訃報(2019年8月13日):“サー”・マイケル・ハリソン準男爵(第2代)、卒去(1936~2019)

 2019年8月13日、英国の連合王国準男爵“サー”・マイケル・ハリソン準男爵【第2代】(Sir Michael Harrison Bt : 2nd Baronet)が卒去したようです。
 1936年3月28日生まれの83歳。

 1961年叙爵のハリソン準男爵<バグブルック>の第2代。準男爵の叙爵としては最後のほうにあたる称号の一つです。

 卒去に伴い、子息のエドウィンEdwin)が第3代準男爵となります。

 

 (英語:情報が表示されない場合があります)HARRISON – Deaths Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: Sir Michael James Harwood Harrison, 2nd Baronet 1936-2019

 

インタビュー映像(英語):現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻へのインタビュー(2019年8月)

 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)及びユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)へのインタビュー映像(セルビア王室公式チャンネルへの転載)です。

 内容は、両殿下、というか主にカタリナ妃殿下が医療関連などの慈善事業について語っている部分が多いです(王室関係の話もありますが熱弁にかき消されているというか……)。

 

RoyalSerbianChannel(セルビア王室公式チャンネル):
The Royal Couple’s interview for KTVU channel 2 in Oakland California – 18 August 2019 – YouTube

 

 KTVU というのは、アメリカのカリフォルニアをベースにした報道機関(?)のようです。
 コミコン【Comic-Con】のことについて少し触れられていて、なんといいますか、時代を感じました。

 

 表記は HRH CROWN PRINCE ALEXANDER SERBIA となっています。ご本人の立場を尊重したものですね。

 

訃報(2019年6月30日):ホーエンローエ=バルテンシュタイン公フェルディナント殿下が薨去(1942~2019)

 2019年6月30日、ホーエンローエ=バルテンシュタイン公フェルディナント殿下(Ferdinand : His Serene Highness The Prince of Hohenlohe-Bartenstein : フェルディナント・フュルスト・ツー・ホーエンローエ=バルテンシュタインFerdinand Fürst zu Hohenlohe-Bartenstein)が薨去した模様です。
 1942年3月6日生まれの77歳。

 

 (ドイツ語)Bartenstein trauert: Ferdinand Fürst zu Hohenlohe-Bartenstein: ein Leben für ein Schloss | Südwest Presse Online

 (英語)Eurohistory: + Fürst Ferdinand zu Hohenlohe-Bartenstein (1942-2019)

 

 薨去に伴い、長男のマクシミリアン殿下(Maximilian)が公位を継承することになります。

 

誕生(2019年8月8日):イーゼンブルク公世子フランツ殿下が誕生

 イーゼンブルク公アレクサンダー殿下(Alexander : His Serene Highness The Prince of Isenburg : アレクサンダー・フュルスト・フォン・イーゼンブルクAlexander Fürst von Isenburg)とイーゼンブルク公妃ザーラ殿下(Sarahザーラ・フュルスティン・フォン・イーゼンブルクSarah Fürstin von Isenburg)は、二人の間の第三子・長男(継嗣)となるイーゼンブルク公世子フランツ殿下(His Serene Highness Hereditary Prince Franz of Isenburg : フランツ・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルクFranz Erbprinz von Isenburg)の誕生を発表しました。

 

 (ドイツ語:イーゼンブルク公室公式サイト)Freudige Nachricht aus dem Schloss Birstein | Fürstenhaus Isenburg

 

Dr. Sarah IsenburgさんはInstagramを利用しています:「#endlesslove, #baby💙, #franz, #littlefoot」

 

 フルネームはフランツ・サルヴァトール・フェルディナント・ボニファティウス・ヴィルヘルム・マリア・エルププリンツ・フォン・イーゼンブルクFranz Salvator Ferdinand Bonifatius Wilhelm Maria Erbprinz von Isenburg)となるようです。

 

訃報(2019年7月23日):ビスマルク公フェルディナント閣下が薨去(1930~2019)“鉄血宰相”の曾孫。葬儀にオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下が参列

 2019年7月23日にビスマルク公フェルディナント閣下(Ferdinand : His Serene Highness The Prince of Bismarck : フェルディナント・フュルスト・フォン・ビスマルクFerdinand Fürst von Bismarck)が薨去した模様です。
 1930年11月22日生まれの88歳。

 

 (ドイツ語)Ferdinand von Bismarck (†88): Der Fürst ist tot: Jetzt meldet sich die Familie zu Wort | BUNTE.de
 (ドイツ語)Urenkel des deutschen Reichskanzlers: Ferdinand Fürst von Bismarck gestorben
 (ドイツ語)Ferdinand von Bismarck gestorben – WELT
 (ドイツ語)Ferdinand von Bismarck (†88) in Friedrichsruh neben Otto von Bismarck bei Hamburg – Hamburg – Bild.de

 

 “鉄血宰相”オットー・フォン・ビスマルクの曾孫。

 葬儀にはビスマルク家の一族のほか、 godfather の一人がフェルディナント閣下であるオランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下(Willem-Alexander : His Majesty The King of the Netherlands)が参列。弟夫妻のオランダ王子コンスタンティン殿下(His Royal Highness Prince Constantijn of the Netherlands, Prince of Orange-Nassau, Jonkheer van Amsberg)及びオランダ王子妃ローレンティン殿下(Her Royal Highness Princess Laurentien of the Netherlands, Princess of Orange-Nassau, mevrouw Van Amsberg-Brinkhorst)も参列の模様。

 

 (ドイツ語)Heute wird der Fürst beerdigt – Streit ums Erbe der Bismarcks – Leute – Bild.de

 

 そして、ビスマルク公の称号というか当主の座は長男のカール=エドゥアルト閣下(Carl-Eduard)が継承ということになりますが、財産相続に関して弟(三男)のグレゴール伯爵子(Gregor)が自らが継承することを主張しているようです(少なくとも伝統的な称号に関しては長男の継承を否定する根拠は今のところはなさそうですが……)。
 簡単にいってしまうと、長男のカール=エドゥアルト閣下が各方面からまったく信用されていない人物だということになります。
(次男のゴットフリート伯爵子は2007年にロンドンで死亡しているのが発見されています)