記事(アル・アラビーヤ):サウジアラビア王サルマン陛下と孫のアブドルアジーズ王子殿下の写真(2018年8月)

 アル・アラビーヤの記事に、サウジアラビア王国の二聖モスクの守護者国王サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウードサルマーン国王 : The Custodian of the Two Holy Mosques King Salman bin Abdul Aziz Al Saud of Saudi Arabia)と、孫のアブドルアジーズ・ビン・ハーリド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード王子殿下(His Royal Highness Prince Abdul Aziz bin Khalid bin Salman bin Abdul Aziz Al Saud)の写真が、「Heartwarming ~」と題されて掲載されています。

 

 (英語)Heartwarming pictures show Saudi King Salman with his grandson – Al Arabiya English

※記事中には別のカラーの写真もあります。

Al Arabiya Englishさんのツイート: "Heartwarming pictures show Saudi Arabia's #KingSalman with his grandson Abdul Aziz bin Khalid bin Salman. https://t.co/3Guh4G0ieI… https://t.co/2bGXHdEuXp"

 

 このアブドルアジーズ王子殿下の父は、ハーリド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード王子殿下(His Royal Highness Prince Khalid bin Salman bin Abdul Aziz Al Saud)で、現在、アメリカ合衆国駐箚サウジアラビア王国特命全権大使。
 ムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード皇太子殿下(His Royal Highness Crown Prince Mohammed bin Salman bin Abdul Aziz Al Saud)の全弟にあたるようです。

 

記事(英語):ガーナ共和国でもっとも裕福な四人の王(アシャンティ王、アキーム・アブアクワ王、アソグリ国王、ドーマア王)

 (英語)The 4 richest kings in Ghana ▷ YEN.COM.GH

 

 ガーナ共和国でもっとも裕福な四人の王の簡単な記事です。

 おなじみの、
 アシャンティ王オトゥムフォ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)、

 アキーム・アブアクワ王オサグイェフオ・ナナ・アモアティア・オフォリ・パニン陛下(His Royal Majesty Osagyefuo Nana Amoatia Ofori Panin, Okyenhene【King of Akyem Abuakwa】)、

 アソグリ国王トグベ・アフェデ14世陛下(His Royal Majesty Togbe Afede XIV, Agbogbomefia【King】 of the Asogli State)、
 国レベルの族長会議の議長(詳細は知りませんが、ガーナ共和国憲法で規定されているらしい)を務めていたり、アフリカ・ワールド航空の代表創始者だったりするそうです(About Us – Africa World Airlines)。
 「Asogli State」は伝統的な地域名で国家の州などではなく、また地域と呼ぶには下位区分や下位首長も多いようなので、とりあえず「アソグリ国」としました。
 また、アソグリ国公式サイトの超簡単な王室紹介ページ(ROYAL FAMILY)によれば、同陛下は14代目の王で、表記の XIV はそこから来ているのではないかと思います。
 陛下の公式サイトは、 Togbe Afede : Agbogbomefia of Asogli State | …making the difference のようです。

 ドーマア王オサグイェフオ・アグイェマン・バドゥ2世陛下(His Royal Majesty Osagyefo Agyeman【Agyemang】 Badu II, Dormaahene【King of Dormaa】)、
 裁判官だったり、ガーナ・プレミアリーグのサッカーチーム「Aduana Stars F.C.」のオーナーだったりするようです。

 

2018年7月4日付けの公布で、マリア・デル・カルメン・マルチネス=ボルディウ・フランコ閣下に第2代フランコ公爵襲爵の許諾が発表されていた模様(2018年7月)

 今年【2018年】3月に、マリア・デル・カルメン・マルチネス=ボルディウ・フランコ閣下(María del Carmen Martínez-Bordiú Franco)より、フランコ公爵位継承の申請がスペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)に出されました

 この申請は、スペインの故フランシスコ・フランコ総統の一人娘で初代フランコ女公爵カルメン・フランコ・ポロ閣下(ビリャベルデ侯爵夫人【未亡人】 : Carmen Franco Polo, 1st Duchess of Franco : The Most Excellent The Duchess of Franco : マリア・デル・カルメン・フランコ・ポロMaría del Carmen Franco Polo)の薨去に伴うもので、マリア閣下は初代の第一子・長女です。

※現行、スペイン貴族の継承法は、叙爵時の特別の指定や本人が他者に譲ったりしない限り、性別に関係なく第一子優先。

 この間、左派系団体などから、フランコ公爵位が継承されることへの反対意見が出されていたりしましたが、承認されたようです。

 

 (スペイン語)Disposición 9313 del BOE núm. 161 de 2018

 

