日):英国女王エリザベス2世陛下の国葬

公式で発表された葬儀に参列した王室関係者:

  • 英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)
    英国王妃カミラ陛下(Queen Camilla : Her Majesty The Queen Consort)

    • ウィリアム皇太子殿下(ウェールズ公 : Prince William : His Royal Highness The Prince of Wales)
      キャサリン皇太子妃殿下(ウェールズ公妃 : Catherine : Her Royal Highness The Princess of Wales)

      • ウェールズ公家ジョージ王子殿下(His Royal Highness Prince George of Wales)
      • ウェールズ公家シャーロット王女殿下(Her Royal Highness Princess Charlotte of Wales)
    • サセックス公爵ヘンリー王子殿下(Henryプリンス・ハリーPrince Harry : His Royal Highness The Duke of Sussex)
      サセックス公爵夫人メーガン妃殿下(Her Royal Highness The Duchess of Sussex)
  • ヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)
    • ベアトリス王女殿下(エドアルド・マペッリ・モッツィ夫人 : Her Royal Highness Princess Beatrice, Mrs Edoardo Mapelli Mozzi)
      エドアルド・マペッリ・モッツィ氏【伯爵子】(Mr 【Count】 Edoardo Mapelli Mozzi
    • ユージェニー王女殿下(ジャック・ブルックスバンク夫人 : Her Royal Highness Princess Eugenie, Mrs Jack Brooksbank)
      ジャック・ブルックスバンク氏(Mr Jack Brooksbank
  • ウェセックス伯爵エドワード王子殿下(Prince Edward : His Royal Highness The Earl of Wessex)
    ウェセックス伯爵夫人ソフィー妃殿下(Sophie : Her Royal Highness The Countess of Wessex)

    • ルイーズ・マウントバッテン=ウィンザー令嬢(Lady Louise Mountbatten-Windsor
    • セヴァーン子爵ジェームスJames, Viscount Severn)
  • プリンセス・ロイヤル殿下(アン王女 : Princess Anne : Her Royal Highness The Princess Royal)
  • “サー”・ティモシー・ローレンス海軍中将(Vice Admiral Sir Timothy Laurence KCVO CB ADC)
    • ピーター・フィリップス氏(Mr Peter Phillips
    • マイケル・ティンダル氏(Mr Michael Tindall
      ザラ・ティンダル(マイケル・ティンダル夫人: Zara : Mrs Michael Tindall)
  • 第2代スノードン伯爵デービッド・アームストロング=ジョーンズ閣下(David Armstrong-Jones, 2nd Earl of Snowdon : The Right Honourable The Earl of Snowdon)
    • リンリー子爵チャールズ・アームストロング=ジョーンズCharles Armstrong-Jones, Viscount Linley)
    • マーガリータ・アームストロング=ジョーンズ令嬢(Lady Margarita Armstrong-Jones
  • ダニエル・チャット氏(Mr Daniel Chatto
    サラ・チャット令夫人(The Lady Sarah Chatto

    • サミュエル・チャット氏(Mr Samuel Chatto
    • アーサー・チャット海軍少尉(Second Lieutenant Arthur Chatto RM)
  • グロスター公爵リチャード王子殿下(Prince Richard : His Royal Highness The Duke of Gloucester)
    グロスター公爵夫人バージット妃殿下(Birgitte : Her Royal Highness The Duchess of Gloucester)

    • アルスター伯爵アレクサンダー・ウィンザーAlexander Windsor, Earl of Ulster)
      アルスター伯爵夫人クレア・ウィンザーClaire Windsor, Countess of Ulster)

      • カローデン男爵ザン・ウィンザーXan Windsor, Lord Culloden)
      • コジマ・ウィンザー令嬢(The Lady Cosima Windsor
    • デヴィーナ・ルイス令夫人(The Lady Davina Lewis
      • セナ・ルイス嬢(Miss Senna Lewis
    • ジョージ・ギルマン氏(Mr George Gilman
      ローズ・ギルマン令夫人(The Lady Rose Gilman

      • ライラ・ギルマン嬢(Miss Lyla Gilman
  • ケント公爵エドワード王子殿下(Prince Edward : His Royal Highness The Duke of Kent)
    • セント・アンドルーズ伯爵ジョージ・ウィンザーGeorge Windsor, Earl of St Andrews)
      セント・アンドルーズ伯爵夫人シルヴァナ・ウィンザーSylvana Windsor, Countess of St Andrews)

      • ダウンパトリック男爵エドワード・ウィンザーEdward Windsor, Lord Downpatrick)
      • マリナ=シャーロット・ウィンザー令嬢(The Lady Marina-Charlotte Windsor
      • アメリア・ウィンザー令嬢(The Lady Amelia Windsor
    • ニコラス・ウィンザー卿(The Lord Nicholas Windsor
      • アルバート・ウィンザー(Master Albert Windsor
      • レオポルド・ウィンザー(Master Leopold Windsor
    • ティモシー・テイラー氏(Mr Timothy Taylor
      ヘレン・テイラー令夫人(The Lady Helen Taylor

