第74回国連総会一般討論演説(英語):リヒテンシュタイン公国国家元首代行/リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(2019年9月)

 第74回国際連合総会一般討論演説での、リヒテンシュタイン公国国家元首代行/リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(アロイス皇太子アロイス摂政Alois : His Serene Highness The Hereditary Prince of Liechtenstein : His Serene Highness The Prince Regent of Liechtenstein)の映像です。

関連:
 (2019年9月)第74回国際連合総会【国連総会】一般討論演説

 

 (国連ウェブTV)UN Live United Nations Web TV – Search Results for "" – Liechtenstein – Head of State Addresses General Debate, 74th Session

 

United Nations(国際連合公式チャンネル):
🇱🇮 Liechtenstein – Head of State Addresses General Debate, 74th Session – YouTube

 

ルーマニア王子ラドゥ殿下がトルコを訪問。トルコ国会議長、国家教育相、赤新月社、パラリンピック関係者を訪問(2019年9月)トルコ国会公式サイトなどでは(懐かしの?)「ホーエンツォレルン=フェリンゲン」表記が

 2019年9月16日~9月19日にかけて、(旧)ルーマニア王室のルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下の夫であるルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)がトルコ共和国を訪問しています。
 欧州連合隣接地域とルーマニアの間の関係整備のためのルーマニア王室外交の一環のようです。
 トルコ国会議長、国家教育相、赤新月社、パラリンピック関係者を訪問したようです。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Vizită regală la Ankara și Istanbul | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 

冒頭の部分が殿下と議長の会見/
TBMM resmi(トルコ大国民議会【国会】公式チャンネル):
TBMM Başkanı Mustafa Şentop'un kabulleri – 17.09.2019 – YouTube

動画より/
殿下と議長

 

 (トルコ語:トルコ大国民議会【国会】公式サイト)TÜRKİYE BÜYÜK MİLLET MECLİSİ – MECLİS HABER

TBMM Başkanı Prof. Dr. Mustafa Şentop, Romanya Prensi Radu de Hohenzollern-Veringen’i makamında kabul ederek, bir süre görüştü.

「Romanya Prensi Radu de Hohenzollern-Veringen

 と、長年この方面を見てきた方には懐かしの「ホーエンツォレルン=フェリンゲン(Hohenzollern-Veringen)」の表記があります。
※発音の問題はひとまず置きます。

 なぜこの表記になったのか不明ですが、大国民議会関連のアカウントではすべてこの表記です。
 もしかすると、ラドゥ王子殿下のパスポート名がこうなっているのかもしれません。

 

 ラドゥ・ドゥダ氏(当時)はルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)と結婚する際に、ルーマニア王室の本家筋にあたるホーエンツォレルン公室(プロイセン王室とは別系統の同族)に(ここで認識がわかれていますが)称号あるいは名を与えてくれるよう頼みました。ホーエンツォレルン公フリードリヒ・ヴィルヘルム殿下(当時・故人)は「ホーエンツォレルン=フェリンゲン(Hohenzollern-Veringen)」の名を許可しますが、これに対し、ラドゥ氏は「ホーエンツォレルン=フェリンゲン公(子)(英語:Prince of Hohenzollern-Veringen)」を称し始めます。しかし、フリードリヒ・ヴィルヘルム殿下は名を許可しただけで称号を与えたわけではないと訴訟が起き、またそもそもドイツは共和国なので称号を与えることはできないとコメントしていました。
 この件はこじれますが、2007年末に(故・旧)ルーマニア王ミハイ1世陛下が新たな王室法を制定し、それを根拠としてラドゥ王子殿下は「ルーマニア王子」の称号を使用し始めます(ホーエンツォレルン=フェリンゲンの称号は使用されなくなります)。

※なお、この間、2003年5月に、ラドゥ殿下は日本を訪問。現在も日本国外務省の公式サイト(ルーマニア基礎データ | 外務省)では、

5月 ラドゥ政府特別代表(NATO・EU統合及び持続可能な開発担当) (旧王家王子殿下)

 としていますが、2003年5月には(旧)ルーマニア王家の王子(ルーマニア王子)ではありません。
※細かいことですが。

 

