訃報(2020年10月7日):“サー”・ライオネル・タルマッシュ準男爵(第7代)、卒去(1931~2020)

 2020年10月7日、英国のグレートブリテン準男爵“サー”・ライオネル・タルマッシュ準男爵【第7代】(Sir Lyonel Tollemache, Bt : 7th Baronet)が卒去したようです。
 1931年7月10日生まれの89歳。

 卒去に伴い、次男のリチャード・タルマッシュRichard Tollemache)が第8代準男爵となります。

 なお、タルマッシュ家のこの系統は、男系および女系を通じて、複数の貴族の爵位の継承順位にも並んでいます。

 

 (英語)TOLLEMACHE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: Sir Lyonel Tollemache, 7th Baronet 1931-2020

 

訃報(2020年8月11日):シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下、薨去(1940~2020)故デンマーク王女フェオドラ殿下の子息

 2020年8月11日、シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下(Hochfürstlich Durchlaucht Prince Waldemar of Schaumburg-Lippe : ヴァルデマール・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペWaldemar Prinz zu Schaumburg-Lippe)が薨去していたようです。
 1940年12月19日生まれの79歳。アメリカ合衆国のロサンゼルスで亡くなったようで、長期の治療中だったのでしょう。

 母は故デンマーク王女フェオドラ殿下。

 ヴァルデマール公子は四回結婚しており、一回目の結婚相手との間に一人娘のシャウムブルク=リッペ公女エレオノーレ殿下(Her Serene Highness Princess Eleonore of Schaumburg-Lippe)がいます。
 四回目の結婚相手のゲルトラウト公子妃殿下(Gertraud)と(おそらく)その連れ子で公子の養子のマリオ=マックス・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペ(養子なので名前は継げますが、一族というわけではありません : Mario-Max Prinz zu Schaumburg-Lippe)が最期を看取り、火葬後に死去を含めてエレオノーレ殿下に通知するということがあったようです。よくある争いというか仲が良くないというケースであると思いますが……。

 

 (デンマーク語)Prins Waldemar er død – Ekstra Bladet

 (デンマーク語)Holdt uvidende om fars begravelse – Ekstra Bladet

 

エレオノーレ殿下によるメモリアル・サービスの参列者:
 ローセンボー伯爵子ウルリックと伯爵子夫人ユディス、娘のローセンボー伯爵女カタリーナ
 ローセンボー伯爵女シャロッテと夫のトルベン・ヴルフ
 カステル=カステル伯女ティーラ殿下と夫のカール・モーリッツ・メーズ
 ローセンボー伯爵女ヨセフィーネ
 ローセンボー伯爵女フェオドラと夫のモルテン・ポウルセン
 パウル・クリコフスキー(ロシア大公女オリガ・アレクサンドロヴナの曾孫)
 デンマーク王国駐箚チェコ共和国特命全権大使ラデック・ペック閣下
 デンマーク王国駐箚ルーマニア特命全権大使アレクサンドル・グレディナー閣下

 

訃報(2020年10月6日):第7代アシュバートン男爵ジョン・ベアリング閣下、卒去(1928~2020)ベアリング家出身。ガーター騎士団の一員

 2020年10月6日、第7代アシュバートン男爵ジョン・フランシス・ハーコート・ベアリング閣下(John Francis Harcourt Baring, 7th Baron Ashburton : The Right Honourable The Lord Ashburton KG KCVO DL : アシュバートン卿)が卒去した模様です。
 1928年11月2日生まれの91歳。
 ベアリング家の出身。
 ガーター騎士団の一員。

 卒去に伴い、長男のマーク・フランシス・ロバート・ベアリング閣下(The Hon ourable Mark Francis Robert Baring)が爵位を継承し、その長男のフレデリック・チャールズ・フランシス・ベアリング閣下(Frederick Charles Francis Baring)が継嗣となります。
 また、ガーター騎士団の空席は三つとなりました。

 

 (英語)ASHBURTON – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: 7th Baron Ashburton, KG, KCVO, DL 1928-2020

 

訃報(2020年10月4日):第2代コールレーン男爵ジェームズ・ロー閣下、卒去(1931~2020)英国首相アンドルー・ボナー・ローの孫

 2020年10月4日、英国の連合王国貴族/第2代コールレーン男爵ジェームズ・マーティン・ボナー・ロー閣下(James Martin Bonar Law, 2nd Baron Coleraine : The Right Honourable The Lord Coleraine : コールレーン卿)が卒去したようです。
 1931年8月8日生まれの89歳。

 父の初代男爵は、英国首相アンドルー・ボナー・ローの子息です。

 卒去に伴い、子息のジェームズ・ピーター・ボナー・ロー閣下(The Honourable James Peter Bonar Law)が第3代男爵となります。

 

 (英語)COLERAINE – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 2nd Baron Coleraine 1931-2020

 

訃報(2020年9月26日):英国のウォルシンガム男爵夫人ウェンディ・エリザベス・ド・グレイ閣下が卒去(1928~2020)第9代ウォルシンガム男爵(ジェーン・グレイの一族)の妻

 2020年9月26日、英国のウォルシンガム男爵夫人ウェンディ・エリザベス・ド・グレイ閣下(Wendy Elizabeth de Grey)が卒去したようです。
 1928年生まれの92歳と表記されています。

 夫の第9代ウォルシンガム男爵ジョン・ド・グレイ閣下は、現在は英国王室によってイングランド女王に数えられるジェーン・グレイの一族です(一族多数)。

 

 (英語)WALSINGHAM – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The Baroness Walsingham 1928-2020