95歳(2021年4月21日):英国女王エリザベス2世陛下が95歳を迎える

 2021年4月21日、英国女王エリザベス2世陛下(Elizabeth II : Her Majesty The Queen)は95歳を迎えました。

 今年は、4月9日に夫のエディンバラ公爵フィリップ王子殿下が薨去したこともあり、服喪でウィンザー城にとどまるようです。
 また、フィリップ王子への弔意が世界中から寄せられたことに謝意を表明しています。

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「Today is The Queen’s 95th birthday. HM was born on 21 April 1926 at 17 Bruton Street in London, the first child of The Duke and Duchess of York. This year The Queen remains at Windsor Castle during a period of Royal Mourning following the death of The Duke of Edinburgh. https://t.co/kOeH399Ndp」 / Twitter

 

The Royal FamilyさんはTwitterを使っています 「The Queen’s message to people across the world who have sent tributes and messages of condolence following the death of The Duke of Edinburgh. https://t.co/1apW7s1zXS」 / Twitter

 

 イギリス エリザベス女王 95歳の誕生日 | NHKニュース

英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下と「昼食の約束がある」と偽った女に警備があっさりと騙されて侵入を許した上にタクシー代まで支払う(2021年4月)

 正体不明の女が、ウィンザー・グレート・パークにタクシーで到着、警備の者に「アンドルー王子と昼食の約束がある」と述べたうえ、よさげな外見に騙されてあっさりと信じ込んだ警備の者はタクシー代まで支払ったそうです。
 女は、英国王室のヨーク公爵アンドルー王子殿下(Prince Andrew : His Royal Highness The Duke of York)の居館であるパーク内のロイヤル・ロッジ(Royal Lodge)まで到着した後、20分ほど庭を散策した後に、館のロビーにてスタッフに「アンドルー王子と婚約しており、結婚するために来た」などと告げたそうです。
 仰天したスタッフにより警察が呼ばれ、スペインから来たらしい自称アイリーン・ウィンザー容疑者?(Irene Windsor)は確保された模様。
 
 この人物はともかくとして、こんなことが起きた理由として、アンドルー王子がスキャンダル以降公務から退いており、警備費用が削られていることが指摘されています。

 

 (英語)Prince Andrew security scare as woman arrested wandering around grounds days after Philip funeral

50歳(2021年4月19日):ウガンダ伝統的君主/コキ首長(コキ王)アポロ・サンサ・カブムブリ2世殿下が50歳の誕生日の式典に。宗教指導者らにブガンダ王の健康回復を祈るよう要請

 2021年4月19日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、コキ首長(コキ王)アポロ・サンサ・カブムブリ2世殿下(His Royal Highness Apollo Ssansa Kabumbuli II, Kamuswaga)は50歳の誕生日を迎え、式典に臨席しました。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のパンデミックの影響により、200人を超える程度の少数の参列となったようです。
 式典の中で、ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下の健康状態への不安が広がっていることに言及し、全宗教指導者らに回復を祈るよう要請しました。
 また、健康問題によって、ブガンダの臣民が分断されるようなことはあってはならず、結束して回復を祈るべきとも述べたようです。

 コキ首長(コキ王 : Kamuswaga という称号)は、現代のウガンダ共和国の中では少しややこしい存在です。
 コキ王国はかつてブガンダ王国によって征服され、英国の影響もあり、コキ王はブガンダ王の下位の存在となりました。ゆえにこの時点で王(King)と表記するより首長(Chief)とするべきなのでしょう( Kamuswaga は Kamuswaga のままだったでしょうが)。
 後にウガンダ共和国の成立でブガンダ王国は消滅しますが、時を経てブガンダはウガンダ共和国内の王国として復活します。
 この時、コキ首長の地位がどうなったのかはっきりとしませんが、ブガンダ王国内で一定の地位のあるものとして公的な存在となったのではないかと思います。もちろんのことですが、これはブガンダ王より下位の存在としてということです。
 一方、近年、コキ首長はウガンダ共和国内で、ブガンダ王国からコキ王国が独立したことを宣言しているようです。
 これはもちろん承認されてはいないようですが、かといってウガンダ共和国政府から処罰があったり、ブガンダ王との間の深刻な関係悪化という情報もありません。

 今回の記事では、コキ首長(王)への敬称を殿下(His Royal Highness (HRH))としており、これは王に対する陛下(His Majesty)ではありません。
 一方、記事中では、コキ首長とブガンダ王を counterpart とも記述しており、これは伝統的君主として同格としているようにも思えます。

 

 (英語)Kamuswaga turns 50, calls for divine intervention over Kabaka’s health – Daily Monitor

 

Daily MonitorさんはTwitterを使っています 「Kamuswaga turns 50, calls for divine intervention over Kabaka’s health https://t.co/MJkXNuPNIe #MonitorUpdates」 / Twitter

 

訃報(2021年4月17日):英国の一代貴族(労働党)/ジャッド男爵フランク・ジャッド閣下が卒去(1935~2021)1973年~1974年にフェビアン協会会長を務める

 2021年4月17日、英国の一代貴族(労働党)ジャッド男爵フランク・ジャッド閣下(Frank Judd, Baron Judd : ジャッド卿 : The Right Honourable The Lord Judd FRSA)が卒去した模様。
 1935年3月28日生まれの86歳。

 庶民院(下院)議員、閣外相などを務めた後、1991年に一代貴族のジャッド男爵に叙爵。
 1973年~1974年にフェビアン協会会長を務めていたようです。

 

 (英語)Frank Judd: Former Labour minister and peer dies aged 86 – BBC News

 (英語)Peerage News: The Lord Judd 1935-2021

 (英語:英国議会 公式サイト)Contact information for Lord Judd – MPs and Lords – UK Parliament
 (4月19日議会において訃報通達:英語:英国議会 公式サイト)Death of a Member: Lord Judd – Monday 19 April 2021 – Hansard – UK Parliament

音声インタビュー(フランス語):ラジオ局 Europe 1 /オルレアン派フランス王位継承者/パリ伯ジャン(4世)殿下へのインタビュー(2021年4月)英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下の薨去・葬儀に関連して

 フランスのラジオ局 Europe 1 の番組によるオルレアン派フランス王室当主のパリ伯ジャン殿下(Jean : Monseigneur The Count of Paris : オルレアン派フランス王位継承者ジャン4世 : Titular King Jean IV of France)へのインタビューがおこなわれたようです。

 薨去し葬儀がおこなわれた英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)に関連するもののようです。

 

Prince Jean d’Orléans – Comte de Paris(パリ伯ジャン殿下 公式チャンネル):
Interview Prince Jean d'Orléans, Comte de Paris | Funérailles du Prince Philip – Europe 1 – YouTube