英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下が、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下夫妻を私的訪問(2022年11月)

 2022年11月13日、英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)がルーマニアを私的訪問、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)と会見しました。

 

記事の一番上:
 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式サイト)Agenda la Palatul Elisabeta, 13-18 noiembrie 2022 – Casa Majestății Sale
 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式ニュース配信サイト)Agenda la Palatul Elisabeta, 13-18 noiembrie 2022 | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 

Familia Regala RomaniaさんはTwitterを使っています: 「Agenda at Elisabeta Palace🇷🇴, 13-18 November 2022 * HRH Prince Michael of Kent, Finnish🇫🇮 Ambassador Marjut Akola, Invictus Romania, National Coucil of Students, Gov Agency for Romanians Abroad, Herlitz & Pelikan Romania, Camerata Regala, EUROPAfest https://t.co/iIpmKEsVej https://t.co/efkQJSHI9y」 / Twitter
https://twitter.com/FamiliaRegala/status/1594223250619473921

英国王チャールズ3世陛下が国家顧問官(国務参事官)の追加を貴族院(上院)に要請(2022年11月)

 2022年11月14日、英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)の国家顧問官(国務参事官 : Counsellor of State)の追加を求める要望が、貴族院(上院)で読み上げられたようです。
 速やかに、立法作業に移る模様。

 

 (文書ファイル:英語:英国議会 公式サイト)newbook.book | Counsellors of State Bill [HL]
 (英語)Princess Anne and Prince Edward to become stand-ins for King – BBC News

 

 1937年摂政法により、君主が一時的に権能を行使することが不可能な場合(短期の疾病や海外訪問など)に、勅令により国家顧問官より代行が指名されます。
 英連邦に関する事柄、君主の指示なき議会解散、貴族の叙爵、首相の任命はおこなえせん。
 なお、代行は、国家顧問官の中から二名以上の指名が必要です。

 国家顧問官は、君主の配偶者と、21歳以上の王位継承順位の上位者四名で構成されます。
 現在は、カミラ王妃陛下のほか、
 ウェールズ公ウィリアム皇太子殿下、
 サセックス公爵ヘンリー王子殿下【ハリー王子】、
 ヨーク公爵アンドルー王子殿下、
 エドアルド・マペッリ・モッツィ夫人ベアトリス王女殿下、
 となります。

 このうち、ヘンリー王子は英国に在住しておらず、アンドルー王子殿下は裁判が待っています。ベアトリス王女殿下も英国に在住しているのかどうかよくわかりませんが……。
 そして、海外訪問となれば、カミラ王妃が同行することが多いはずで、ウィリアム皇太子夫妻が同時期に海外訪問をおこなうと、適格者が英国に誰もいなくなる可能性があります。

 そのため、上位の五名に加えて、チャールズ3世陛下の妹のアン王女殿下と弟のエドワード王子殿下を加えるという立法の要請です。二人は継承順位が上位だった時期に国家顧問官に含まれていました。
 追加としているのは、アンドルー王子とヘンリー王子の公務復帰をゼロではないと考えている、あるいはそう考えているように見せたい、ということでしょう。

 先ほどいったように、代行は国家顧問官の中から二人以上を指名する必要があるため、国家顧問官二人の補充で大丈夫なのかという問題がありますが……。
 (そもそも、この制度、国家顧問官という、代行より前のワンクッションを置く必要性がよくわからないところでもあります)

 

追記:
 制定されました。
 Counsellors of State Act 2022

74歳(2022年11月14日):英国王チャールズ3世陛下が74歳を迎える。軍楽隊の演奏、祝砲

 2022年11月14日、英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)は74歳を迎えました。

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています: 「Wishing His Majesty The King a very happy birthday today. https://t.co/J1ziCRIyU5」 / Twitter

 

The Royal Family Channel:
King Charles marks first birthday as monarch – YouTube

 

The Royal Family Channel:
Military Band Plays 'Happy Birthday' for King Charles – YouTube

 

The Royal Family Channel:
Gun salute in Green Park marks King's 74th birthday – YouTube

英国王チャールズ3世陛下夫妻のヨーク訪問時に、男が卵を投げつける→外れる(2022年11月)エクスティンクション・レベリオン(XR)の活動家か?

 2022年11月9日、英国王チャールズ3世陛下(King Charles III : His Majesty The King)と英国王妃カミラ陛下(Queen Consort Camilla : Her Majesty The Queen Consort)のヨーク訪問がありましたが、一人の男が卵を投げつける(外れる)という事件が発生しました。

 Daily Mail Online によると、男は、エクスティンクション・レベリオン(Extinction Rebellion : XR)の活動家で、緑の党から地方選挙に立候補経験がある、とのことです(今のところの情報ですが)。
 今回、この人物は、「この国は奴隷たちの血によって築かれた」というようなことを叫んでいたようです。なんかエクスティンクション・レべリオンの活動と違うような気がしますが……。
 また、関係なさそうではありますが、「私の王ではない」(Not My King)というメッセージを掲げた人物が別にいるのが動画から確認できます。

 

 (英語)York: Man arrested after eggs thrown at King Charles – BBC News
 (英語)Man 'throws eggs at King Charles and Queen Consort in York' | Daily Mail Online

 イギリス チャールズ国王夫妻が卵を投げつけられる けがなし | NHK | イギリス

 

The Royal Family Channel:
King and Queen Consort Whisked Away as Eggs Thrown in York – YouTube

 

The Royal Family Channel:
King and Queen Consort SCRAMBLE for Cover! 😱🍳 – YouTube

 

BBC News:
Eggs thrown at King Charles III in York – BBC News – YouTube

 

euronews:
Eggs thrown at King Charles, man detained – YouTube

 

BBC News Japan:
チャールズ英国王に卵が投げつけられる瞬間 ヨークで – YouTube

ナイジェリア伝統的君主:ベニン王エウアレ2世陛下が、村を任される八人の世襲の「公」を任命(2022年10月)「公」の敬称は His Royal Highness(殿下)

 ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty Oba Ewuare II, The Oba of Benin)は、王の管轄する地域にある村を管轄する世襲の八人の公(Enigie : Duke)を任命しました。
 これは即位してから初めての公の任命になるようです。
 今のところの発表を見る限り、彼らは州政府の承認が必要な第二級伝統的統治者ではなさそうです。
 公の敬称は「HRH : His Royal Highness」と王室の殿下のものが用いられており、不自然なくらいに高い気がします。

 

Independent Television and Radio:
Oba of Benin inducts eight new Enigie – YouTube

 

 (英語)Oba of Benin inducts 8 new Dukes

 

 村の名前の発音の確認までできませんが、八人の名前を表記と映像からなんとなく示しておくと、
 アケンズア・イレルーンワ公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Akenzua Ileruhnuwa
 イマドンムウィニィイ・オグベムディア公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Imadonmwinyi Ogbemudia
 ウワイフィオクン・フェストゥス・オグボ公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Uwaifiokun Festus Ogbo
 エグアギエ・オギエアイェヴボナ公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Eguagie Ogieayevbona
 オウィエ・オサムディアミエン・テリー公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Owie Osamudiamien Terry
 イグビニドゥ・イドゥオロボ・エルネスト公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Igbinidu Iduorobo Ernest
 アルフレッド・エルハウイ・オサギー公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】 Alfred Erhauyi Osagie
 イゼヴボクン・ラッキー・オバイシアグボン公殿下(His Royal Highness Enigie【Duke】Izevbokun Lucky Obaisiagbon