ルーマニア王国によるベッサラビア併合より100年、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下が議会でスピーチ(2018年3月)

 2018年3月27日、ルーマニア王国がベッサラビア地方を併合して100年となります(ただし1918年3月27日は古い暦のようです)。
 ルーマニア議会では、ルーマニア両院(代議員と元老院)議長とルーマニア首相、モルドバ共和国議会議長らがスピーチをおこなったようですが、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)もスピーチをおこなったようです。

 

CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Discursul Majestății Sale în Parlamentul României – YouTube

 

CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Sesiunea Solemnă de la Parlamentul României – YouTube

 

5:48あたりからマルガレータ陛下/
Trinitas TV:
100 de ani de la Unirea Basarabiei cu România – YouTube

 

 (英語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Her Majesty addressed the Parliament of Romania | Familia Regală a României / Royal Family of Romania
 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Discursul Majestății Sale în fața Parlamentului României, 27 martie 2018 | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch Daniel attends Parliament joint sitting to mark 100th anniversary of Bessarabia’s Union with Romania – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Patriarhul Daniel a participat la şedinţa solemnă a Camerelor reunite ale Parlamentului, dedicată aniversării Unirii Basarabiei cu România – Basilica.ro

 

 また、上記の議会でのスピーチのためにルーマニアを訪問したモルドバ共和国議会議長アンドリアン・カンドゥ閣下(His Excellency Mr Andrian Candu)はエリサベタ宮を訪問、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)および夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)と会談したようです。

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Președintele Parlamentului Republicii Moldova, la Palatul Elisabeta | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

Familia Regalăさんのツイート: "Her Majesty received the Speaker of the Parliament of the Republic of Moldova https://t.co/FEitcrVQFh… "
https://twitter.com/casamsregelui/status/978865869970399232

誕生(2015年7月?):ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲン

 2015年7月に、ザクセン=マイニンゲン公室のザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の甥にあたるコンスタンティン・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンConstantin Prinz von Sachsen-Meiningen)に、第一子となる男子(ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンMichael Prinz von Sachsen-Meiningen)が誕生したとの情報が出ています。

 コンスタンティン氏は、ザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の亡父ベルンハルト殿下の貴賤結婚(1回目の結婚)で権利を得ていない異母兄フリードリヒ・エルンストの子であり(従って“公子”でも“殿下”でもありませんが、そう称されていることも多く詳細は不明)、現在のルールではザクセン=マイニンゲン公位の継承者とはなれませんが(そもそも父が祖父の後を継いでいない時点でダメですが)、コンラート殿下に子供がいないことと、他に近い男系男子がいないことから、ルール変更などにより後継者となるであろうとみられています(仮にならなくても他に近親がいないので家産を継承するでしょう)。また、コンスタンティン殿下の母はザクセン=コーブルク=ゴータ公室出身(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女ベアトリーツェ・シャルロッテ殿下)のため、やや特殊な継承に対して他のエルネスティン家2家より異論が出る可能性も低いのではないかと思います。

 しかし、今回誕生したミハエルの母ゾフィア・ルプスSophia Lupus)とコンスタンティン氏が結婚していないという情報もあり、その場合は、コンスタンティン氏自身の問題とは別に、ミハエルの継承権が存在していないという問題が発生します(もちろんのことですが、可能になるようにルール変更をおこなったという主張が将来出ることはありえます)。

 ちなみに、ザクセン=マイニンゲンの元々のルールに基づくと、継承者が存在しなくなった場合、ザクセン=コーブルク=ゴータのもっとも直系に近い男子に権利があることになるようです。
 現在のところ、ザクセン=コーブルク=ゴータ公アンドレアス殿下となりますが、(ザクセン=コーブルク=ゴータ公室を離れている)英国王室のグロスター公爵リチャード王子殿下が該当すると見る人もいます。

 

記事:
 (英語)EuropeanRoyalHistoryJournal.blogspot.com: Meiningen: A New Baby Heir
 (英語)Royal Musings: A new baby in the House of Saxe-Meingen
 
 

