ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty ObaEwuare II, The Oba of Benin)と第五王妃のアイソサ・エウアレ殿下(Her Royal Highness Queen Aisosa Ewuare)の間に四つ子が誕生したようです。
三人は男子、一人は女子とのこと。
2021年8月3日、ジョアシャン・ミュラ公子殿下(His Highness【His Royal Highness】 Prince Joachim Murat)が誕生したという情報が出ています。
この情報によると、ジョアシャン・ジョルジュ・ロラン・ナポレオン(Joachim Georges Laurent Napoléon)と名付けられたようです。
ポンテコルヴォ公ジョアシャン・ミュラ殿下(His Highness【His Royal Highness】 Prince Joachim Murat, Prince of Pontecorvo)とヤスミン妃殿下(Princess Yasmine)の第一子・長男です。
ポンテコルヴォ公は第8代ミュラ公ジョアシャン・ミュラ殿下の継嗣で、ナポリ王ジョアシャン・ミュラとフランス皇帝ナポレオン1世の妹カロリーヌ・ボナパルトの子孫。
今回生まれた男子が、将来的に同家の継承者となります。
参列者として、トンガ王妃のほか、
トンガ王トゥポウ6世陛下(KIng Tupou VI : His Majesty The King of Tonga)
“プリンセス・ロイヤル”・サーロテ・マフィレオ・ピロレブ・トゥイタ王女殿下(The Princess Royal Her Royal Highness Princess Salote Mafile’o Pilolevu Tuita) アタ・トゥクアホ王子殿下(His Royal Highness Prince Ata Tuku’aho)
トゥイタ卿閣下(Honourable Lord Tuita) フレデリカ・トゥイタ・フィリペ閣下(The Honourable Frederica Tuita Filipe)
重要なのは、7月10日には、ジョージアの首都トビリシの至聖三者大聖堂で記念式典がおこなわれたことであり、ジョージア正教会から首座代行であるセナキ・チホロツク府主教シオ座下(His Eminence Metropolitan Shio of Senaki and Chkhorotsqu)が臨席しています。
事前には総主教イリア2世聖下の臨席という話も出ましたが、高齢と体調の問題で動くのも難しいのかもしれません。
また、記念式典には、ジョージア大統領【グルジア大統領】サロメ・ズラビシヴィリ閣下(ズラビシュヴィリ大統領)も臨席しています。
そしてようやくここからが当サイトの本題となります。
ジョージア王室、あるいはバグラチオン王朝の当主は二系統にわかれて対立を続けています。
男系では年長系統ながら、長らく君主の位から離れていたムフラニ系統。
そして、ジョージアの最後の統一的な王の系統であるグルジンスキー系統。 動画やその他記事を見る限りでは、両系統ともこの重要な式典に臨席していません。
ムフラニ系ジョージア王室当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneli : ダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)は、グルジンスキー系統の元妻からの暴行・DVでの提訴を受けジョージアを離れています。臨席しようがありません。
一方、グルジンスキー系統のジョージア皇太子ヌグザル殿下(His Royal Highness Crown Prince Nugzar of Georgia : ヌグザル・バグラチオン=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagration-Gruzinsky : ヌグザル・バグラチオニ=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagrationi-Gruzinski : Batonishvili : Tsarevich)もまた臨席していません。