逃亡中のルーマニア王カロル2世男系孫パウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(“ルーマニア王子パウル殿下”)がフランスで身柄を拘束された模様(2022年6月)

 バネアサ農園事件などに伴い、3年4ヶ月の実刑判決が出、ルーマニアから逃亡していたパウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(Paul Philippe al României)ですが、2022年6月27日にフランス共和国のパリで身柄を拘束された模様です。
 判決から拘束まで一年半がかかりました。

 ルーマニア本国への送還がおこなわれると思われます。

 

 (ルーマニア語)Prinţul Paul al României, dat în urmărire internaţională, a fost prins la Paris

Antena 3:
Prinţul Paul al României, dat în urmărire internaţională, a fost prins la Paris – YouTube

 

Antena 3:
Cum poate scăpa Prinţul Paul de închisoare în România. Scenariile avocaţilor – YouTube

 

 (ルーマニア語)Paul al României a fost prins în Franța. Pentru ce fusese condamnat

Wall-Street.ro – El fusese condamnat la 3 ani și 4 luni… | Facebook

訃報(2022年6月22日):フロリアン神父が帰天(1957~2022)バイエルン王子

 2022年6月22日、キリスト教/ローマ・カトリック教会/ベネディクト会(聖ベネディクト修道会)のフロリアン神父(Father Florian OSB : フロリアン・プリンツ・フォン・バイエルン神父 : Pater Florian Prinz von Bayern : バイエルン王子フランツ=ヨーゼフ殿下 : His Royal Highness Prince Franz-Josef of Bavaria)が、ケニア共和国で帰天しました。
 1957年9月21日生まれの64歳。
 1996年から同地で活動していました。

 

 (ドイツ語)Benediktinerpater Florian Prinz von Bayern in Kenia gestorben
 (ドイツ語)Pater Florian von Bayern: Nachfahr von König Ludwig I. ist tot – München – SZ.de

 

+PAX Dear Confreres and… – Benedictine Monks, Tigoni Abbey | Facebook

インタビュー記事(セルビア語):現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下への主に長男のペータル殿下の権利放棄に関連する内容のインタビュー記事(2022年5月)

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)へのインタビュー記事が掲載されています。

 長男で継嗣だったペータル殿下が権利放棄をおこなったことに関してが主要な内容です。

 

 (ラテン文字セルビア語)OVO JE ISTINA O DEŠAVANJIMA NA KRALJEVSKOM DVORU: Prestolonaslednik Aleksandar Karađorđević ekskluzivno za "Novosti"

 

 内容ですが、アレクサンダル2世殿下の現在の妻(後妻)カタリナ妃殿下とアレクサンダル2世殿下の前妻との子供たちが不仲・疎遠ではないかという話に対し、アレクサンダル2世殿下が否定しきれていない、というのが一つ。
 ただし、カタリナ殿下を擁護するような形でコメントをしているといえるでしょうか。

 ペータル殿下の権利放棄に関してですが、ペータル殿下がもう継嗣をやめたいということやフィリップ王子殿下から同地にいるかなどの連絡を受けていたものの、権利放棄の式典のことなどはまったく聞いておらず、その後に権利放棄文書と証人らの署名が唐突にメールで送られてきたこと。
 また、本土ではなく、スペインで、当主である自分の事前の了解や臨席も、セルビア総主教の臨席もなしにおこなわれており(ただしポルフィリイェ総主教の祝福を受けた司祭は臨席)、(断言していませんが)ユーゴスラビア王国の法やカラジョルジェヴィッチ家の伝統的な観点からは無効と主張する余地がありそうです。
 そして、全般的に感じられるのは、アレクサンダル2世殿下はセルビア共和国内の保守的・伝統的勢力から外されるような動きを受けているのではないかという疑いです。アレクサンダル2世殿下を正統な王位の継承者とするなら、このような無礼な行動は問題外です。

訃報(2022年4月?):ムハンマド・ナーディル・ハーン王子殿下が薨去(1941~2022)故・旧アフガニスタン王ムハンマド・ザーヒル・シャー陛下の子息の一人

 2022年4月(?)に、(旧)アフガニスタン王室のムハンマド・ナーディル・ハーン王子殿下(His Royal Highness Prince Muhammed Nadir Khan)がイタリア共和国のローマで薨去していたようです。
 1941年5月21日生まれの80歳。

 

TOLOnewsさんはTwitterを使っています: 「Prince Mohammad Nadir Zahir, son of former Afghan king Mohammad Zahir Shah, has passed away in Rom, Italy, his relatives said. #TOLOnews https://t.co/BPdUmSy4M8」 / Twitter

 

 故・旧アフガニスタン王ムハンマド・ザーヒル・シャー陛下の子息の一人です。

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室のペータル王子殿下(直近に継嗣としての権利を放棄)に婚外子(女子)がいるとの報道(2022年4月)

 2022年4月27日に継嗣としての権利を放棄したとの情報が出た、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室のペータル王子殿下(His Royal Highness Prince Peter of Serbia / Yugoslavia : ペータル・カラジョルジェヴィッチPetar Karađorđević)ですが、婚外子(女子)がいるとの報道がされています。

 

 (ラテン文字セルビア語)EKSKLUZIVNO! KURIR OTKRIVA: Princ Petar Karađorđević ima vanbračnu ćerku, EVO GDE ŽIVI sa majkom! MUK NA SRPSKOM DVORU

 

 ペータル殿下は、権利放棄の宣言の時に、わざわざ自身の子孫について嫡出・婚外の両方の単語を出す一文があり、「もしや……」と思っていた人もいましたが……。

 

 各種の情報によれば名前はドロレス・ルナ・ヌール・カラジョルジェヴィッチDolores Luna Noor KarageorgevitchドリーDolly)。
 英国のロンドンに母親と在住で、2017年第一四半期に出生の届け出が出ているので、2017年生まれ(もしかしたら2016年生まれ)ではないかということです。