オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下夫妻が、ルターシュタット・ヴィッテンベルクを訪問(2017年2月)

 2017年2月9日、ドイツ連邦共和国を訪問中のオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)とオランダ王妃マクシマ陛下(マキシマ王妃Máxima : Her Majesty The Queen of the Netherlands)は、ルターシュタット・ヴィッテンベルクを訪問したようです。

 

RoyalblogNL:
Koninklijk bezoek Lutherstadt Wittenberg – YouTube

 

ヨルダン王アブドゥッラー2世陛下がドイツ首相メルケル閣下と共同記者会見(2016年10月)

 ヨルダン・ハシミテ王国国王アブドゥッラー2世陛下(アブドラ2世アブドラ国王Abdullah II of Jordan : His Majesty the King of the Hashemite Kingdom of Jordan)は、ドイツ連邦共和国連邦宰相(首相)アンゲラ・メルケル博士閣下(Her Excellency Dr Angela Merkel MdB, Federal Chancellor)と共同記者会見しました。

 

Ruptly TV:
Germany: King Abdullah II of Jordan hails Merkel for her ‘leadership’ in the refugee crisis – YouTube

 

誕生(2015年7月?):ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲン

 2015年7月に、ザクセン=マイニンゲン公室のザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の甥にあたるコンスタンティン・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンConstantin Prinz von Sachsen-Meiningen)に、第一子となる男子(ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンMichael Prinz von Sachsen-Meiningen)が誕生したとの情報が出ています。

 コンスタンティン氏は、ザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の亡父ベルンハルト殿下の貴賤結婚(1回目の結婚)で権利を得ていない異母兄フリードリヒ・エルンストの子であり(従って“公子”でも“殿下”でもありませんが、そう称されていることも多く詳細は不明)、現在のルールではザクセン=マイニンゲン公位の継承者とはなれませんが(そもそも父が祖父の後を継いでいない時点でダメですが)、コンラート殿下に子供がいないことと、他に近い男系男子がいないことから、ルール変更などにより後継者となるであろうとみられています(仮にならなくても他に近親がいないので家産を継承するでしょう)。また、コンスタンティン殿下の母はザクセン=コーブルク=ゴータ公室出身(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女ベアトリーツェ・シャルロッテ殿下)のため、やや特殊な継承に対して他のエルネスティン家2家より異論が出る可能性も低いのではないかと思います。

 しかし、今回誕生したミハエルの母ゾフィア・ルプスSophia Lupus)とコンスタンティン氏が結婚していないという情報もあり、その場合は、コンスタンティン氏自身の問題とは別に、ミハエルの継承権が存在していないという問題が発生します(もちろんのことですが、可能になるようにルール変更をおこなったという主張が将来出ることはありえます)。

 ちなみに、ザクセン=マイニンゲンの元々のルールに基づくと、継承者が存在しなくなった場合、ザクセン=コーブルク=ゴータのもっとも直系に近い男子に権利があることになるようです。
 現在のところ、ザクセン=コーブルク=ゴータ公アンドレアス殿下となりますが、(ザクセン=コーブルク=ゴータ公室を離れている)英国王室のグロスター公爵リチャード王子殿下が該当すると見る人もいます。

 

記事:
 (英語)EuropeanRoyalHistoryJournal.blogspot.com: Meiningen: A New Baby Heir
 (英語)Royal Musings: A new baby in the House of Saxe-Meingen
 
 

訃報(2015年6月4日):前ハノーファー王室当主夫人/ハノーファー公妃(未亡人)モニカ殿下、薨去(1929~2015)

 2015年6月4日、ハノーファー公妃モニカ殿下(Her Royal Highness Princess Monika of Hanover)が薨去した模様です。
 1929年8月8日生まれの85歳。
 先代のハノーファー王室/ハノーファー公である故エルンスト・アウグストの2番目の妻で、二人の間に子供はありません。
 メディアタイズド・ハウス(陪臣化された神聖ローマ帝国領邦国家君主の家柄)の一つ、ゾルムス=ラウバッハ家出身です。

 

記事:
 (ドイツ語)Monika von Hannover ist tot

 (英語)Royal Musings: Another Hannover death
 (英語)Royal Musings: Death Notice: HRH Princess Monika of Hannover

 

結婚(2015年5月23日):レーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=ローゼンベルク公子フェリックス殿下とカリーナ・ミュラー・フォン・ブルーメンクロン嬢

 2015年5月23日、レーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=ローゼンベルク公子フェリックス殿下(His Serene Highness Prince Felix of【zu】 Löwenstein-Wertheim-Rosenberg)とカリーナ・ミュラー・フォン・ブルーメンクロン嬢(Carina Müller von Blumencron)が、ドイツ連邦共和国ヘッセン州のディーブルクで結婚したそうです。

 レーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=ローゼンベルク家は、メディアタイズド・ハウス(陪臣化された神聖ローマ帝国領邦国家君主の家柄)の一つです。
 フェリックス殿下は、レーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=ローゼンベルク公アロイス=コンスタンティン殿下の従弟の次男にあたります。

 

記事:
 (英語)Royal Musings: Princely wedding: Löwenstein-Wertheim-Rosenberg-Müller von Blumencron