2018年3月27日、英国のポーレット伯爵夫人（未亡人）クリスティーン（Christine, Countess Poulett ： マーガレット・クリスティーン・ボール ： Margaret Christine Ball）が薨去したようです。
誕生年不明ですが、81歳とのこと。
故／第8代ポーレット伯爵ジョージ・ポーレット閣下（George Poulett, 8th Earl Poulett）の三人目の妻です。
ポーレット伯爵位は、1973年の第8代伯爵閣下の薨去をもって消滅しています。付随するヒントン子爵位も同様。
ただし、それよりも早い時期に叙爵されていたポーレット男爵位については、消滅している可能性が高いものの、継承者が存在する可能性もあるようです。
（英語）POULETT – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
2018年3月18日、英国の一代貴族（労働党）のリチャード男爵アイヴァー・リチャード閣下（Ivor Richard, Baron Richard ： The Right Honourable The Lord Richard PC QC ： リチャード卿）が卒去した模様。
1932年5月30日生まれの85歳。
1990年に一代貴族のリチャード男爵に叙爵。
（英語）Labour peer Lord Richard of Ammanford dies aged 85 – BBC News
※上記BBCの記事では「Lord Richard of Ammanford」と記事タイトルにされていますが、英国議会公式サイトの見出しもそうであるように、「Lord Richard」だけで十分です。
（英語）Lord Richard – UK Parliament
2018年3月17日、英国の一代貴族（保守党）のクリックハウエル男爵ニコラス・エドワーズ閣下（Nicholas Edwards, Baron Crickhowell ： The Right Honourable The Lord Crickhowell PC ： クリックハウエル卿）が卒去したようです。
1934年2月25日生まれの84歳。
サッチャー政権下で、ウェールズ担当大臣を務めたようです。
1987年に一代貴族のクリックハウエル男爵に叙爵。
（英語）Lord Crickhowell, former Welsh Secretary, dies at the age of 84 – BBC News
2018年3月18日、ザクセン王女マティルデ殿下（Her Royal Highness Princess Mathilde of Saxony, Duchess of Saxony）が薨去したとの情報が出ています。
1936年1月17日生まれの82歳。
故・ザクセン王室当主／マイセン辺境伯マリア・エマヌエル殿下の末妹。
ザクセン＝コーブルク＝ゴータ公子ヨハネス・ハインリヒ殿下と結婚し（ヨハネス・ハインリヒ殿下は二回目の結婚）、一子ヨハネス殿下を儲けます。
マリア・エマヌエル殿下は自らの後継者として、男系で同じヴェッティン家であり、女系で自分の甥であるヨハネス殿下を考えますが、殿下は若くして亡くなります。
ヨハネス・ハインリヒ殿下とマティルデ殿下はその後、離婚しますが、子供を亡くしたショックから立ち直れなかったといわれていました。
マティルデ殿下薨去に伴い、アルベルティン系ヴェッティン家の男系女子で、議論の余地のないザクセン王室の王女は、姉のザクセン王女マリア・ヨーゼファ殿下（Her Royal Highness Princess Maria Josepha of Saxony, Duchess of Saxony）のみとなったようです。
2018年2月26日、英国の一代貴族（労働党）のターナー・オブ・カムデン女男爵ミュリエル・ターナー閣下（Muriel Turner, Baroness Turner of Camden ： The Right Honourable The Lady Turner of Camden）が卒去したようです。
1985年に一代貴族に叙爵、2017年に貴族院を離脱していました。
（英語）Humanists UK mourns Baroness Turner » Humanists UK
（英語）Death of a Former Member: Baroness Turner of Camden – Hansard Online