 さて、昔の話はともかく。

 今回、まずはトルコ共和国国家教育大臣ズィヤ・セルチュク閣下(Ziya Selçuk)との会見。

Familia RegalăさんはTwitterを使っています: 「On September 16-19, 2019, Prince Radu represents Her Majesty Margareta in a public visit to the Republic of Turkey. In Ankara, Prince Radu met with the Minister of National Education, Mr. Ziya Selçuk. https://t.co/pi0BSJpXyY https://t.co/hqJJf9ewJa」 / Twitter
https://twitter.com/casamsregelui/status/1173672525030711299

Familia Regală a Românieiさん(@familiaregalaaromaniei) • Instagram写真と動画

 

 トルコ大国民議会【国会】議長ムスタファ・シェントプ教授博士閣下(His Excellency Prof Dr Mustafa Şentop)との会見(上記の動画も)。

Familia RegalăさんはTwitterを使っています: 「HRH Prince Radu met with the President of the Parliament of the Republic of Turkey, His Excellency Mr Mustafa Șentop. Representatives of the Grand National Assembly of Turkey and the Embassy of Romania in Ankara took part in the meeting. https://t.co/pi0BSJpXyY https://t.co/NjsZrfH61R」 / Twitter
https://twitter.com/casamsregelui/status/1174051949261590530

Familia Regală a Românieiさん(@familiaregalaaromaniei) • Instagram写真と動画

TBMMさんはTwitterを使っています: 「TBMM Başkanı Mustafa Şentop, Romanya Prensi Radu de Hohenzollern-Veringen’i kabul etti. https://t.co/7ceBeU9etT」 / Twitter

TBMM – TBMM Başkanı Mustafa Şentop, Romanya Prensi Radu de… | Facebook

Türkiye Büyük Millet Meclisiさん(@tbmmresmi) • Instagram写真と動画

 

 トルコ赤新月社関係者との会見。

Familia RegalăさんはTwitterを使っています: 「On behalf of Her Majesty the Custodian of the Crown, HRH Prince Radu visited the Turkish Red Crescent in Ankara and met with Dr Kerem Kınık, president of the organization. https://t.co/pi0BSJpXyY https://t.co/DpHcyHspMG」 / Twitter
https://twitter.com/casamsregelui/status/1174357296761245696

Familia Regală a Românieiさん(@familiaregalaaromaniei) • Instagram写真と動画

 

 パラリンピック関係者との会見。

Familia RegalăさんはTwitterを使っています: 「Joi, 19 septembrie, la Istanbul, Principele Radu a vizitat Comitetul Național Paralimpic. https://t.co/pi0BSJpXyY https://t.co/orkxKzqdZE」 / Twitter
https://twitter.com/casamsregelui/status/1174713376620105729

Familia Regală a Românieiさん(@familiaregalaaromaniei) • Instagram写真と動画

 

誕生(2019年8月10日):エッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公子ルイス=アルプレヒト殿下が誕生。公世子フランツ=アルプレヒト殿下と公世子妃クレオパトラ殿下の第二子・長男

 2019年8月10日、エッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公世子フランツ=アルプレヒト殿下(Franz-Albrecht : His Serene Highness The Hereditary Prince of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg)と公世子妃クレオパトラ殿下(Cleopatra : Her Serene Highness The Hereditary Princess of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg)の間の第二子・長男となるエッティンゲン=エッティンゲン・エッティンゲン=シュピールベルク公子ルイス=アルプレヒト殿下(Louis-Albrecht : His Serene Highness The Hereditary Prince of Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg : ルイス=アルプレヒト・プリンツ・ツー・エッティンゲン=エッティンゲン・ウント・エッティンゲン=シュピールベルクLouis-Albrecht Prinz zu Oettingen-Oettingen und Oettingen-Spielberg)が誕生したようです。

 

🎡🧘🏽‍♀️🎡さんはInstagramを利用しています:「Louis-Albrecht – 10.08.2019 #🐥💙」

 

Almanach de GothaさんはTwitterを使っています: 「His Serene Highness Prince Louis-Albrecht, born 10-8-19 to Their Serene Highnesses The Hereditary Prince and Princess zu #Oettingen-Oettingen and Oettingen-Spielberg」 / Twitter

