第74回国際連合総会一般討論演説での、リヒテンシュタイン公国国家元首代行/リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(アロイス皇太子 : アロイス摂政 : Alois : His Serene Highness The Hereditary Prince of Liechtenstein : His Serene Highness The Prince Regent of Liechtenstein)の映像です。
2019年9月16日~9月19日にかけて、(旧)ルーマニア王室のルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下の夫であるルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)がトルコ共和国を訪問しています。
欧州連合隣接地域とルーマニアの間の関係整備のためのルーマニア王室外交の一環のようです。
トルコ国会議長、国家教育相、赤新月社、パラリンピック関係者を訪問したようです。
ラドゥ・ドゥダ氏(当時)はルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)と結婚する際に、ルーマニア王室の本家筋にあたるホーエンツォレルン公室(プロイセン王室とは別系統の同族)に(ここで認識がわかれていますが)称号あるいは名を与えてくれるよう頼みました。ホーエンツォレルン公フリードリヒ・ヴィルヘルム殿下(当時・故人)は「ホーエンツォレルン=フェリンゲン(Hohenzollern-Veringen)」の名を許可しますが、これに対し、ラドゥ氏は「ホーエンツォレルン=フェリンゲン公(子)(英語:Prince of Hohenzollern-Veringen)」を称し始めます。しかし、フリードリヒ・ヴィルヘルム殿下は名を許可しただけで称号を与えたわけではないと訴訟が起き、またそもそもドイツは共和国なので称号を与えることはできないとコメントしていました。
この件はこじれますが、2007年末に(故・旧)ルーマニア王ミハイ1世陛下が新たな王室法を制定し、それを根拠としてラドゥ王子殿下は「ルーマニア王子」の称号を使用し始めます(ホーエンツォレルン=フェリンゲンの称号は使用されなくなります)。
2019年8月10日、エッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公世子フランツ=アルプレヒト殿下(Franz-Albrecht : His Serene Highness The Hereditary Prince of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg)と公世子妃クレオパトラ殿下(Cleopatra : Her Serene Highness The Hereditary Princess of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg)の間の第二子・長男となるエッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公子ルイス=アルプレヒト殿下(Louis-Albrecht : His Serene Highness The Hereditary Prince of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg : ルイス=アルプレヒト・プリンツ・ツー・エッティンゲン=エッティンゲン・ウント・エッティンゲン=シュピールベルク : Louis-Albrecht Prinz zu Oettingen-Oettingen und Oettingen-Spielberg)が誕生したようです。
His Serene Highness Prince Louis-Albrecht, born 10-8-19 to Their Serene Highnesses The Hereditary Prince and Princess zu #Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg
イーゼンブルク公アレクサンダー殿下(Alexander : His Serene Highness The Prince of Isenburg : アレクサンダー・フュルスト・フォン・イーゼンブルク : Alexander Fürst von Isenburg)とイーゼンブルク公妃ザーラ殿下(Sarah : ザーラ・フュルスティン・フォン・イーゼンブルク : Sarah Fürstin von Isenburg)は、二人の間の第三子・長男(継嗣)となるイーゼンブルク公世子フランツ殿下(His Serene Highness Hereditary Prince Franz of Isenburg : フランツ・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルク : Franz Erbprinz von Isenburg)の誕生を発表しました。
キリスト教/ローマ・カトリック教会のウィーン大司教クリストフ・シェーンボルン枢機卿座下(His Eminence Christoph Cardinal Schönborn, O.P., Archbishop of Vienna)は同族で(結構遠縁ですが)、同枢機卿は記事によれば癌の手術後ということもあって葬儀には参列しなかったようです。
葬儀の参列者として、
リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下(Hans-Adam II : His Serene Highness The Prince of Liechtenstein)、
リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)、
バーデン辺境伯マクシミリアン殿下(マックス : His Royal Highness Maximilian【Max】, Margrave of Baden)の名前が挙げられています(ホーエネムス市の市長も参列)。