      • コロンバス・テイラー氏(Mr Columbus Taylor
      • キャシアス・テイラー氏(Mr Cassius Taylor
      • エロイーズ・テイラー嬢(Miss Eloise Taylor
      • エステラ・テイラー嬢(Miss Estella Taylor
  • ケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)
    マリー・クリスティン妃殿下(Marie Christine : Her Royal Highness Princess Michael of Kent)

    • フレデリック・ウィンザー卿(Lord Frederick Windsor
      卿夫人ソフィーSophie : Lady Frederick Windsor)
    • トーマス・キングストン氏(Thomas Kingstonトム・キングストンTom Kingston
      ガブリエラ・キングストン夫人(The Lady Gabriella Kingstonガブリエラ・ウィンザー令嬢 : Lady Gabriella Windsor : エラ・ウィンザー : Ella Windsor
  • アレクサンドラ王女殿下(オギルヴィー令夫人閣下 : Her Royal Highness Princess Alexandra, The Honourable Lady Ogilvy)
    • ジェームズ・オギルヴィー氏(James Ogilvy
      ジュリア・オギルヴィー夫人(Julia Ogilvy

      • ティモシー・ヴェスターバーグ氏(Timothy Vesterberg)
        フローラ・ヴェスターバーグ夫人(Flora Vesterbergフローラ・オギルヴィ嬢 : Flora Ogilvy
      • アレクサンダー・オギルヴィー氏(Mr Alexander Ogilvy
    • マリナ・オギルヴィー嬢(Miss Marina Ogilvy
      • ゼノウスカ・マウアット嬢(Miss Zenouska Mowatt
      • クリスティアン・マウアット氏(Mr Christian Mowatt

上記以外の(公式発表に含まれなかった)王室関係者:

ジョージア王女【グルジア王女】アナ殿下が父でグルジンスキー系当主のヌグザル殿下と共に、元夫で対立するムフラニ系当主のダヴィト殿下を「王室の代表者を勝手に名乗るのをやめよ」と提訴(2019年3月)ダヴィト殿下がエリザベス2世陛下に授与した勲章(鳩山(元)総理も授与されているとの噂あり)が一定金額寄付すれば誰でも入手できる説や、ダヴィト殿下側が弁護士がヌグザル殿下を「ジョージア正教会【グルジア正教会】によるDNA検査の結果バグラチオン王朝の一員でないとわかった」(検査機関は否定)とするなど泥沼総決算の予感

 ジョージア王室【グルジア王室】グルジンスキー系統のジョージア王女アナ殿下(Her Royal Highness Princes Anna of Georgia : アナ・バグラチオニ=グルジンスキー公女 : Princess Anna Bagrationi-Gruzinsky)と父で王室当主のジョージア皇太子ヌグザル殿下(His Royal Highness Crown Prince Nugzar of Georgia : ヌグザル・バグラチオン=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagration-Gruzinskyヌグザル・バグラチオニ=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagrationi-GruzinskiBatonishviliTsarevich)は、アナ殿下の元夫で、対立しているムフラニ系ジョージア王室当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneliダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)を提訴した模様です。

 

 (英語)Georgian ‘royal divorcees’ face-off in court over right to the throne

 

 二人は王朝の統合のために結婚し、一子・ジョージア王子ギオルギ殿下(His Royal Highness Prince Giorgi of Georgia : ギオルギ・バグラチオン・バグラチオニ・ムフラン・バトニシュヴィリ王子 : Prince Giorgi Bagration Bagrationi Mukhran Batonishviliギオルギ・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Giorgi Bagrationi-Mukhraneliギオルギ・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Giorgi Bagration-Moukhransky)を儲けていますが、その後離婚しています。

 また、アナ殿下はその前の結婚により二女を儲けているとされます(追記:ヌグザル殿下系のサイトでは二女子とも王女となっています)。
 ヌグザル殿下は現在、当主は後継者を指名できるとしています。ムフラニ側が立場を譲らないならば、アナ殿下の後は、殿下の二人の娘のどちらか(なにせすでに王女にしているので)を後継者と指名するだろうことを示唆しています。

 

 今回の提訴は、長年の対立の末ではありますが、「ヌグザル殿下側の許可なしにダヴィト殿下が王室の代表者であるようなことをいっているのをやめるよう要求する」もののようです。

 

 記事で取り上げられている件のひとつは(前々から話の出ている)、ダヴィト殿下が英国女王エリザベス2世陛下に授与(グロスター公爵リチャード王子殿下夫妻が代理で受け取ったもの)したジョージア鷲騎士団のグランド・カラーが、約3000ポンド(=約44万円)の寄付をすれば誰にでも手に入る疑惑です。

 なお、記事とは関係なく、また日本の鳩山由紀夫(元)総理など政治家が同騎士団の叙任を受けているという話もあります(階級や、買ったのか無料で貰ったのかなどまったくわかりません)。

 