英国女王エリザベス2世陛下即位60周年の祝賀昼食会(2012年5月)各国君主や欧州の四つの(旧)王室から参列

英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)即位60周年の祝賀昼食会がおこなわれ、各国君主が参列しました。
 ギリシャ、ブルガリア、ユーゴスラビア(セルビア)、ルーマニアからは旧君主または王室当主が参列。

 

The Telegraph:
Royal families attend the Queen's Jubilee lunch – YouTube

 

 (動画あり:英語)Queen welcomes royals for Jubilee lunch at Windsor – BBC News
 (動画あり:英語)World royals gather to mark Queen's Diamond Jubilee – BBC News
 (動画あり:英語)How to organise a military spectacular – BBC News

 (動画あり:オランダ語)Beatrix luncht bij Elizabeth | NOS

 

参加者(英国王室):
 英国女王エリザベス2世陛下
 エディンバラ公爵フィリップ王子殿下
 ケンブリッジ公爵(ウィリアム王子)、同夫人(キャサリン妃)両殿下
 ウェールズ公家ヘンリー王子殿下
 ヨーク公爵(アンドルー王子)殿下
 ヨーク公爵家ベアトリス王女殿下
 ヨーク公爵家ユージェニー王女殿下
 ウェセックス伯爵(エドワード王子)・同夫人(ソフィー妃)両殿下
 グロスター公爵(リチャード王子)・同夫人(バージット妃)両殿下
 ケント公爵(エドワード王子)殿下
 ケント公爵家マイケル王子、同夫人(マリー妃)両殿下

アレクサンドラ王女殿下

 

参加者 現君主・一族:
天皇皇后両陛下
アラブ首長国連邦 アブダビ公太子モハメド殿下
オランダ女王ベアトリクス陛下
カタール首長ハマド、同モーザ妃両殿下
クウェート シェイク・ナーサル・モハメド殿下
サウジアラビア王子モハメド殿下
スウェーデン王カール16世グスタフ、同シルヴィア妃両陛下
スワジランド王ムスワティ3世陛下、Inkhosikati LaMbikiza夫人
タイ王太子ワチュラロンコーン、同シーラット夫人両殿下
デンマーク女王マルグレーテ2世陛下、王配アンリ殿下
トンガ王トゥポウ5世、同ナナシパウウ妃両陛下
ノルウェー王ハーラル5世、同ソニア妃両陛下
バーレーン王ハマド、同サビーカ妃両陛下
ブルネイ・スルタン ハサナル・ボルキア、ペンギラン・アナク・サレハ妃両陛下
ベルギー王アルベール2世、同パオラ妃両陛下
マレーシア王アブドゥル・ハリム、同ハミナ妃両陛下
モナコ公アルベール2世、同シャルレーヌ妃両殿下
モロッコ王女ラーラ・メリヤム殿下
ヨルダン王アブドラ2世、同ラーニア妃両陛下
リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下
ルクセンブルク大公アンリ、同マリア妃両殿下
レソト王レツィエ3世、同マセナテ・モハト・セーイソ妃両陛下
※上記以外の参加者がいたとの情報(写真や映像で登場?)もあります

 

参加者 旧君主・一族:
ギリシア王コンスタンティノス2世、同アンナ=マリア両陛下
ブルガリア王シメオン2世、同マルガリータ妃両陛下
ユーゴスラヴィア(セルビア)王太子アレクサンダル(2世)、カタリナ妃両殿下
ルーマニア王ミハイ1世陛下、王太子マルガレータ殿下

 

関連:
 ロンドン五輪の聖火がイギリスに到着(2012年5月)

誕生(2007年3月12日):カローデン男爵ザン・ウィンザー

 2007年3月12日、イギリス王室のグロスター公爵リチャード王子殿下の長男にあたるアルスター伯爵アレグサンダー・ウィンザーAlexander Windsor, Earl of Ulster)とアルスター伯爵夫人クレア・ウィンザーClaire Windsor, Countess of Ulster)の第一子・長男となるカローデン男爵ザン・リチャード・アンダース・ウィンザーXan Richard Anders Windsor, Lord Culloden : カローデン卿)が誕生したようです。
 現在のイギリス王位継承順位は第20位。