ノルウェー王ハーラル5世陛下が、イースター向けのメッセージ動画を公開(2021年4月)

 ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)が、イースター向けのメッセージ動画を公開しています。

 内容は、新型コロナウイルスのパンデミックで大変だが協力して乗り越えよう、というようなものです。

 

Kongehuset(ノルウェー王室 公式チャンネル):
Kongens påskehilsen – YouTube

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室 公式サイト)Påskehilsen fra Kongen – Det norske kongehus

葬儀・埋葬(2021年3月22日):アーリング・ロレンセン氏【エアリング・ローレンツェン氏】(故ラグンヒル王女の夫)の葬儀。ノルウェー王ハーラル5世陛下夫妻、摂政皇太子ホーコン殿下夫妻、マッタ・ルイーセ王女殿下、アストリッド王女殿下らが参列

 2021年3月22日、ノルウェー王国のアスケー聖堂にて、3月9日に死去したアーリング・ロレンセン氏(Erling Lorentzen)の葬儀がおこなわれました。
 ハーラル5世陛下の姉・故ラグンヒル王女の夫。

 

※中継されていた映像がどこかで見られるようになっていたら後でリンクしておきます。

 

 ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)、
 ノルウェー王妃ソニア陛下(Queen Sonja of Norway: Her Majesty The Queen)、
 ノルウェー摂政皇太子ホーコン殿下(Crown Prince Haakon of Norway : His Royal Highness The Crown Prince Regent)、
 ノルウェー皇太子妃メッテ=マリット殿下(Crown Princess Mette-Marit of Norway : Her Royal Highness The Crown Princess of Norway)、
 ノルウェー王女マッタ・ルイーセ殿下(Her Highness Princess Märtha Louise of Norway)、
 アストリッド王女殿下、フェルネル夫人(Her Highness Princess Astrid, Mrs Ferner)、
 が参列とのこと。

 なお、摂政のホーコン殿下は、公務の予定を変更して参列し、棺を担いだようです。予定の変更の理由は不明(関係あるかわかりませんが、葬儀・埋葬に関する王室公式サイトの記事のみ摂政の表記が外れています)。
 また、ハーラル5世陛下より、午前9時から埋葬終了まで王宮バルコニーの半旗の掲揚が指示されたようです。

 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室 公式サイト)Erling Sven Lorentzen gravlagt – Det norske kongehus

 (ノルウェー語)Erling Lorentzen stedt til hvile
 (ノルウェー語)Erling Lorentzen stedt til hvile | ABC Nyheter
 (ノルウェー語)Erling Lorentzen gravlagt: – Et ekstraordinært liv – VG
 (ノルウェー語)Erling Lorentzen blir gravlagd i dag – NRK Norge – Oversikt over nyheter fra ulike deler av landet

 (英語)Dag Trygsland Hoelseth: Funeral service for Erling Sven Lorentzen

訃報(2021年3月9日):アーリング・ロレンセン氏【エアリング・ローレンツェン氏】が死去(1923~2021)ノルウェーの故ラグンヒル王女の夫

 2021年3月9日、アーリング・ロレンセン氏(Erling Lorentzen)が死去したことがノルウェー王室によって発表されました。
 1923年1月28日生まれの98歳。

 ノルウェー王ハーラル5世陛下の姉・故ラグンヒル王女の夫。
 
 

 (ノルウェー語:ノルウェー王室 公式サイト)Erling Sven Lorentzen er død – Det norske kongehus

 (ノルウェー語)Erling Lorentzen er død – VG

 

続報:
 葬儀・埋葬(2021年3月22日):アーリング・ロレンセン氏【エアリング・ローレンツェン氏】(故ラグンヒル王女の夫)の葬儀。ノルウェー王ハーラル5世陛下夫妻、摂政皇太子ホーコン殿下夫妻、マッタ・ルイーセ王女殿下、アストリッド王女殿下らが参列

訃報(2021年1月21日):スタニスワフ・チャルトリスキ公子閣下が薨去(1939~2021)ノルウェーやアイスランドを駐箚した元ポーランド大使

 2021年1月21日、スタニスワフ・チャルトリスキ公子閣下(His Serene Highness Prince Stanisław Czartoryski)がワルシャワで薨去したと報道されています。
 1939年6月8日生まれの81歳。
 ゲディミナス王朝の系統のチャルトリスキ家出身で、1996年~2001年にノルウェー王国とアイスランド共和国駐箚のポーランド共和国特命全権大使を務めていたようです。

 

 (ポーランド語)Nie żyje Stanisław Czartoryski. Dyplomata odszedł, mając 81 lat – Plejada.pl

「イタリア君主政主義者連合」(UMI)が、スウェーデン王カール16世グスタフ陛下によるスウェーデンのコロナ対策を「失敗」とした発言に関して、妙な声明を発表(2020年12月)要旨(たぶん)「王様がいるとビシっと言ってくれるからイイネ!」

 既報の通り、スウェーデン王カール16世グスタフ陛下(Carl XVI Gustaf of Sweden : His Majesty The King)が、同王国の同国の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策を失敗だったとコメントしています。

関連:
 スウェーデン王カール16世グスタフ陛下が、同国の新型コロナウイルス感染症【COVID-19】対策を失敗だったとコメント(2020年12月)

 これに関して、イタリア王室アオスタ系統を主に支持する「イタリア君主政主義者連合」(UMI)が声明を発表。

 

 (イタリア語)Comunicato stampa del 18 dicembre 2020

 

 正直なところ、相変わらずなにをいっているのかよくわからないのですが、政党に拘束されない王様の発言により真実が示されるので人々は政府が正しいか判断できるようになると言っているようにとれます。なにか納得いきませんが、とりあえずほかのことを主張しているようには思えないので、そうなんじゃないかなと思います。しかしこれでは彼らが王政を求めていることを考えれば、「王様がいるとビシっと言ってくれるからイイネ!」以上の意味はないので、もしかしたら当方の読み間違いかもしれません。

 あと、記事中で、

Carlo Gustavo XVI

 と名前を表記していますが、他の言語と同じくイタリア語でも、

Carlo XVI Gustavo

 と、16世の位置はカルロとグスタヴォの間のここです(手打ちしてると間違えるっちゃ間違えますけど……)。