訃報(2020年11月3日):ヴュルテンベルク公子フェルディナント(・オイゲン)殿下が薨去(1925~2020)旧ブルガリア王シメオン2世陛下の従兄

 2020年11月3日、ヴュルテンベルク公子フェルディナント(・オイゲン)殿下(His Royal Highness Duke Ferdinand Eugen of Württemberg : フェルディナント・ヘルツォーク・フォン・ヴュルテンベルクFerdinand Herzog von Württemberg)が薨去したようです。
 1925年4月3日生まれの95歳。

 母は(故)ブルガリア王女ナデジダ殿下であり、そのため、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)は従弟ということになります。

 

 (英語)Eurohistory: The Death of Duke Ferdinand Eugen of Württemberg (1925-2020)

 

 (ブルガリア語:ブルガリア王室 公式サイト)Днес, на 95-годишна възраст, се помина първородният внук на Цар Фердинанд – Н. Кр.В. Вюртембергският Херцог ФЕРДИНАНД Ойген Албрехт Мария Йозеф Иван Рилски Филип Аугуст Клеменс Карл Роберт Лудвиг Борис Кирил Франц де Паула. « Н.В. Цар Симеон II

Бог да го прости, по молитвите на Св…. – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook

 

タイ国王ワチラロンコン陛下【ラーマ10世】が CNN などのインタビューを受ける。スティダー王妃陛下、シリワンナワリー王女殿下らと共に王室支持派と交流(2020年11月)

 タイ王国のマハ-・ワチラロンコン・プラワチラクラーオチャオユーフア国王陛下(ラーマ10世王 : His Majesty King Maha Vajiralongkorn Phra Vajiraklaochaoyuhua, The King of Kingdom of Thailand : King Rama X)は、 CNN などによるインタビューを受けました。

 スティダー王妃陛下(Suthida : Her Majesty The Queen)と、シリワンナワリー王女殿下(Her Royal Highness Princess Sirivannavari)が同行しています。

※シリワンナワリー王女はスティダー王妃の子供ではありません。

 

 (3分ほどの動画あり)CNN.co.jp : タイ国王、デモ参加者に「全員を同様に愛する」 異例のインタビューで発言

 反政府デモ続くタイ 国王が支持者と交流 人気ぶりアピールか | NHKニュース

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
タイ国王 デモ隊に「皆、等しく愛している」(2020年11月2日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=g9FOFr6AzJk

 

戴冠12周年(2020年11月1日):ブータン王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下の戴冠式から12年

※戴冠式の日付が異なっている場合もありますが、ご本人が11月1日と書いているので、たぶんそうなんでしょう。

 

 2020年11月1日、ブータン王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下(Jigme Khesar Namgyal Wangchuck : His Majesty The King of Bhutan)は、戴冠式から12周年を迎えました。

※即位(統治開始)は2006年、戴冠式は2008年。

 一家の新しい写真が公開されています。

 

1st of November is celebrated in Bhutan… – His Majesty King Jigme Khesar Namgyel Wangchuck | Facebook

 

His Majesty King Jigme Khesar(@kingjigmekhesar) • Instagram写真と動画

 

His Majesty King Jigme Khesar(@kingjigmekhesar) • Instagram写真と動画

 

83歳(2020年10月27日):カメルーン伝統的君主/バムン王イブラヒム・ンボンボ・ンジョーヤ陛下が83歳を迎える

 2020年10月27日、カメルーン伝統的君主の一人、バムン王イブラヒム・ンボンボ・ンジョーヤ陛下(His Majesty, Ibrahim Mbombo Njoya, The Sultan King of Bamum【Bamoun】)は、83歳を迎えました。

 

 (英語)Sultan King Ibrahim Mbombo Njoya of Bamoun, Cameroon celebrates 83rd birthday – THE AFRICAN ROYAL FAMILIES

 

※記事の主要な話は UNESCO のリストへの登録に関する話などのようですが、最後に83歳になったことに関する一文があります:
 (フランス語)Patrimoine immatériel de l’humanité : le Nguon dans la course

 

カメルーン伝統的君主:バムン王イブラヒム・ンボンボ・ンジョーヤ陛下が、赤道ギニア大統領テオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴ閣下を訪問(2020年10月)「1970年以来の仲だし、バムン王博物館の開館式典に来てくれ」と要請

 2020年10月22日、バムン王イブラヒム・ンボンボ・ンジョーヤ陛下(His Majesty, Ibrahim Mbombo Njoya, The Sultan King of Bamum【Bamoun】)は、赤道ギニア共和国大統領テオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴ閣下(His Excellency Teodoro Obiang Nguema Mbasogo)を訪問しました。

※赤道ギニア政府公式サイトに記事が載りました。同サイト(の本文:見出しのほうはスルタン)でも、スルタン・キング(Sultan King)というバムン王以外では見ない合体称号が使用されています。なぜこうなっているのかわかりませんが、アフリカの君主として King 、イスラム君主として Sultan なのかもしれません。なお、メッカ巡礼を果たしているので、アルハッジ(Al Haji)相当の表記を加えることもあります。

 陛下は1970年~1974年に赤道ギニア共和国駐箚カメルーン連邦共和国(その後、カメルーン連合共和国)特命全権大使を務めていたようで、その時期から現大統領と知り合いのようです。

※なお、当時の初代・赤道ギニア大統領フランシスコ・マシアス・ンゲマは独裁の末に身内の親族まで含む大粛清に走ったため、甥である現大統領のクーデターで死刑になり、それから現大統領がずーっと大統領のままです。現大統領の長男テオドロ・ンゲマ・オビアン・マング閣下(Teodoro Nguema Obiang Mangue)が第一副大統領となっており、大統領職の世襲も確実視されています。また、次男のフスト・オビアン・マング氏(Justo Obiang Mangue)が今回のバムン王との会見に同席しています。

 訪問の目的ですが、バムン王博物館というものの開館式典を半年以内におこなう予定なので来てほしいということです。

 

 (英語:赤道ギニア政府公式サイト)Head of State receives Sultan of Bamoun-Cameroon – Official Web Page of the Government of the Republic of Equatorial Guinea

 (フランス語)Cameroun: le président équato-guinéen invité à l’inauguration du musée des rois Bamoun

 (フランス語)Coopération: Le Sultan Mbombo Njoya invite Teodoro Obiang Nguema, le président équato-guinéen, à Foumban (Ouest) – actualité du Cameroun – Agence Cameroun Presse