訃報(2021年6月16日):英国の第4代ボールドウィン・オブ・ビュードリー伯爵エドワード・ボールドウィン閣下が薨去(1938~2021)スタンリー・ボールドウィン(英国首相・初代伯爵)の子孫

 2021年6月16日、英国の第4代ボールドウィン・オブ・ビュードリー伯爵エドワード・ボールドウィン閣下(Edward Baldwin, 4th Earl Baldwin of Bewdley : The Right Honourable The Earl Baldwin of Bewdley)が薨去したようです。
 1938年1月3日生まれの83歳。

 2018年までの貴族院(上院)の世襲貴族の議席を維持したようです。クロスベンチ。

 スタンリー・ボールドウィン(英国首相・初代伯爵)の子孫(曾孫)です。
 薨去に伴い、長男のコーヴェデール子爵ベネディクト・ボールドウィンBenedict Baldwin, Viscount Corvedale)が爵位を継承します。
 爵位を継承できるのは、新伯爵の弟のジェームス・ボールドウィン閣下(The Honourable James Baldwin)とマーク・ボールドウィン閣下(The Honourable Mark Baldwin)だけのようなので、兄弟のいずれにも男子がない場合、爵位はこの世代で消滅します。

 

 (英語:英国議会 公式サイト:訃報)Death of a Former Member: Earl Baldwin of Bewdley – Thursday 17 June 2021 – Hansard – UK Parliament
 (英語:英国議会 公式サイト:議員情報ページ)Parliamentary career for Earl Baldwin of Bewdley – MPs and Lords – UK Parliament
 (英語)BALDWIN – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 4th Earl Baldwin of Bewdley 1938-2021

訃報(2021年6月12日):第8代マウント・エッジカム伯爵ロバート・エッジカム閣下が薨去(1939~2021)

 2021年6月12日、英国のグレートブリテン貴族/第8代マウント・エッジカム伯爵ロバート・エッジカム閣下(Robert Edgcumbe, 8th Earl of Mount Edgcumbe : The Right Honourable The Earl of Mount Edgcumbe)が薨去しました。
 1939年6月1日生まれの82歳。

 薨去に伴い、異母弟のピエール・エッジカム閣下(The Honourable Piers Edgcumbe)が第9代伯爵となり、またその弟のクリストファー・エッジカム閣下(The Honourable Christopher Edgcumbe)が継嗣のようです。

 

 (英語)Peerage News: The 8th Earl of Mount Edgcumbe 1939-2021

誕生(2021年6月4日):リリベット・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザー

 2021年6月4日、サセックス公爵ヘンリー王子殿下(Prince Henryハリー王子 : Prince Harry : His Royal Highness The Duke of Sussex)とサセックス公爵夫人メーガン妃殿下(Meghan : Her Royal Highness The Duchess of Sussex)の第二子・長女が誕生したようです。
 名は、リリベット・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザーLilibet Diana Mountbatten-Windsor)となり、両親からはリリーLily)と呼ばれる見込みとのことです。

 

 なお、様々なことが続いた結果、昔から王室のニュースをチェックしてきた人々(欧州や米国を含む)のかなりの部分が、このニュースにさしたる関心を持っていないような状況になっています。

英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下の妻、マリー妃殿下が血栓を患っているとのこと。昨年【2020年】11月に新型コロナウイルス感染症【COVID-19】発症、今年初めにワクチン接種(2021年5月)

 Daily Mail Online によりますと、英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)の妻マリー・クリスティン妃殿下(Marie Christine : Her Royal Highness Princess Michael of Kent)が血栓を患っているとのことです。

 

 (英語)Princess Michael of Kent, 76, is 'ill with blood clots' months after suffering Covid | Daily Mail Online

 

 妃殿下は、昨年11月に新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で発症、高熱と激しい疲労感を患っていたとされています。
 上記記事によれば、今年初めのほうに、オックスフォード=アストラゼネカCOVID-19ワクチンを二回接種しているそうです。
 また、ワクチン接種から期間があいていることから、副反応ではないとみられるとしています。

 

 ちなみに夫のマイケル王子殿下のほうは、最近、自らに特別な権限とロシア大統領府との関係があると偽って、大統領府とのつながりを持ちたい人物からお金をだまし取ろうとしたという疑惑が発生しています。

訃報(2021年5月8日):英国の第10代ウォルポール男爵ロバート・ウォルポール閣下が卒去(1938~2021)ウォルポール首相の弟ホレーショ・ウォルポールの子孫

 2021年5月8日、英国のグレートブリテン貴族/第10代ウォルポール男爵ロバート・ホレイショ・ウォルポール閣下(Robert Horatio Walpole, 10th Baron Walpole : The Right Honourable The Lord Walpole : ウォルポール卿)が卒去したようです。
 1938年12月8日生まれの82歳。

 2017年まで、クロスベンチとして貴族院(上院)議員の議席にあったようです。

 ウォルポール男爵号は複数あってまぎらわしいですが、1723年叙爵のウォルポール男爵として第10代、1756年叙爵のウォルポール男爵として第8代。
 初代オーフォード伯爵(第二次叙爵)ロバート・ウォルポール閣下(第一大蔵卿【首相】)の弟(1756年叙爵の)初代ウォルポール男爵ホレイショ・ウォルポール閣下の子孫です。

 卒去に伴い、長男のジョナサン・ウォルポール閣下(The Honourable Jonathan Walpole)が第11代男爵となります。

 

 (英語)Tributes paid to Lord Robert 'Robin' Walpole | Eastern Daily Press
  (英語)Peerage News: The 10th Baron Walpole 1938-2021
  (英語)WALPOLE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

  (英語:英国議会 公式サイト)Parliamentary career for Lord Walpole – MPs and Lords – UK Parliament