英国女王エリザベス2世陛下が、夏季休暇のためバルモラル城に到着(2021年8月)

 英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は、夏季休暇のため、スコットランドのアバディーンシャーにあるバルモラル城に到着しました。

 

The Royal Family Channel:
The Queen's on Her Summer Holidays! – YouTube

 

The Royal Family Channel:
Queen Says 'Hello' to Shetland Pony During Arrival to Balmoral – YouTube

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿The Queen has arrived at Balmoral Castle for her summer break. In a small ceremony outside the Castle gates, Her Majesty inspected a Guard of Honour formed of the @5_scots, Balaklava Company, 5th Battalion The Royal Regiment of Scotland. https://t.co/HEJJEdMVNC」 / Twitter

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「🐴Also present was The Royal Regiment of Scotland’s Mascot, Shetland Pony Lance Corporal Cruachan IV! 🥁Pipes and drums were provided by @3_SCOTS. https://t.co/8ZStVhzz88」 / Twitter

 

The Royal Family(@theroyalfamily) • Instagram写真と動画

誕生(2021年8月6日?):ナイジェリア伝統的君主/ベニン王エウアレ2世陛下と第五王妃の間に四つ子(三王子と一王女)が誕生

 ナイジェリア連邦共和国/エド州の伝統的君主、ベニン王エウアレ2世陛下(His Royal Majesty Oba Ewuare II, The Oba of Benin)と第五王妃のアイソサ・エウアレ殿下(Her Royal Highness Queen Aisosa Ewuare)の間に四つ子が誕生したようです。
 三人は男子、一人は女子とのこと。

 

Oba Palace Benin(ベニン王宮 公式チャンネル):
God has blessed Great Benin Kingdom with Royal Quadruplet. – YouTube

 

 

 

 (英語)Oba of Benin, fifth wife welcome quadruplets | Premium Times Nigeria
 (英語)Oba of Benin welcomes quadruplets as alma-mater visits | The Guardian Nigeria News – Nigeria and World News — Nigeria

 

関連:
 ナイジェリア伝統的君主:ベニン王エウアレ2世陛下に四つ子が誕生したことを祝う催し(2021年8月)

誕生(2021年8月3日):ジョアシャン・ミュラ公子殿下。ポンテコルヴォ公夫妻の第一子・長男。ミュラ公の孫。ナポリ王ジョアシャン・ミュラとカロリーヌ・ボナパルトの子孫

 2021年8月3日、ジョアシャン・ミュラ公子殿下(His Highness【His Royal Highness】 Prince Joachim Murat)が誕生したという情報が出ています。

 

 

 この情報によると、ジョアシャン・ジョルジュ・ロラン・ナポレオンJoachim Georges Laurent Napoléon)と名付けられたようです。

 ポンテコルヴォ公ジョアシャン・ミュラ殿下(His Highness【His Royal Highness】 Prince Joachim Murat, Prince of Pontecorvo)とヤスミン妃殿下(Princess Yasmine)の第一子・長男です。
 ポンテコルヴォ公は第8代ミュラ公ジョアシャン・ミュラ殿下の継嗣で、ナポリ王ジョアシャン・ミュラとフランス皇帝ナポレオン1世の妹カロリーヌ・ボナパルトの子孫。
 今回生まれた男子が、将来的に同家の継承者となります。

 

⚠👑🇫🇷 EXCLUSIF : Les photos du prince… – Frederic de Natal | Facebook
https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=2001819836641963&id=100004418979365

訃報(2021年7月29日):トンガ王妃の母、ヴァエア男爵夫人トゥプトゥプ・オ・プロトゥ・マアフ・ヴァエア閣下が卒去(1930~2021)

2021年7月29日、ヴァエア男爵夫人トゥプトゥプ・オ・プロトゥ・マアフ・ヴァエア閣下(The Honourable Baroness Tuputupu ‘o Pulotu Ma’afu Vaea)が卒去した模様です。
 1930年10月14日生まれの90歳。
 トンガ王妃ナナシパウウ・トゥクアホ陛下(Queen Nanasipauʻu Tukuʻaho : Her Majesty The Queen of Tonga)の母親です。

 男爵夫人は自身の生まれもトンガ貴族。
 亡夫ヴァエア男爵シアオシ・ツイハラ・アリパテ・ヴァエア・トゥポウ閣下はトンガ王の婚外子で、トンガ王国の首相も務めました(Baron Vaeaと呼ばれるのが通称で、日本の外務省ではバロン・ヴァエア首相となっています)。

 

 (英語)Queen Nanasipau‘u Tuku‘aho’s mother dies aged 90 – Kaniva Tonga | Largest NZ-based Tongan news service
 (英語)Baroness Tuputupu 'o Pulotu Vaea laid to rest at Houma | Matangitonga

