イタリア王室(直系)継嗣ヴェネツィア公エマヌエーレ・フィリベルト殿下が、ジェノヴァのモランディ橋崩落に伴い避難している人々を訪問(2018年9月)

 イタリア王室継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)が、イタリア共和国リグーリア州ジェノヴァのモランディ橋崩落に伴い避難している周辺住民を訪問しました。

 また、殿下は、サヴォイア家が運営する団体を通じた寄付などを表明しています。

 

Genova Quotidiana:
Il principe tra gli sfollati – YouTube

 

 (イタリア語)Emanuele Filiberto porta in dono ambulatorio alla Croce Rosa: "Ammiro la forza dei genovesi" – GenovaQuotidiana
 (イタリア語)Civico20 News | Crollo del ponte Morandi: Emanuele Filiberto di Savoia incontra gli sfollati |
 (イタリア語)La visita – Emanuele Filiberto: «Siete il volto di una Genova che guarda avanti» | Liguria | Genova | Il Secolo XIX

 

Civico20Newsさんのツイート: "Crollo del ponte Morandi: Emanuele Filiberto di Savoia incontra gli sfollati https://t.co/1XNgkWQaSG"

 

三笠宮家の寛仁親王妃 信子 殿下が、イタリアのミラノで伊日研究学会【AISTUGIA】の年次総会に臨席(2018年9月)

 2018年9月21日、三笠宮家の寛仁親王妃信子殿下(のぶこNobuko : Her Imperial Highness Princess Tomohito of Mikasa)は、イタリア共和国ミラノで、伊日研究学会【AISTUGIA : Associazione Italiana per gli Studi Giapponesi】の年次総会に臨席しました。

 

 (イタリア語:動画)Aistugia: convegno "imperiale" sul Giappone – Il Sole 24 ORE
 動画内、妃殿下の登場は前半で、そのあとはイタリア人のコメントです(最後が「マンガ・アニメ……」……)。
 「プリンツィペッサ・トモヒト・ディ・ミカサ(principessa Tomohito di Mikasa)」と言及されています。

 記事内、

(sorella minore di Taro Aso, attuale vicepremier)

 麻生太郎副総理の妹であることが書かれています。

 

追記(2018年9月30日):
 年次総会に関する記事があったのでリンクしておきます。

 (イタリア語)Il Giappone a Milano Convegno Aistugia – Ildenaro.it

Il convegno e’ stato inaugurato dalla Principessa Tomohito di Mikasa,

 こちらも表記は同じです(殿下に関する言及はこの部分だけのようです)。

 

 余談ですが、

Abenomix nato sotto il Primo Ministro Shinzo Abe

「安倍晋三総理のもとで生まれたアベノミクス」と書かれています。

 

インタビュー記事(ポルトガル語):フランス王室オルレアン派のアンジュー公妃/第11代カダヴァル女公爵ディアナ・アルヴァレス・ペレイラ・デ・メロ殿下へのインタビュー(2018年8月)

 ブラジルのメディア「Globo」が、ポルトガル貴族の第11代カダヴァル女公爵で、フランス王室オルレアン派のアンジュー公妃ディアナ・アルヴァレス・ペレイラ・デ・メロ殿下(Diana Álvares Pereira de Melo, 11th Duchess of Cadaval : Her Royal Highness The Duchess of Anjou)へインタビューをおこなったようです。

 

 (ポルトガル語)Duquesa e escritora Diana de Cadaval ensina como tradição e modernidade podem reinar juntas – Jornal O Globo

 

 かなりの長文ですが、内容は、夫のオルレアン公子シャルル=フィリップ殿下の話(最後のほうに一緒に旅行するとえらいめにばかり遭うという話が)や、居城であるカダヴァル宮殿や同家(カダヴァル家(名称がいまいちよくわかりませんが)はブラガンサ王朝分家)の歴史や、現在の妃殿下の活動などです。

 ディアナ妃殿下は、2001年の父の薨去に伴い、異母姉と爵位などの相続を争いましたが、ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza)の裁定によりカダヴァル公爵位を継承しています。

 

ポルトガル王室当主ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下が、イタリアのフェレンティーノを訪問(2018年7月)市長・市議会議員らと会見

 2018年7月31日、ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza)は、イタリア共和国のフェレンティーノを訪問しました。

 

 (イタリア語)Ferentino. Sua Altezza Reale il Duca di Braganza in visita – PerTè On Line quotidiano

動画(Extra Tv)より/
ドゥアルテ・ピオ殿下:

動画(Extra Tv)より/
フェレンティーノ市長アントニオ・ポンペオ閣下(Antonio Pompeo)とドゥアルテ・ピオ殿下:

メダルを授与されているように見えますが……。

Extra Tv:
Extra Tv – Ferentino, visita del capo della Real Casa di Portogallo

 

同日のいろいろな報道/
殿下の登場は12分手前あたりから少し
PERTÉ Online:
PERTÉ Online – FROSINONE TG 31 LUGLIO 2018

 

インタビュー記事(イタリア語):イタリア王室(直系)継嗣ヴェネツィア公エマヌエーレ・フィリベルト殿下へのインタビュー記事(2018年7月)政党設立の話は先送り(たぶんしないと思いますが……)

 イタリアの「Libero」のサイトに、2018年7月12日付の記事で、イタリア王室継嗣のヴェネツィア公/ピエモンテ公/サヴォイア公子エマヌエーレ・フィリベルト殿下(His Royal Highness Prince Emanuele Filiberto of Savoy, Prince of Venice and Piedmont)へのインタビュー記事があるのを見つけたのでリンクしておきます。

 

 (イタリア語)Emanuele Filiberto: "Gli italiani mi vogliono re, occhio che torno in politica" – Libero Quotidiano

 

 こちらの記事によると、(イタリア語を読み間違えていなければ)最近さる機関がおこなった世論調査で、「もし君主政主義者政党がイタリアにあったら投票するか」という問いに、「必ず投票する」「たぶん投票する」と答えたのが全体の15%、そして同じく全体の8%がエマヌエーレ・フィリベルト殿下を支持するとの回答らしいですが……。
 記事中でも言及されている通り、前回の選挙で15%の票が取れていれば、(政党連合はともかく)第三党になれているわけで、率直な話、絶対そんなことはないと思うんですが……。

 かなり前から話が出ていた政党設立の話は、またも引き延ばされているようです。単なる話題作り、だと思ってるんですが、どうなんでしょう。
 同盟(北部同盟)については、君主政主義者を支持する可能性のある層の票が彼らへ投じられ、その躍進につながったとの分析の話もあります(真偽不明)。

 

 殿下による欧州懐疑派とみられる発言もこれまで報じられてきましたが、今回は「正反対で、私は欧州支持派」「メルケルやマクロンの召使になるのではなく、イタリアが先頭に立つ強いヨーロッパを望んでいる」というような回答です。ただ、またなにか別のことをおっしゃるかもしれません。