 現在、フランコ公爵位の継承順位第1位は、第2代女公爵の生存している最年長の子供、正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下(Louis Alphonse : His Royal Highness The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウLuis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)です。

 

旧ブルガリア王シメオン2世陛下が著書のポルトガル版発行を機に同国を訪問。姪のアレクサンドラ・ナデジダ公女やポルトガル大統領と会見(2018年7月)

 旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキSimeon Saxe-Coburg-GothaSimeon Sakskoburggotski)と旧ブルガリア王妃マルガリータ陛下(Her Majesty The Queen【Tsaritsa】Margarita of the Bulgarians : マルガリータ・サクスコブルクゴツカMargarita Saxe-Coburg-GothaMargarita Sakskoburggotska)は、シメオン2世陛下の著書(自伝)のポルトガル版発行を機にポルトガル共和国を訪問しました。

 姪のアレクサンドラ・ナデジダ公女(Princess Aleksandra Nadejda)や、ポルトガル共和国大統領マルセロ・レベロ・デ・ソウザ教授閣下(マルセロ・ヌノ・ドゥアルテ・レベロ・デ・ソウザ大統領 : His Excellency Prof Marcelo Rebelo de Sousa)と会見した模様。

 シメオン2世陛下は、女系でハンガリー貴族の名門コハーリ家の子孫となっていて、その当主的立場にある、とみなされていたか、本人がそう思っていたか、よくわからないのですが、2012年に出た情報によると、コハーリの称号について、姉のブルガリア王女マリヤ・ルイザ殿下(コハーリ女公 : Her Royal Highness Princess Maria Louise of Bulgaria, Princess of Koháry【Fürstin Koháry】)とその二度目の結婚の子孫に譲ったという状況になっているようです。
 アレクサンドラ・ナデジダ公女はマリヤ・ルイザ殿下の二度目の結婚の第一子で、アレクサンドラ・ナデジダ公女の子供も同じく称号付きで言及されていることがあります。

 

 (英語:旧ブルガリア王シメオン2世公式サイト)THE PRESIDENT OF PORTUGAL H.E. MR. MARCELO REBELO DE SOUSA WAS SPECIAL GUEST TO THE PREMIERE OF THE AUTOBIOGRAPHICAL BOOK OF KING SIMEON IN PORTUGESE « H.M. King Simeon II

 

正統派フランス王位継承者ルイ20世ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下の妻マリー・マルグリット殿下が、二人の間の第四子となる子供を懐妊しているとの発表(2018年7月)

 正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・アルフォンス殿下(Louis Alphonse : His Royal Highness The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウLuis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)の妻アンジュー公妃マリー・マルグリット殿下(Marie Marguerite : Her Royal Highness The Duchess of Anjou)が、二人の間の第四子となる子供を懐妊していると発表されました。

※写真の中にかけられているTシャツに2019とあるので、誕生予定は来年かと思われます。

 

 なお、ルイ・アルフォンス殿下は、最近では、母のマリア・デル・カルメン・マルチネス=ボルディウ・フランコ閣下(María del Carmen Martínez-Bordiú Franco)によるフランコ公爵位継承申請に関する議論や、フランシスコ・フランコ総統の遺体を「戦没者の谷」から掘り出して他所に移そうとする首相らの話題などと関連して報道が出ています。

 

スペイン語とフランス語:
Mi querida #mujer @margaravs y yo… – Luis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú | Facebook

Luis Alfonso de Borbónさん(@luisalfdeborbon) • Instagram写真と動画

 

 スペインメディアの ¡Hola! がその筋から入手した情報によりますと、第四子は男子であるとのことです(詳細は紙媒体を買ってね、といういつもの)。

 (スペイン語)En ¡HOLA!: El bebé que esperan Luis Alfonso de Borbón y Margarita Vargas es…

 

 (フランス語)Un troisième fils pour le chef de la Maison de Bourbon | Le blog LEGITIMITE
 (フランス語)Famille de France, familles de France, familles nombreuses | Le blog LEGITIMITE

 正統派のブログですが、性別は男子で、出産予定は2019年2月であるとのことです。

 

 6月の、「戦没者の谷」訪問時の記事:
 (スペイン語)Luis Alfonso de Borbón: “El Valle de los Caídos es un monumento de reconciliación y oración”

 

 フランコ総統を支持する人々が、ルイ・アルフォンス殿下を、「我々の王」と言及とのこと。

 (スペイン語)"Eres nuestro rey": por qué los ultras aclaman a Luis Alfonso en plena crisis en Zarzuela

'Cara al sol' contra la exhumación de Franco del Valle de los Caídos – 動画 Dailymotion