訃報(2025年1月28日):サー・サイモン・ダニング準男爵(第3代)が卒去(1939~2025)卒去に伴い準男爵位は消滅

 2025年1月28日、英国の連合王国準男爵/サー・サイモン・ダニング準男爵【第3代】(Sir Simon Dunning, Bt : 3rd Baronet)が卒去したようです。
 1939年12月14日生まれの85歳。

 継嗣無しのため、卒去に伴い、同・準男爵位は消滅しました。

 

 (英語)DUNNING The Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: Sir Simon William Patrick Dunning, 3rd & last Baronet 1939-2025

訃報(2025年1月6日):サー・トーマス・ダンが卒去(1933~2025)2008年にガーター騎士に叙任。卒去に伴いガーター騎士団の欠員は四人に

 2025年1月6日、サー・トーマス・ダン(Sir Thomas Dunne, KG, KCVO, JP)が卒去したようです。
 1933年10月24日生まれの91歳。

 ヘレフォード・ウスター統監(1977年~1988年)を経て、ヘレフォードシャー統監(1998年~2008年)とウスターシャー統監(1998年~2001年)を兼任。

 1995年に王立ヴィクトリア騎士団ナイトコマンダー、2008年にガーター騎士に叙任(ナンバー1001)。

 スチュアート・レンデル男爵(娘しかいなかったため、初代で男爵位消滅)の曾孫になります。

 卒去に伴い、ガーター騎士団の空席は四になりました。また、ヘレフォードシャー議会は半旗掲揚をしているようです。

 

 (英語)Tributes paid to former Lord Lieutenant of Herefordshire Sir Thomas Dunne | rossgazette.com
 (英語)ay 6 Januar
 (英語)Announcement regarding the death of the former Chairman of the Association of the Lord-Lieutenants and former Lord-Lieutenant of Herefordshire, Sir Thomas Dunne, KG, KCVO. – Herefordshire Council

 (英語)Peerage News: Sir Thomas Dunne, KG, KCVO 1933-2025

 

XユーザーのThe Ross Gazetteさん: 「Tributes paid to former Lord Lieutenant of Herefordshire Sir Thomas Dunne https://t.co/42jVMcgXtU」 / X

 

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 サー・トーマスの子女のうち、
 長女のカミラ・ダンCamilla Dunne)は、ウィンストン・チャーチルの孫ルパート・ソームズ閣下(The Honourable Rupert Soames)と結婚。
 長男のフィリップ・ダンPhilip Dunne)は庶民院(下院)議員。
 次男のニコラス・ダンNicholas Dunne)は、第12代デヴォンシャー公爵の娘ジャスミン・キャヴェンディッシュ令嬢(Lady Jasmine Cavendish)と結婚しているようです。

訃報(2025年1月1日):サー・ジョージ・アール準男爵(第6代)が卒去(1932~2025)

 2025年1月1日、英国の連合王国準男爵/サー・ジョージ・アール準男爵【第6代】(Sir George Earle, Bt : 6th Baronet)が卒去したようです。
 1932年2月4日生まれの92歳。

 卒去に伴い、子息のロバート・アール氏(Robert Earle)が準男爵位を継承します。また、その子息のラズロ・アール氏(Laszlo Earle)が新たな継嗣となります。

 

 (英語)Earle The Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: Sir (Hardman) George Algernon Earle, 6th Baronet (1932-2025)

訃報(2024年12月30日):旧ザンジバル・スルタン【国王】ジャムシード・ビン・アブドッラー陛下が崩御(1929~2024)

 2024年12月30日、旧ザンジバル・スルタン【国王】 “サイイド”・ジャムシード・ビン・アブドッラー・アル・サイード陛下(His Majesty Sultan Sayyid Jamshid bin Abdullah Al Said, Sultan of Zanzibar)が崩御したようです。
 1929年9月16日生まれの95歳。

 1964年のザンジバル革命により亡命し、その後は英国に居住、2020年には同族が統治するオマーン国への入国が認められていました。
 記事のひとつによれば、2025年1月9日から Isles(諸島)へ戻る準備をしている最中であったようです。この Isles がザンジバルのことであれば、タンザニアやザンジバル自治政府の了解がありそうですが、探してみたところ、情報が見つかりませんでした(もし状況が判明したら追記します)。

 崩御に伴い、スルタン位の継承者は、長男の “サイイド”・アリー・ビン・ジャムシード・アル・サイードSayyid Ali bin Jamshid Al Said)となりそうです。

 

 (英語)Last Sultan of Zanzibar, Sayyid Jamshid bin Abdullah Al Said dies at 95 in Oman – Daily News

XユーザーのDaily News Tanzaniaさん: 「MUSCAT: The last Sultan of Zanzibar, Sayyid Jamshid bin Abdullah Al Said,  passed away on Monday, at Sultan Qaboos Hospital in Muscat, Oman, at the age of 95. Read more on:- https://t.co/f0fUKVJt4O https://t.co/5biakS4FOQ」 / X

 

 (英語)Last reigning Sultan of Zanzibar Sayyid Jamshid bin Abdullah dies at 95 years old in Oman | The Citizen
 (英語)Jamshid bin Abdullah, the last Sultan of Zanzibar, passes away at 95

訃報(2024年12月18日):英国の第7代カルー男爵パトリック・コノリー=カルー閣下が卒去(1938~2024)

 2024年12月18日、英国のアイルランド貴族および連合王国貴族/第7代カルー男爵パトリック・コノリー=カルー閣下(Patrick Conolly-Carew, 7th Baron Carew : カルー卿 : The Right Honourable The Lord Carew)が卒去したようです。
 1935年9月18日生まれの87歳。

 初代男爵は、アイルランド貴族のカルー男爵(第二次叙爵)と連合王国貴族のカルー男爵(第三次叙爵)で、この二つの男爵位が継承されてきました。

 卒去に伴い、子息の、ウィリアム・コノリー=カルー閣下(The Honourable William Patrick Conolly-Carew)が第8代男爵、その子息のパトリック・コノリー=カルーPatrick Conolly-Carew)が継嗣となっています。

 

 (英語)CONOLLY-CAREW, Patrick Thomas: Death : Irish Times
 (英語)Death Notice of Patrick Thomas Conolly-Carew (Donadea, Kildare) | rip.ie

 (英語)Peerage News: The 7th Baron Carew 1938-2024