結婚(2021年5月):南アフリカ伝統的君主/ムポンドミセ人の王 ルズコ・マティワネ 陛下が、第二夫人としてシヨンワベレ・ランガ王女(ムポンド王の一族?)と結婚

 南アフリカ共和国の伝統的君主の一人、ムポンドミセ人の王ルズコ・マティワネ陛下(Luzuko Matiwane, The King of AmaMpondomise)が、第二夫人としてシヨンワベレ・ランガ王女(Princess Siyonwabele Langa)と結婚したようです。

 同王は、(だいぶ前に確認した限りですが)南アフリカ共和国の「伝統的指導権に関する議論と主張を扱う委員会(CTLDC)」の承認を受けていなかったと思います。
 現在の状況は不明。

 同王女はムポンド王の一族という情報もありますが、ムポンド王というだけではどの王かわからないので、こちらも詳細は不明です。が、他の王族出身なので Great Wife の称号で言及されることになるでしょう。
 また、王との子供を懐妊しているようで、息子であれば王の継嗣となる可能性が高いです。

 ムポンドミセ人とムポンド人は非常に近いようで、先祖が双子という伝承もあるようです。

 

SABC News:
AmaMpondomise King Luzuko Matiwane marries a second wife – YouTube

 

 (英語)AmaMpondomise King Matiwane takes second wife, Princess Langa – SABC News – Breaking news, special reports, world, business, sport coverage of all South African current events. Africa's news leader.

結婚(2020年?月):ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下が、イリナ・ベガシビリ嬢と再婚していた模様

 2020年の年末に本人の Facebook アカウントに投稿された写真のキャプションによりますと、ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下(ムフラニ公 : His Royal Highness The Crown Prince Davit of Georgia, Royal Prince of Kartli (Batonishvili), Prince of Mukhrani and Mukhran Batoni : ダヴィト・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Davit Bagrationi-Mukhraneliダヴィト・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Davit Bagration-Moukhransky)と、ジョージア皇太子妃イリナIrina Crown Princess of Georgia)という人物の二人が写っているようです。

 

Facebook

Crown Prince Davit of Georgia and Irira Crown Princess of Georgia, wish you a happy new year 2021

 

 これはつまり、ダヴィト殿下が再婚していたということでしょうが、結婚に関するいかなる情報も2020年中に発表・報道されていませんでした。

 Eurohistory Jounal はこの結婚相手の人物をイリナ・ベガシビリIrina Begashvili)としています。

 

 (英語)Eurohistory: Remarriage for Prince David Bagration-Mukhransky

 

 ダヴィト殿下は、対立するグルジンスキー系のジョージア王女アナ殿下(Her Royal Highness Princes Anna of Georgia : アナ・バグラチオニ=グルジンスキー公女 : Princess Anna Bagrationi-Gruzinsky)と結婚し、一子・ジョージア王子ギオルギ殿下(His Royal Highness Prince Giorgi of Georgia : ギオルギ・バグラチオン・バグラチオニ・ムフラン・バトニシュヴィリ王子 : Prince Giorgi Bagration Bagrationi Mukhran Batonishviliギオルギ・バグラチオニ=ムフラネリ公子 : Prince Giorgi Bagrationi-Mukhraneliギオルギ・バグラチオン=ムフランスキー公子 : Prince Giorgi Bagration-Moukhransky)を儲けましたが、その後離婚し、対立は深まり、2019年には提訴を受け(さらに別の提訴を受けているという情報もあります)ジョージアを出国しているとの話も出ています。

 

追記:
 あくまで憶測ですが、もし新たな結婚相手との間に男子が生まれた場合、ダヴィト殿下はその次男を後継者に指名するのではないかという観測があります。

 

関連:
 ジョージア王女【グルジア王女】アナ殿下が父でグルジンスキー系当主のヌグザル殿下と共に、元夫で対立するムフラニ系当主のダヴィト殿下を「王室の代表者を勝手に名乗るのをやめよ」と提訴(2019年3月)ダヴィト殿下がエリザベス2世陛下に授与した勲章(鳩山(元)総理も授与されているとの噂あり)が一定金額寄付すれば誰でも入手できる説や、ダヴィト殿下側が弁護士がヌグザル殿下を「ジョージア正教会【グルジア正教会】によるDNA検査の結果バグラチオン王朝の一員でないとわかった」(検査機関は否定)とするなど泥沼総決算の予感

