誕生(2022年12月7日):ルイ・ナポレオン皇子殿下が誕生。ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下夫妻の第一子・長男

 いくつかのサイトが、2022年12月7日に、ルイ・シャルル・リプラン・ヴィクトル・ジェローム・マリー・ナポレオン皇子殿下(His Imperial Highness Prince Louis Charles Riprand Victor Jérôme Marie Napoleon)の誕生したことを伝えています。
 ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)とオリンピア妃殿下(Her Imperial Highness Princess Olympia Napoléon : アルコ=ツィネベルク伯爵女 : Countess Olympia of Arco-Zinneberg : オリンピア・グレフィン・フォン・ウント・ツー・アルコ=ツィネベルクOlympia Gräfin von und zu Arco-Zinneberg)の第一子・長男です。

※新しい情報を見つけたら追加します。

 

 (フランス語)La princesse Napoléon a donné naissance à un héritier impérial
 (フランス語)L'Empire à un Aiglon

 (英語)Eurohistory: The French Imperial Family Welcomes Birth of a Prince!

インタビュー記事(フランス語):ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下へのインタビュー記事(2021年5月)ナポレオン1世崩御200周年

 2021年5月5日、フランス皇帝ナポレオン1世が崩御してからの没後200年となりました。
 フランスでは式典などがおこなわれていますが、ナポレオン1世の弟ジェロームの子孫で、現当主/フランス皇帝位継承者のナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)へのインタビュー記事が掲載されています。

 インタビューでは、ナポレオン1世の功績が称えられるべきであることと、一方で治世の暗い部分を取り扱うのも公平なことだと述べています。
 また、現在在住している英国でのナポレオン1世の評価について、英国人によって尊敬されており、ロンドンやセントヘレナでの記念行事が計画されていることにもふれています。
 殿下自身の父であるシャルル殿下は政治活動もおこなっていますが、政治的な野望があるかどうかについて問われ、時事問題やフランスの政治に興味はあるものの、立候補などをする意思はないこと、公的責任を果たすのは様々な形で可能であること、ナポレオンの名はフランスとすべてのフランス人のものであるという答えをしています。

余談1:
 父との当主の座の競合状態ですが、現在統治している欧州の王などが臨席する場では、ジャン=クリストフ殿下が当主として招待されることがほとんどです。

余談2:
 政治的な活動からある程度の距離を置くことで、上記の式典などへの招待などもされやすいのではないかと思います。
 ただ、本人がスピーチが苦手ではないかと思われるフシもあります。

 

 (フランス語)INTERVIEW. Jean-Christophe Napoléon : « Mon nom appartient à la France et à chaque Français »   | Corse Matin

Corse-Matin 📰さんはTwitterを使っています 「INTERVIEW. Jean-Christophe Napoléon : « Mon nom appartient à la France et à chaque Français »   https://t.co/dydWJSk2P5 https://t.co/8DmGoRzHbx」 / Twitter

ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下との婚約が報じられたアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピアの車から宝石(?)などが入ったバッグを盗んだ犯人捕まる。今のところただの車上荒らしとみられており、盗んだカードで寿司を食べるなどしていた模様(2019年4月)

 ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下との婚約が報じられたアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピアの車から宝石(?)が盗まれたとの報道があったとお伝えしましたが、その後、2019年4月6日にこの犯人が逮捕されていたとの続報的な情報が出ています。

 

 (フランス語)Le voleur présumé de la bague impériale arrêté, le bijou retrouvé – Le Parisien

 

 上記記事によれば、ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)とアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピア(Countess Olympia of Arco-Zinneberg : オリンピア・グレフィン・フォン・ウント・ツー・アルコ=ツィネベルクOlympia Gräfin von und zu Arco-Zinneberg)は車で移動中であり、鍵をかけずに車を少し離れたすきに盗みの被害にあったということのようです(ぶ、不用心!)。

 窃盗犯は自分が盗んだものの価値に気づいておらず、盗んだカードを用いて寿司レストランで食事をしたりしていた模様。

 

