三笠宮家の彬子女王殿下がラジオパーソナリティ「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」(2025年4月)

 2025年4月21日、三笠宮家の彬子女王殿下(あきこ : Her Imperial Highness Princess Akiko of Mikasa)は、ニッポン放送開局70周年特別番組「彬子女王のオールナイトニッポンPremium」のラジオパーソナリティを務めました。

 同番組はポッドキャストでディレクターズカット版の配信が決定しています。

 

皇室のニュース FNNプライムオンライン:
「お相手は彬子女王でした。ごきげんよう。またいつか」『彬子女王のオールナイトニッポンPremium』意外な日常の「すべらない話」も 初のパーソナリティー – YouTube

 リスナーの皆様からの反響にお応えして、ポッドキャスト配信決定 『彬子女王のオールナイトニッポンPremium』 – ニッポン放送 NEWS ONLINE

番組はニッポン放送のみでの放送であったため、ニッポン放送には放送前から全国より「番組を聴きたい」という要望が多く寄せられ、それに応える形でポッドキャスト配信が決定した。今回の収録は大変盛り上がり、番組放送時間の2時間を超えるものとなったが、ポッドキャストではオンエアではカットされた部分も含めたディレクターズカット版となる。

『彬子女王のオールナイトニッポンPremium』ディレクターズカット版のポッドキャストは、ニッポン放送PODCAST STATION、radikoほか、各種ポッドキャストアプリで配信中。

 彬子女王のオールナイトニッポンPremium | ニッポン放送 PODCAST STATION -ポッドキャストステーション-

トスカナ大公を称する、メディチ家の一系統メディチ・ディ・オッタヤーノ家の一員オッタヴィアーノ公子が、帰天したローマ教皇フランシスコ聖下への弔意を表明(2025年4月)

 トスカナ大公を称する、メディチ家の一系統メディチ・ディ・オッタヤーノ家の一員オッタヴィアーノ・デ・メディチ・ディ・トスカーナ・ディ・オッタヤーノ公子(Prince Ottaviano Medici di Toscana di Ottaiano)が、帰天したローマ教皇フランシスコ聖下への弔意を表明しています。

 表記を少し英語風に変更して表記すると、トスカナ大公オッタヴィアーノ・デ・メディチ・ディ・トスカナ(His Royal Highness Grand Duke Ottaviano de’ Medici di Toscana)と称しているようです。

 

 (イタリア語:オッタヴィアーノ公子の公式ウェブサイト)Comunicato di Cordoglio per la Scomparsa di Papa Francesco –

 

 オッタヴィアーノ公子の主張は、トスカナ大公の地位は、本来メディチ家の一員である(がトスカナ大公となったのは別系統である)オッタヤーノ家などの家が継承するべきでだったが、主にハプスブルク家などの介入により、ハプスブルク家の傍系がトスカナ大公となった、ということになるでしょうか。
 これを前提として(妥当かどうかは正直わかりませんが)、その経過を不服として自らが正統であると主張するのは理解できるように思えますが、しかし。
 実はオッタヴィアーノ公子は、オッタヤーノ系統の当主的な立場にありません。
 より年長系統のジュリアーノという人物がオッタヤーノ公およびサルノ公爵として、当主的な地位にあります。
 従って、たとえオッタヤーノ系統が正統なトスカナ大公位の継承者だとしても、それはジュリーアーノ公ではないのか? この疑問に答えることが出来ていません。

 オッタヴィアーノ公子は、フィレンツェを拠点にして、熱心に活動しているようですが、以上のような状況や、そもそもトスカナはハプスブルク家の権利と見なされていることもあり、あまり動向が報じられていることもありません。
(なお、ハプスブルク家の内部の問題としても、トスカナ大公国の大公の地位は、本家筋である皇帝に譲渡されている文書があるとして、その後はハプスブルク家内にトスカナ大公室と呼ばれるものは存在しないと判断している人々もいます。いずれ詳しく調べてみたいと思っています)

モナコ公アルベール2世殿下夫妻と、姉のモナコ公女(ハノーファー公妃)カロリーヌ殿下が、モナコ大聖堂での、ローマ教皇フランシスコ聖下追悼ミサに臨席(2025年4月)

