2024年6月9日、南アフリカ共和国の伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、同地の宗教であるナザレス・バプテスト・チャーチ(Nazareth Baptist Church : シェンベ教会 : Shembe Church)の洗礼を受けたようです。
2024年6月8日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、ブソガ王ウィリアム・ウィルバーフォース・ガブラ・ナディオペ4世陛下(His Majesty William Wilberforce Gabula Nadiope IV, Kyabazinga of Busoga : ブガブラ公 : Gabula of Bugabula)は、ジェームス・ナイタ(Owek. James Naita)率いるブラモギ公国の使者たちと会見しました。
※ジェームス・ナイタに関しては、記事などで「チーフ・ロイヤル・プリンス(Chief Royal Prince)」という称号が使われています。また「Issabalangira of Bulamogi」という称号もあります。
ブソガ王国では、先代の王ヘンリー・ワコ・ムロキの崩御後、その子息ブラモギ公エドワード・コロンバス・ワンブジ(Prince Edward Columbus Wambuzi, Zibondo of Bulamogi)と、ウィリアム・ガブラ・ナディオペ4世陛下の間でブソガ王の継承争いが起きていました(5人の世襲の公から選ばれる模様)。
その後、王位については決定しているものの、ブラモギ公国側との関係の緊張は続いていたようです。
今回の訪問が、事態の正常化につながると見られています。
2024年5月23日、ナイジェリア連邦共和国カノ州では、カノ首長アミヌ・アド・バイエロ殿下ら五人が廃位され、2020年にカノ首長を廃位されていた“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness AlhajiMuhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシ : Sanusi Lamido Sanusi)をあらためてカノ首長とするように結論が出たようです。
追記:
連邦高等裁判所が復位の即位式を差し止める命令を出していた模様。また、司法判断がわかれており、誰が現時点で法的に正当なカノ首長であるかはわかりません。
南アフリカ共和国の伝統的君主の一人、ズールー王ミスズールー・シンコビレ・カズウェリティニ陛下(His Majesty King Misuzulu Sinqobile kaZwelithini of Zulu)は、マンゴスツ・ブテレジ王子の薨去に伴い空席となっていた、ズールー王国宰相(伝統的首相 : traditional prime minister)に、ズールーランド地区自治体の長を務めていたトゥラシズウェ・ブテレジ閣下(The Reverend Thulasizwe Buthelezi)が任命されたようです。
同じ姓なので、故・王子との近縁を想定した情報もあったようですが、血縁関係はなく、またブテレジ氏族の出身でもないようです。
トゥラシズウェ氏の父、ビショップ・ローレンス・ブテレジ(Bishop Lawrence Buthelezi : ビショップが名前か聖職者なのかは不明)で、故・ズールー王グッドウィル陛下の精神的アドバイザーだったということです。