南アフリカ伝統的君主/“雨の女王”継承問題:レクケラ・モジャジ王子殿下の即位式がおこなわれる(2022年9月)大統領の承認未定・妹のマサラナボ王女殿下を支持する側の訴訟など継続中

 2022年9月30日、南アフリカ共和国のロベドゥ人の君主にレクケラ・モジャジ王子殿下(His Royal Highness Prince Lekukela Modjadji)が即位しました。
 即位したというか、即位式が地元でおこなわれました。
 さらに戴冠式がおこなわれれば、伝統的な儀式のほうは一区切りになります。

 

式は非公開なので関係者がコメントしているだけです/
SABC News:
Prince Lekukela Modjadji installed as King of the Balobedu – YouTube

 (英語)Prince Lekukela Modjadji installed as King of the Balobedu – SABC News – Breaking news, special reports, world, business, sport coverage of all South African current events. Africa's news leader.

 

 南アフリカ共和国の伝統的君主の承認は大統領が担当省庁や CTLDC などの専門機関のアドバイスを受けて判断しますが、さらに裁判で覆る可能性があるという面倒な状況にあります。
 この“雨の女王”継承問題は、この200年程度の代々が女王であったことから特別な注目を集めていますが、正直どうなるのかわかりません。

追記:
 (英語)Princess Masalanabo can’t be queen for no-show at home for traditional rituals, says Modjadji Royal Council

The legal battle over the throne continues on October 13 in the Polokwane High Court.

 王位(女王位)に関する裁判は10月13日から始まるとしています。
 一方、今回の即位式に対する差し止めを求めていた裁判は、王女の保護者となっている政治家に王女の代理人としての権限がないという判断が出ていたようで、その決定を受けて即位式もおこなわれたということのようです。
(そうなると10月13日からの裁判もどうにもならないのではないかという気もしますが……)

 

関連:
 (インデックス)(2021年)南アフリカ伝統的君主:ロベドゥ人の君主モジャジ(雨の女王)にレクケラ王子殿下が選出された件に関する記事

英国の第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード閣下が、携帯電話で通話しながら赤信号を通過しようとするなどの行為により6ヶ月の運転禁止(2022年9月)「運転禁止は国王戴冠式の準備に支障がある」などの訴えも却下

 第18代ノーフォーク公爵エドワード・フィッツアラン=ハワード閣下(Edward Fitzalan-Howard, 18th Duke of Norfolk : His Grace The Duke of Norfolk GCVO DL)が、携帯電話で通話しながら赤信号を通過しようとするなどの行為により6ヶ月の運転禁止となりました。
 すでにスピード違反などでそれなりの点数が出ている状態だったようです。

 

 (英語)Duke of Norfolk banned from driving – BBC News

The peer who organised the Queen’s funeral has been banned from driving for six months, despite claiming he needed his licence to arrange the King’s upcoming coronation.

He had hoped to avoid a ban by claiming “exceptional hardship”.

 ノーフォーク公爵は筆頭の公爵で最も格の高い貴族なので、エリザベス2世陛下の国葬にも携わったり、チャールズ3世陛下の戴冠式の準備にも関わったりしているわけですが、そのような特別に厳しい(?)状況があるので処分を見逃してくれるように(堂々と)要請しましたが、却下されました。運転禁止の他、罰金などを科されています。

 

追記:
 なお、いいわけというか理由として「妻と会話していた」と供述していたようですが、その時期には離婚していて独身(なお正式に離婚したのは8月で、事件は4月だったようなので、独身ではなかったようです)。
 さらに新たに別の女性との婚約発表もしました(別記事にするかどうか未定)。
 妻とは誰のことだったのかという、危険運転に比べればどうでもいいような疑問も生まれています(追記:4月の事件ということを考えると8月に離婚した前妻が妥当でしょうか)。

秋篠宮家の悠仁親王殿下が伊勢神宮を参拝(2022年10月)

 2022年10月1日、秋篠宮家の悠仁親王殿下(ひさひと : His Imperial Highness Prince Hisahito of Akishino)は伊勢神宮を参拝しました。
 今回の参拝は私的旅行の一環ということです。

 

ANNnewsCH(ANN NEWS):
悠仁さま 伊勢神宮を訪問 1人では初 参拝は9年ぶり(2022年10月1日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=aaf3afdPRpA

 

TBS NEWS DIG Powered by JNN:
悠仁さま 初めて一人で伊勢神宮参拝|TBS NEWS DIG – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=oHof07g-hsM

 

Nippon TV News 24 Japan:
Prince Hisahito visits Ise Jingu shrine in central Japan – YouTube

 

 悠仁さま 初めてお一人で伊勢神宮に参拝 | NHK | 皇室
 【速報】悠仁さま 伊勢神宮を初めて単独訪問 きょうは「スーツ姿」|FNNプライムオンライン

訃報(2022年9月21日):第18代ズーチ男爵(ズーチ・オブ・ハリングワース男爵)ジェームス・フランクランド閣下、卒去(1943~2022)

 2022年9月21日、英国のイングランド貴族/第18代ズーチ・オブ・ハリングワース男爵ジェームス・フランクランド閣下(James Frankland, 18th Baron Zouche of Haryngworth : ズーチ・オブ・ハリングワース卿 : Lord Zouche of Haryngworth)が卒去したようです。
 1943年2月23日生まれの79歳。

※今回知ったのですが、ズーチ男爵(Baron Zouche)ではなくズーチ・オブ・ハリングワース男爵(Baron Zouche of Haryngworth)が正確のようです。英国議会の公式サイトも「Lord Zouche of Haryngworth」と表記しています。
 (英語:英国議会 公式サイト)Parliamentary career for Lord Zouche of Haryngworth – MPs and Lords – UK Parliament

 

 18代男爵は、第12代フランクランド準男爵でもありました。
 どちらも子息のウィリアム・フランクランド閣下が継承することになります。
 また、今年誕生したウィリアム閣下の子息、トーマス・フランクランド閣下がその継嗣となります。

 

 (英語)ZOUCHE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 18th Baron Zouche 1943-2022

延岡藩主内藤家 第19代当主 内藤省紀 氏が「延岡城・内藤記念博物館」開館記念式典で挨拶(2022年9月)

 延岡藩主内藤家第19代当主内藤省紀氏が、「延岡城・内藤記念博物館」開館記念式典で挨拶したようです。

 

 (動画あり)宮崎ニュースUMK|UMKテレビ宮崎 | 城下町延岡の歴史を継承「延岡城・内藤記念博物館」開館 宮崎県

(内藤家19代当主・内藤省紀さん)「明治維新まで、内藤家は延岡藩の藩主として務めてまいりました。日本全国の各地より多くの方々が訪れ、延岡の歴史や文化を学び、将来を考える場になればと思っております」

宮崎ニュースUMKさんはTwitterを使っています: 「【城下町延岡の歴史を継承「延岡城・内藤記念博物館」開館 宮崎県】 26市町村みやざき元気プロジェクト。今週は延岡市の話題をお伝えします。城下町として栄えてきた延岡市。その歴史を知ることができる博物館がオープンしました。 … 続きは↓ https://t.co/dgy0ZGUmp9 https://t.co/9PVXaiM11j」 / Twitter
https://twitter.com/umk_news/status/1574349832248258561

 

 同博物館の公式サイトはこちらのようです。
 延岡城・内藤記念博物館公式ホームページ