結婚・民事婚(2021年3月5日):ポンテコルヴォ公ジョアシャン・ミュラ殿下(ナポリ王ジョアシャン・ミュラとカロリーヌ・ボナパルトの子孫)とヤスミン・ロレーヌ・ブリキ嬢が結婚。ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下が参列

 2021年3月5日、ポンテコルヴォ公ジョアシャン・ミュラ殿下(His Highness Prince Joachim Murat, Prince of Pontecorvo)とヤスミン・ロレーヌ・ブリキ嬢(Yasmine Lorraine Briki)の民事婚の結婚式がおこなわれたようです。

 ジョアシャン・ミュラ殿下は、第8代ミュラ公ジョアシャン・ミュラ殿下の継嗣で、ナポリ王ジョアシャン・ミュラとフランス皇帝ナポレオン1世の妹カロリーヌ・ボナパルトの子孫になります。

 ヤスミン・ロレーヌ・ブリキ嬢は、イエメンの方に存在した Principauté Al Breik (ブレイク公国??)の創始者の子孫と書かれていますが、この国(?)についてはさっぱりわかりません。

 

 (フランス語)Joachim Murat, un mariage princier – Point de Vue

 

 婚約が発表されているロシア帝室継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia : プロイセン王子 : Prince of Prussia)とキリスト教/東方正教会/ロシア正教会に改宗し、ヴィクトリア・ロマノヴナVictoria Romanovna)の名をえているレベッカ・ベッタリーニ嬢(Rebecca Bettarini)が参列しています。

 パンデミック下のため、大きな集まりはなかったのだろうと思いますが、ゲオルギー殿下の参列の理由は不明です。
 深読みすれば、結婚式に向けて話題を作っておきたいロシア帝室と、ナポレオンの縁戚で君主格の家柄という主張を続けているミュラ家側の利害が一致したということでしょうか。とりあえずフランス語メディアでは話題になっています。

 

Point de VueさんはTwitterを使っています 「😍Le prince Joachim Murat a épousé Yasmine Lorraine Briki, le 5 mars dernier 💍 >> https://t.co/zW7WuHy7Kx #wedding #joachimmurat #Napoleon #prince https://t.co/DBfOPXdvZd」 / Twitter

 

Point De Vue(@pointdevue) • Instagram写真と動画

 

ロシア帝室ロマノフ家継嗣/ロシア大公ゲオルギー殿下とレベッカ・ベッタリーニ嬢の結婚式は2021年10月1日、ロシア・サンクトペテルブルクにておこなわれると発表(2021年3月)

 婚約が発表されていたロシア帝室継嗣のロシア大公ゲオルギー殿下(His Imperial Highness The Heir, Tsesarevich, and Grand Duke George of Russia : プロイセン王子 : Prince of Prussia)とキリスト教/東方正教会/ロシア正教会に改宗し、ヴィクトリア・ロマノヴナVictoria Romanovna)の名をえたレベッカ・ベッタリーニ嬢(Rebecca Bettarini)の結婚式が、2021年10月1日にロシア連邦サンクトペテルブルクでおこなわれると発表されました。

 

 (英語:ロシア帝室 公式サイト)Russian Imperial House – 2021-03-05 The Chancellery of the Head of the Russian Imperial House Announces the Date and Location of the Wedding of Grand Duke George

※現在、当方の環境からロシア帝室の公式サイトへアクセスできないため、ロシアの君主政主義者の人のページへリンクしておきます:
 (英語)Wedding of the Grand Duke George set for 1 October, 2021 in St. Petersburg — The Russian Legitimist

 

 今のところ、ロシア正教会からは特に発表はありませんが、サンクトペテルブルクだとすると、改宗の時にも登場したサンクトペテルブルク・ラドガ府主教ヴァルソノフィー座下(His Eminence Metropolitan Varsonofy of St. Petersburg and Ladoga)の司式でしょうか。

結婚・民事婚(2020年12月22日):ナッサウ公子コンスタンティン殿下とキャスリン・メチー

 2020年12月22日、ナッサウ公子コンスタンティン殿下(His Royal Highness Prince Constantin of Nassau)とキャスリン・メチーKathryn Mechie)の結婚式(民事婚)がジブラルタルでおこなわれたようです。

 二人の間には一子フェリックス・ド・ナッサウFelix de Nassau)が2018年に誕生しています。

 

 (スペイン語)Boda real y por sorpresa en Luxemburgo: un sobrino del gran duque se casa con la madre de su hijo

 

Grand Ducal FamilyはInstagramを利用しています:「Congratulations to Prince Constantin of Nassau (son of Prince Jean of Luxembourg) and Kathryn Mechie who married in a civil ceremony…」