 2025年4月22日、 モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)とモナコ公妃シャルレーヌ殿下(Her Serene Highness Princess Charlene of Monaco)、およびアルベール2世の姉ハノーファー公妃/モナコ公女カロリーヌ殿下(Princess Caroline of Monaco : Her Royal Highness The Princess of Hanover)は、モナコ大聖堂でおこなわれた、帰天したローマ教皇フランシスコ聖下への追悼ミサに臨席しました。

 追悼ミサはモナコ大司教ドミニク=マリー・ジャン・ミシェル・ダヴィッド座下(Archbishop Dominique-Marie Jean Michel David, Comm. l’Emm., Archbishop of Monaco)が執り行いました。

 

LL…. – Palais Princier de Monaco – Prince's Palace of Monaco | Facebook

結婚予定と報道(明日・4月24日):オマーンのスルタンの長男、ジーヤザン・ビン・ハイサム・アル・サイード殿下が二度目の結婚、相手はマスカット県知事らの姪で一般王族のアリア・ビント・ムハンマド・ビン・ヒラル・ビン・ハマド・アル・ブーサイーディー

 2025年4月24日に、オマーン国の文化・スポーツ・青年大臣 “サイイド”・ジーヤザン・ビン・ハイサム・アル・サイード殿下(His Highness Sayyid Theyazin【Dhi Yazan】 bin Haitham Al Said)と“サイイダ”・アリア・ビント・ムハンマド・ビン・ヒラル・ビン・ハマド・アル・ブーサイーディーSayyida Alia bint Mohammed bin Hilal bin Hamad Al Busaidi)と挙式すると報じられています。

 

 (英語)Oman’s Crown Prince Sayyid Theyazin bin Haitham Al Said to wed this week: Here’s everything we know so far – Villa88

Her name is Sayyida Alia bint Mohammed bin Hilal bin Hamad Al Busaidi. She hails from a prominent family of officials — her uncle, Sayyid Saud Al Busaidi, is the Governor of Muscat, and another uncle, Sayyid Ahmed Al Busaidi, serves as Oman’s Ambassador to the UAE.

 新婦は、マスカット県知事“サイイド”・サウード・ビン・ヒラル・アル・ブーサイーディー閣下(His Excellency Sayyid Saud bin Hilal al Busaidi)らの姪と報じられています。
 ブーサイーディーの名前から、また日本の駐オマーン大使館が同閣下を一般王族(広義の王族で継承権や殿下の敬称などを持たない)としていることから、新婦も一般王族ということになりそうです。

 

 ジーヤザン殿下は、従妹のメイヤン殿下と結婚し離婚しており、今回が二度目の結婚となります。
 同殿下は、スルタンのハイサム陛下の長男であり、2021年にオマーン国の皇太子となったと報道されましたが、公式には皇太子の称号は用いられず、また中東の政府系を含む各国メディアも皇太子の称号を用いていません。
(この辺りの詳細な事情は不明です)

 また、皇太子の結婚相手に対し、皇太子妃のような称号は準備されていません。

ポルトガル王室当主ブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下夫妻が、キリスト教/リスボン総大司教によるローマ教皇フランシスコ聖下追悼式典・ミサに臨席(2025年4月)

 2025年4月21日、ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza)とイザベル妃殿下(Her Royal Highness Isabel, Duchess of Braganza)は、キリスト教/リスボン総大司教ルイ・マヌエル・ソウザ・ヴァレリオ座下(His Beatitude Patriarch Rui Manuel Sousa Valério, S.M.M., Patriarch of Lisbon : ルイ1世 : Dom Rui I)によるローマ教皇フランシスコ聖下追悼式典に臨席しました。

 

 (ポルトガル語:リスボン総大司教庁 公式ウェブサイト)Homilia na Missa em Sufrágio do Papa Francisco | Patriarcado de Lisboa

2時間以上/
Patriarcado de Lisboa(リスボン総大司教庁 公式チャンネル):
Celebração de Sufrágio pelo Papa Francisco – Transmissão em Direto – Patriarcado de Lisboa – YouTube

 

ブラガンサ公爵夫妻:

画面左端がブラガンサ公爵夫妻、右端がポルトガル共和国大統領マルセロ・ヌノ・ドゥアルテ・レベロ・デ・ソウザ教授閣下(His Excellency Professor Marcelo Nuno Duarte Rebelo de Sousa):

 

関連:
 訃報(2025年4月21日):キリスト教/ローマ教皇フランシスコ聖下が帰天(1936~2025)