29歳(2021年4月16日):ウガンダ伝統的君主/トロ王ルキディ4世陛下が29歳を迎える

 2021年4月16日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人/トロ王“ルキラバサイジャ”・“オヨ・ニンバ”・カバンバ・イグル・ルキデイ4世陛下(Rukirabasaija Oyo Nyimba Kabamba Iguru Rukidi IV, The Omukama of Tooro : オムカマ)は、29歳を迎えました。

 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の広がる状況を鑑み、誕生日および戴冠(4月17日)日の大規模な式典はないとすでに報道されています。

 

His Majesty King Oyo of Tooro KingdomさんはTwitterを使っています 「I appreciate all your wonderful wishes and messages that made my birthday memorable. Thank you for being a part of my special day. May God Bless You Abundantly. https://t.co/El9UCcMMrk」 / Twitter

 

関連:
 66歳(2021年4月13日):ウガンダ伝統的君主/ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下が66歳を迎える。式典では「ワクチンに関する正しい情報」の重要性が述べられる。ウガンダ副大統領セカンディ閣下らが参列

訃報(2021年4月9日):カメルーン伝統的君主/バムン王の妹、ラビアトゥ・ンジョーヤ王女が薨去(1945~2021)“MomaMfon”と呼ばれる王の顧問・共同相続人(?)の地位にあった模様

 2021年4月9日、カメルーン伝統的君主の一人、バムン王イブラヒム・ンボンボ・ンジョーヤ陛下の妹、ラビアトゥ・ンジョーヤ王女(Princess MomaMfon Rabiatou Njoya)が薨去したようです。
 1945年4月9日生まれの75歳。

 モマムフォン(MomaMfon)という称号を有していたようです。
 これは、バムン王の顧問であり、共同相続人とされていますが……王の共同相続人ならその人も王(女王)になるのでは……という疑問がわくところです。
 想像ですが、アフリカの複数地域で、クイーン・マザー(Queen Mother)と英訳されている、必ずしも王の母に限らない王の一族の女性が就く地位と同系統のものなのではないかと思います。

 

 (フランス語)Nécrologie : mort de la sœur du Sultan Mbombo Njoya

 

 (英語)Princess MomaMfon Rabiatou Njoya of Bamoun, Cameroon passes on – THE AFRICAN ROYAL FAMILIES

The African Royal FamiliesさんはTwitterを使っています 「Princess MomaMfon Rabiatou Njoya https://t.co/3zeV2z7KFT」 / Twitter

66歳(2021年4月13日):ウガンダ伝統的君主/ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下が66歳を迎える。式典では「ワクチンに関する正しい情報」の重要性が述べられる。ウガンダ副大統領セカンディ閣下らが参列

 2021年4月13日、ウガンダ共和国の伝統的君主/ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下(His Majesty Ronald Muwenda Mutebi II, Kabaka【King】 of Buganda)は66歳を迎え、シルヴィア王妃らとともに式典に臨みました。

 式典では、同王国の首相的役職(Katikkiro)にあるチャールズ・ピーター・マイガ閣下(Charles Peter Mayiga)がブガンダ王のメッセージを読み上げたようです。
 ウガンダでは、到着したワクチンをはるかに下回る量しか接種が進んでおらず、メッセージには「ソーシャルメディアなどの誤った情報ではなく、正しい情報をもとに判断すべき」というような内容が含まれていた模様。

 ウガンダ共和国副大統領エドワード・セカンディ閣下(His Excellency Edward Ssekandi)などの政治家や、イスラム教指導者が参列したようです。

関連:
 ウガンダ伝統的君主:ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下の健康状態に不安が広がる。ブガンダ王国首相は「強いアレルギー」と説明。ウガンダ議会議長が懸念を表明。過激派の若者はブガンダ王国首相の辞任と王の解放・適切な医療を要求するビラ撒き(2021年4月)

 

 (英語)Kabaka marks 66th birthday, warns on Covid-19 jab myths – Daily Monitor

 

Daily MonitorさんはTwitterを使っています 「Kabaka marks 66th birthday, warns on Covid-19 jab myths https://t.co/nSp5GEphyo #MonitorUpdates」 / Twitter

マラウイ共和国北部のムズズ高等裁判所が、マラウイ伝統的君主/トゥンブカ大首長ムティマ・ゴンドウェの選出・即位を手続きに違反しており違憲として廃位(2021年4月)いとこのジョゼフ・ゴンドウェの訴えを受けたもの。大統領が大首長を指名するまでムティマ・ゴンドウェが代行として留まる模様

 マラウイ共和国北部のムズズ高等裁判所は、マラウイ共和国内の伝統的君主、トゥンブカ大首長ムティマ・ゴンドウェMtima Gondwe, Tumbuka Paramount Chief Chikulamayembe)の2019年の選出・即位を、手続きに違反しており違憲として廃位したようです。
 ムティマ・ゴンドウェのいとこのジョセフ・ボンゴロロ・ゴンドウェJoseph Bongololo Gondwe)が、自らが大首長となる権利を有していると主張し、提訴したのを受けた判決の模様。

 ムティマ・ゴンドウェは、2018年の父・故トゥンブカ大首長ウォルター・チェンジ・ゴンドウェWalter Change Gondwe, Tumbuka Paramount Chief Chikulamayembe)の崩御を受けて、2019年に州政府の大臣によって即位を認められていたようですが、今回の判決は「手続きに違反しており違憲」とし「大統領が大首長を指名するまでムティマ・ゴンドウェは代行として留まる」としています。
 とすると、州政府ではなく、大統領が指名するのが正しい手続きということにも思えますが……。マラウイでは、2019年に大統領選挙が無効となる混乱が発生しており、関連しているかもしれません。

 記事内にはその他に、ムティマ・ゴンドウェ側の代理人を務めるハンガ・ゴンドウェHunga Gondwe)という一族らしき人物の人名もあります。「決定は指名の手続きと即位を再度おこなう機会を与えたものだ」とコメントしているようで、これは再度指名されることを想定しているのでしょう。であれば、最高裁判所への上訴の意思は今のところなさそうです。

 現在のマラウイ共和国大統領ラザルス・マッカーシー・チャクウェラ博士閣下(His Excellency Dr Lazarus McCarthy Chakwera)の反応を待つことになりそうです。

 

 (英語)Mtima Gondwe removed as Paramount Chief Chikulamayembe | Malawi 24 – Malawi news

 

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(旧)エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下が、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下への弔意を表明(2021年4月)

 エチオピア帝室評議会議長のエルミアス・サーレ=セラシエ・ハイレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie Haile-Selassie, President of the Crown Council of Ethiopia)は、薨去した英国王室/エディンバラ公爵フィリップ王子殿下(His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh)への弔意を表明しました。

 

The Crown Council of Ethiopia(エチオピア帝室評議会 公式サイト)より:
 (英語:PDFファイル)Passing of Prince Philip.pdf

 

The Crown Council of Ethiopia(@ethiopiancrown) • Instagram写真と動画