 さらに、ダヴィト殿下側弁護士が、「ジョージア正教会【グルジア正教会】がおこなったDNA検査」によって、ヌグザル殿下らはバグラチオン王朝の一員でない(男系でない)ことが証明されたという主張をしているようですが、これに対し、検査機関がこれを否定(そもそもその検査機関は教会と関係ないとのコメント)。
 DNAによる否定をしてくるというのは、王室関連では一番のタブーですが、提訴直後でこの状況では、どこまで泥沼化するのかわかったものではありません。

 

 はたして、キリスト教/東方正教会/ジョージア正教会【グルジア正教会】の首座/全ジョージアのカトリコス=総主教イリア2世聖下(イリヤ2世 : His Holiness Catholicos-Patriarch Ilia II of All Georgia)が夢見る王政復古はこれで潰えてしまうのか。聖下の健康状態を含めて予断を許さない状況となってきました。

 

追記:
 上記以外にも、ダヴィト殿下によるアナ殿下への暴力疑惑(DV疑惑)など、ダヴィト殿下の個人的な信頼感の失墜は避けられない状況です(追記:ダヴィト殿下はジョージアを出国したようです)。

 ムフラニ系男系男子による王政復古は、不可能となった感があり、ギオルギ殿下の成人を待たずして、もはや大部分の人々の熱は冷めてしまっています。

 しかしグルジンスキー系の主張通りに、いきなりの女子→女系可能(アナ殿下の長女イリナ・バグラチオニ=グルジンスキー嬢)による継承はバグラチオン王朝の復古とも受け止めにくいという前提もあります。

 東方正教会自体が、コンスタンティノープルのいい加減な行動により教会分裂に突入しており、王政復古を支援するどころではなくなっています。ジョージア正教会もイリア2世聖下を最後に王政復古に積極的な首座を迎えることはないでしょう。

 以上のことから、ジョージア王政復古の可能性は潰えたのではないかと判断していいでしょう。

 とはいえ、王政復古がなかろうと、王室は一定の権威を持つものであり、その王室当主としての役割は将来的に誰が担うことになるのか。
 ダヴィト殿下がジョージア国内に戻らないとするならば、グルジンスキー系統が正統な王室とされていくでしょう。ヌグザル殿下、アナ殿下の次は、アナ殿下の一回目の結婚の第一子・長女のイリナ・バグラチオニ=グルジンスキー嬢、第二子・次女のマリアム・バグラチオニ=グルジンスキー嬢、二回目の結婚で長男のギオルギ殿下の誰かということになりますが、イリナ嬢もまだ未成年であり、本人がどの程度興味を持っているかということすらわかりません。

離婚(2018年):英国のダヴィーナ・ルイス令夫人とゲイリー・ルイス氏が2018年に離婚していた模様(2019年3月)ダヴィーナ・ルイス令夫人は英国王位継承順位第30位

 英国のダヴィーナ・ルイス令夫人(Lady Davina Lewisダヴィーナ・ウィンザー令嬢 : Lady Davina Windsor)とゲイリー・ルイスGary Lewis)が2018年に離婚していた模様です。

 二人は2004年に結婚。

 

 (英語)Royal divorce: surprise as news emerges of British royal split | HELLO!
 (英語)EDEN CONFIDENTIAL: Lady Davina Windsor’s 14-year marriage to Maori sheep-shearer husband ends | Daily Mail Online

 

HELLO!さんのツイート: "Buckingham Palace confirm divorce of Lady Davina Windsor and Gary Lewis after 14 years of marriage: https://t.co/AVkOQZLBQV… https://t.co/xY4P5xhPgT"

 

 ダヴィーナ・ルイス令夫人は、グロスター公爵リチャード王子殿下夫妻の長女です。
 現在の英国王位継承順位は第30位とみられます。

 

結婚式(2018年10月12日):英国王室のヨーク公爵家ユージェニー王女殿下とジャック・ブルックスバンク氏

 2018年10月12日、英国王室のヨーク公爵家ユージェニー王女殿下(Her Royal Highness Princess Eugenie of York)とジャック・ブルックスバンク氏(Jack Brooksbank)の結婚式が執り行われました。

 

ライブ映像/

※理由は不明ですが、ライブ映像については現在削除ないしは非表示になっているようです。

The Royal Family(英国王室公式チャンネル):放映時URL:https://www.youtube.com/watch?v=RoNyELmURN8

ヨーク公爵アンドルー王子殿下 Facebook 公式アカウント:放映時URL:https://www.facebook.com/hrhthedukeofyork/videos/109116943341934/

 

二人が目前に迫った結婚について語る/
The Royal Family(英国王室公式チャンネル):
Princess Eugenie and Jack Brooksbank talk about their upcoming wedding – YouTube

 

 (英語:英国王室公式サイト)Official Photographs released from Princess Eugenie and Jack Brooksbank's wedding | The Royal Family

 (英語)Sarah Ferguson beams as she's reunited with the Duke of Edinburgh and the Queen in Princess Eugenie's official wedding photos
 (英語)Royal wedding: Prince Harry, Meghan Markle and Kate Middleton attend | Daily Mail Online

 (写真一覧)画像と写真 | Getty Images

 

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