追記:
 上記記事からみるお二人の行動は謎(というほどでもないかもしれませんが)があり、まずなぜ車上荒らしが日本以上にはある(と一般的にはいわれる)フランスでノンキにも荷物を見える位置に放置して車を離れたのか、というところが不思議です(もちろん甘く考えることは誰にでもあり、不幸な偶然ということもありますが……最低1億円以上の品があるのに……)。
 また、お二人は当初、警察にはバッグに入っていた品に高価なものがあることは申告していなかったようです。自力でを拘束して奪い返すつもりだったのか、スキャンダル(というか間抜けな盗まれぶり)があきらかになるのがイヤだったのか。

 

追記2:
 報道記事へのリンクをいくつか追加しておきます。

 (英語)Napoleon descendant in race to help solve pounds 1m jewel theft | National Post
 (フランス語)Le bijou hérité de l'impératrice Eugénie volé à Paris a été retrouvé – Le Point
 (フランス語)Paris: Un homme interpellé pour le vol d'une bague de l'impératrice Eugénie

 

ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下との婚約が報じられたアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピアの車から宝石(?)が盗まれたとの報道(2019年4月)フランス皇帝ナポレオン3世陛下の后ウジェニー陛下のティアラにも使用されたものらしく最低でも1億円以上とのこと

 ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)との婚約が明らかになったアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピア(Countess Olympia of Arco-Zinneberg : オリンピア・グレフィン・フォン・ウント・ツー・アルコ=ツィネベルクOlympia Gräfin von und zu Arco-Zinneberg)の車から、2019年4月1日、フランス皇帝ナポレオン3世陛下の后ウジェニー陛下のティアラにも使用されたものらしい宝石(?)や銀行のカードやノートPCが盗まれたそうです。
 宝石か何かがどういうものかいまひとつはっきりしませんが、最低でも1億円以上とのこと。

 

 (フランス語)La fiancée de l’héritier de Napoléon III victime d’un vol de bague à Paris – Le Parisien

※エイプリルフールではないと記事にもあります。

 

続報:
 ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下との婚約が報じられたアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピアの車から宝石(?)などが入ったバッグを盗んだ犯人捕まる。今のところただの車上荒らしとみられており、盗んだカードで寿司を食べるなどしていた模様(2019年4月)

 

婚約(2019年1月):ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下とアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピアが2019年1月に婚約していたとの情報

 ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下(Jean-Christophe : His Imperial Highness The Prince Napoléon)が、アルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピア(Countess Olympia of Arco-Zinneberg : オリンピア・グレフィン・フォン・ウント・ツー・アルコ=ツィネベルクOlympia Gräfin von und zu Arco-Zinneberg)と2019年1月にスイスで婚約したという情報が出ています。

 

 (英語)Royal Musings: EXCLUSIVE: Royal engagement: Countess Olympiia to wed Jean Christophe

 

 ジャン=クリストフ殿下は、ナポレオン1世の弟ジェロームの子孫で、現在、フランス帝室当主及びフランス帝位継承者・ナポレオン公の地位について(亡祖父が父シャルル殿下の再婚に関しジャン=クリストフ殿下を後継指名したため)理屈上は争いになっています。
 母親はブルボン=両シチリア王女ベアトリーチェ殿下(Her Royal Highness Princess Béatrice of Bourbon-Two Sicilies)です。

 

 オリンピア伯爵女は、オーストリア、バイエルン、イタリアなどに関連する貴族の家柄で、母親はハプスブルク家出身(現当主カール大公殿下のいとこ)。

 

追記:
 ベルギー紙で記事が出ました。

 (フランス語)Jean-Christophe Napoléon et Olympia d’Arco-Zinneberg: grand mariage en vue! – La Libre

 ジャン=クリストフ殿下が、ベルギー王レオポルド2世陛下の子孫という中見出しです。

 

関連:
 ナポレオン公ジャン=クリストフ皇子殿下との婚約が報じられたアルコ=ツィネベルク伯爵女オリンピアの車から宝石(?)が盗まれたとの報道(2019年4月)フランス皇帝ナポレオン3世陛下の后ウジェニー陛下のティアラにも使用されたものらしく最低でも1億円以上とのこと