旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下が、イラン反体制・抗議活動への支持を表明するメッセージ映像(2018年1月)

 パフラヴィー朝の旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下(His Imperial Highness Crown Prince Reza Pahlavi of Iran)が、イラン・イスラム共和国での反体制・抗議活動への支持を表明するメッセージ映像を公開しています。

 タイトルの日付はイラン暦1396年1月14日で、西暦2018年1月4日のことです。

 

Reza Pahlavi(レザー・パフラヴィー公式チャンネル):
پیام شاه‌زاده رضا پهلوی در حمایت از جنبش حق‌طلبی ملت ایران – ۱۴ دی ۱۳۹۶ – YouTube

 

訃報(2018年1月2日?):亡命ラオス王族のスリヤウォンサワーン王子殿下が薨去したとの情報が出ています(1937~2018)

 2018年1月2日に、亡命ラオス王族で、亡命ラオス王室の摂政を務めていたことがあるスリヤウォンサワーン王子殿下(His Royal Highness Prince Sauryavong Savang)が薨去したとの情報が出ています。
 1937年1月22日生まれの80歳で、フランス/パリで薨去とのこと。

 

追記:
 1月9日に葬儀がおこなわれた模様。

somvone Sananikone:
Funérailles de S A R le Prince Sauryavong SAVANG du 09 01 2018 Chap 9 – YouTube

 

旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下が、イラン反体制・抗議活動に関してインタビューを受ける(2018年1月)

 パフラヴィー朝の旧イラン皇太子レザー・パフラヴィー殿下(His Imperial Highness Crown Prince Reza Pahlavi of Iran)が、イラン・イスラム共和国での反体制・抗議活動に関してインタビューを受けているようです。

 

Reza Pahlavi(レザー・パフラヴィー公式チャンネル):
مصاحبه شاهزاده رضا پهلوی با تلویزیون من و تو، در رابطه با اعتراضات سراسری در ایران – YouTube

 

 君主政主義者らの抗議活動参加の話も出ている中でのインタビュー。

 

セルビアの旧ユーゴスラビア皇太子妃カタリナ殿下が、子供たちのための施設を訪問し寄付(2018年1月)

 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア王室の旧ユーゴスラビア皇太子妃カタリナ殿下(英語ではキャサリン皇太子妃 : Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)は、適切な保護がおこなわれていなかった子供たちのための施設を訪問し、寄付をおこなったようです。

 

Телевизија Храм:
Принцеза Катарина даривала малишане београдских домова за незбринуту децу – YouTube

 

 (英語:セルビア王室公式サイト)CROWN PRINCESS KATHERINE’S NEW YEAR’S VISIT TO HOMES FOR CHILDREN WITHOUT PARENTAL CARE | The Royal Family of Serbia

 

“アラウカニア・パタゴニア公【対立公】スタニスラス1世殿下”が、対立していた“アントワーヌ4世”の名(?)を死後の称として認め、融和を求める声明(2018年1月)

 2017年12月に“薨去”した“アントワーヌ4世殿下(Antoine IV)”と対立していたアラウカニア・パタゴニア公スタニスラス1世【スタニスラス・パルビュレスコ】殿下(キディコ子爵 : His Royal Highness Stanislas I【Stanislas Parvulesco】, Prince of Araucania and Patagonia, Viscount of Quidico)が声明を出しています。

 それによりますと、“アントワーヌ4世”を、もちろん正統なアラウカニア・パタゴニア王位継承者としては認めていないものの、死後の称として「アントワーヌ4世」を認めるというようなことが含まれています。
 そのかわりといってはなんですが、融和の呼びかけ=俺をただ一人のアラウカニア・パタゴニア公と認めろと、とれる内容もあります。

 はっきりいって、この内容が(故アントワーヌ4世側へ)どの程度の訴求力があるのかよくわかりません。そして、次の対立者が出るのかも定かではありません(アントワーヌ4世の遺族がこれからもこの“運動”に関わっていきたいのか、ほかに次のアラウカニア・パタゴニア王になりたい人物はいるのか、など)。

 ただ気になるのは、フランス語は詳しくないので理解が間違っているかもしれませんが、スタニスラス1世が認めているのはアントワーヌ4世という名称を使うだけであって、アラウカニア・パタゴニア王位にはこれがなにか関係があるのかについてはまったく述べていないところです。具体的には「Prince」という名称が前置または後置されていません
 つまり、この「アントワーヌ4世」というのはいったいなんなの?、ということです。適当に名乗っていいよというだけなら誰にだって出来る話です
 いっぽう、アントワーヌ4世について、アラウカニア・パタゴニア王位への主張が有効なものであると記述したり、「Prince」号はつけないものの、スタニスラス1世およびアントワーヌ4世の前任者であるフィリップ1世【フィリップ・ボワリー】と併記したりと、微妙な扱いも見られ、どちらにもごまかせるようし、うまく丸め込もうとしたのではないかとも思えます。

 

 (フランス語)Appel du Prince d' Araucanie. – Royaume d'Araucanie et de Patagonie.
 ※記事のURLが変更されたようなのでリンク先を変更しました。

 

追記:
 スタニスラス1世はフランス王ジャン2世の子孫を称しており、系譜の情報も存在します。