 

追記:

 (ドイツ語)Cleopatra zu Oettingen-Spielberg: Sie ist wieder Mutter geworden! Und so heißt ihr Prinz | BUNTE.de

 

誕生(2019年8月8日):イーゼンブルク公世子フランツ殿下が誕生

 イーゼンブルク公アレクサンダー殿下(Alexander : His Serene Highness The Prince of Isenburg : アレクサンダー・フュルスト・フォン・イーゼンブルクAlexander Fürst von Isenburg)とイーゼンブルク公妃ザーラ殿下(Sarahザーラ・フュルスティン・フォン・イーゼンブルクSarah Fürstin von Isenburg)は、二人の間の第三子・長男(継嗣)となるイーゼンブルク公世子フランツ殿下(His Serene Highness Hereditary Prince Franz of Isenburg : フランツ・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルクFranz Erbprinz von Isenburg)の誕生を発表しました。

 

 (ドイツ語:イーゼンブルク公室公式サイト)Freudige Nachricht aus dem Schloss Birstein | Fürstenhaus Isenburg

 

Dr. Sarah IsenburgさんはInstagramを利用しています:「#endlesslove, #baby💙, #franz, #littlefoot」

 

 フルネームはフランツ・サルヴァトール・フェルディナント・ボニファティウス・ヴィルヘルム・マリア・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルクFranz Salvator Ferdinand Bonifatius Wilhelm Maria Erbprinz von Isenburg)となるようです。

 

訃報(2019年6月4日?):ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子妃プリシラ殿下、薨去(1934~2019)

 ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエンエムス伯子妃プリシラ殿下(シェーンボルン=ヴィーゼントハイト伯女 : Her Illustrious Highness Countess Priscilla of Waldburg-Zeil-Hohenems, Countess of Schönborn-Wiesentheid : プリシラ・グレフィン・ツー・ヴァルトブルク=ツァイル=ホーエネムスPriscilla Gräfin zu Waldburg-Zeil-Hohenemsプリシラ・グレフィン・フォン・シェーンボルン=ヴィーゼントハイトPriscilla Gräfin von Schönborn-Wiesentheid)が薨去した模様です。
 1934年2月5日生まれの85歳。

※下記の一番下の記事ではヴァルトブルク=ツァイル=ルステナウ=ホーエネムスWaldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems)と「ルステナウ」が加わっていますが、理由はわかりません。

 

 (ドイツ語)Priscilla Waldburg-Zeil in Hohenems gestorben – vorarlberg.ORF.at
 (ドイツ語)Chronik: Priscilla Waldburg-Zeil beigesetzt – vorarlberg.ORF.at
 (ドイツ語)Priscilla Waldburg-Zeil-Lustenau-Hohenems – Danksagung – VN Todesanzeigen

 

 神聖ローマ帝国領邦国家君主や数々の聖職者を輩出しているシェーンボルン家のシェーンボルン=ヴィーゼントハイト系統の出身で、同じくメディアタイズド・ハウス(シュダンデスヘル)の格であるヴァルトブルク=ツァイル=ホーエネムス家の人物と結婚しました。

 キリスト教/ローマ・カトリック教会のウィーン大司教クリストフ・シェーンボルン枢機卿座下(His Eminence Christoph Cardinal Schönborn, O.P., Archbishop of Vienna)は同族で(結構遠縁ですが)、同枢機卿は記事によれば癌の手術後ということもあって葬儀には参列しなかったようです。
 葬儀の参列者として、
 リヒテンシュタイン公ハンス=アダム2世殿下(Hans-Adam II : His Serene Highness The Prince of Liechtenstein)、
 リヒテンシュタイン公妃マリー殿下(Marie : Her Serene Highness The Princess of Liechtenstein : キンスキー・フォン・ヴヒニッツ・ウント・テッタウ伯爵女マリー : Countess Marie Kinsky of Wchinitz and Tettau)、
 バーデン辺境伯マクシミリアン殿下(マックス : His Royal Highness MaximilianMax】, Margrave of Baden)の名前が挙げられています(ホーエネムス市の市長も参列)。