 

王室による鎮魂礼拝/
1時間16分/
Paula Moimoi Latu:
III Ouau Failotu: 'Eiki Baroness Tuputupu ‘o Pulotu Ma’afu Tuku'iaulahi Vaea: Royal Prayer Service – YouTube

参列者として、トンガ王妃のほか、
 トンガ王トゥポウ6世陛下(KIng Tupou VI : His Majesty The King of Tonga)
 “プリンセス・ロイヤル”・サーロテ・マフィレオ・ピロレブ・トゥイタ王女殿下(The Princess Royal Her Royal Highness Princess Salote Mafile’o Pilolevu Tuita
 アタ・トゥクアホ王子殿下(His Royal Highness Prince Ata Tuku’aho
 トゥイタ卿閣下(Honourable Lord Tuita)
 フレデリカ・トゥイタ・フィリペ閣下(The Honourable Frederica Tuita Filipe

 

葬儀/
5時間46分/
Paula Moimoi Latu:
Me’afaka’eiki ‘o ‘Eiki Palonesi Tuputupu ’o Pulotu Ma’afu Vaea 14 ‘Okatopa 1930 – 29 Siulai 2021 – YouTube

南アフリカ伝統的君主:ズールー王ミスズールー陛下が、亡父とその第一王妃の結婚を無効とするよう法的措置を開始した模様(2021年7月)

 南アフリカ伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、亡父グッドウィル・ズウェリティニ陛下とその第一王妃シボンギレ・マドラミニ陛下(Her Majesty Queen Sibongile MaDlamini)の結婚を無効とするよう法的手続きを開始したようです。

 

 (英語)Zulu King Misuzulu in legal bid to nullify his father's marriage to first wife

 

 なにをどうすれば無効にできるのかさっぱりわかりませんが、ここまでの経緯を整理しておきます。

 まず、本年3月12日にグッドウィル・ズウェリティニ陛下が崩御します。
 訃報(2021年3月12日):南アフリカ伝統的君主/ズールー王グッドウィル・ズウェリティニ陛下が崩御(1948~2021)

 続いて、摂政となっていた第三王妃のマントフォンビ陛下も崩御。
 訃報(2021年4月29日?):南アフリカ伝統的君主/ズールー摂政(王妃)マントフォンビ陛下が崩御(1953~2021)ズールー王の崩御の翌月。南ア大統領は弔意を表明。エスワティニ王(スワジランド王)ムスワティ3世陛下の姉

 そして二人の子供のミスズールー陛下が王になります。
 崩御した南アフリカ伝統的君主/ズールー摂政(王妃)マントフォンビ陛下の遺書が読み上げられ、子息のミスズールー・ズールー王子殿下がズールー王に指名される(2021年5月)

 これに対し、第一王妃のシボンギレ・マドラミニ陛下が、王の選出が適切におこなわれなかったことと、民事婚上の妻が自分ひとりであることからズールー王の遺産の半分を要求します。
 南アフリカ伝統的君主:崩御したズールー王の第一王妃と娘の王女たちが提訴をおこなった模様(2021年5月?)南アフリカ共和国では慣習的な一夫多妻は容認されているものの、民事婚は認めていないため、第一王妃のみが法律上の妻との主張など

 以上の経緯からすると、今回、ミスズールー陛下が、亡父とその第一王妃の結婚を無効にするよう法的手続きを開始したのは、この民事婚を有効としてしまうと遺産の半分を持っていかれるのは避けられないという結論からではないかとも思われますが……。
 しかし、50年以上前の結婚を無効にするというのが可能なのかどうか、大いに疑問がわくところです。
※それ以前に、いろいろと妙な話だなあ、という感がぬぐえませんが。

 これに加え、南アフリカ共和国全域での騒乱と、エスワティニ王国(スワジランド王国)での騒乱がズールーへの影響を与えるでしょう。
 ミスズールー陛下は母方からエスワティニ王ムスワティ3世陛下の甥であり、ざっくり言ってしまえば、ムスワティ3世陛下が国内を収めきればミスズールー陛下に有利であり、逆であれば不利になるということです。
 南アフリカ共和国の役所や裁判所の判断如何では、暴動が発生する可能性も高く、クワズールー・ナタール州はひりひりした状況が続きそうです。

※なお、同州政府はすでにミスズールー陛下に、文化的保護のための予算額を提示しており、同陛下が王だと認めています。
続報:
 南アフリカ共和国クワズールー=ナタル州政府が、ズールー王位の争いに関して、大統領の介入を要請することを決定(2021年8月)