デンマーク女王マルグレーテ2世陛下のグリーンランド訪問が、同地の新型コロナウイルス対策強化により延期に(2021年7月)グリーンランドの今月感染者数は30数人

 2021年7月24日~8月5日の日程で予定されていた、デンマーク女王マルグレーテ2世陛下(Margrethe II of Denmark : Her Majesty The Queen)のグリーンランド訪問が延期されたようです。
 現地の状況ははっきりしませんが、これまで新型コロナウイルスの感染者数が極めて少なかった状態ながら、今月【2021年7月】に入ってから30数人の感染者数が報告され、デルタ変異株への警戒からも規制が強化されているようです。

 

 (英語:デンマーク王室 公式サイト)HM The Queen’s official visit to Greenland is postponed | The Danish Monarchy – Front Page

 

 なお、陛下は同じくデンマーク王国内のフェロー諸島訪問を終えたばかりであり、そちらのほうは割とのんきな様子でもありましたが、フェロー諸島のほうが感染者数自体ははるかに多いです。

デンマーク皇太子フレデリック殿下が、濃厚接触者となったため日本訪問・東京五輪臨席を中止(2021年7月)ワクチン接種済み

 2021年7月19日~26日の日程で日本を訪問する予定だったデンマーク皇太子フレデリック殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)が、新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の発症者の濃厚接触者と認定されたため、直前ではありますが、日本訪問を中止することを決定しました。
 東京五輪2020臨席と、 IOC(国際オリンピック委員会) の会合への出席が予定されていました(日本訪問中止に伴い、後者はオンラインで出席予定)。
 また、殿下は二回のワクチン接種を完了しています。

 

 (英語:デンマーク王室 公式サイト)HRH The Crown Prince cancels his attendance at the Olympic Games in Tokyo, Japan | The Danish Monarchy – Front Page

誕生(2021年7月2日):バーレーン王室のハーリド・ビン・ハマド殿下(バーレーン王ハマド陛下の子息)に三つ子(ナーセル、イーサ、サルマーン)が誕生

 2021年7月2日、バーレーン王室の“シャイフ【シェイク】”・ハーリド・ビン・ハマド・アル・ハリーファ殿下(His Highness Shaikh Khalid bin Hamad Al Khalifa)に三つ子が誕生したと発表されています。
 ハーリド殿下は、バーレーン王ハマド・ビン・イーサ・アル・ハリーファ陛下の二人前の妻との間の二人目の男子です。

 三つ子の名前は上から順にナーセルNasser)、イーサIsa)、サルマンSalman)となっており、バーレーン王位継承順位はそれぞれ第21位~第23位になるかと思われます。

 

 (英語)HH Shaikh Khalid had three baby boys

 (記事の掲載が終了していますorサイトの運営が終了しています)Bahrain’s Sheikh Khaled Bin Hamad Welcomes triplets – Arabian Royal Agency
掲載時URL:https://arabianroyalagency.com/bahrains-sheikh-khaled-bin-hamad-welcomes-triplets/

記事・動画(英語):abc news による、将来的にイタリア王室(直系)当主になるカリニャーノ女公/サヴォイア公女ヴィットーリア殿下に関する記事(2021年6月)

 アメリカの abc news が、将来的にイタリア王室(直系)当主になるサヴォイア公女ヴィットーリア殿下(カリニャーノ女公 : イヴレーア女侯爵 : Her Royal Highness Princess Vittoria of Savoy, Princess of Carignano, Marquise of Ivrea)に関する記事・動画を掲載しています。

 ヴィットーリア殿下の父エマヌエーレ・フィリベルト殿下のコメントや、対立するアオスタ系統のアイモーネ殿下のコメントも含みます。

 記事の最後は「イタリアに王政復古が起こるとは思えないが」という文章に対し、エマヌエーレ・フィリベルト殿下の “Never say never.” という言葉を添えて終わっています。

 

 (英語)Young princess fights for her claim to the (abolished) throne of Italy – ABC News

 

関連:
 イタリア王室(直系)が継承法を絶対長幼制へ改定へ。サヴォイア公女ヴィットーリア殿下が将来的にイタリア王室当主に(2020年1月)

逃亡中のルーマニア王カロル2世男系孫パウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(“ルーマニア王子パウル殿下”)の妻、リア妃と子息カロル・フェルディナンドが居住していた別荘を銀行に接収されたとの報道(2021年7月)

 バネアサ農園事件などに伴い、実刑判決が出、ルーマニアから逃亡しているパウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(Paul Philippe al României)ですが、いまだ確保されていません。
 この度、パウル氏と一緒に逃亡はしていない、妻のリア・アル・ロムニエイ夫人(Lia al României)と子息のカロル・フェルディナンド・アル・ロムニエイCarol Ferdinand al României)が居住していた別荘を銀行に接収され、ホテルへ移ったと報道されています。
 銀行側は、この別荘について、パウル氏側から数年にわたりリース契約への支払いがなされていないため、他の所有者に売却したともされています。

 なお、ルーマニアの報道では、パウル氏一家には、王子および王子妃の称号が含まれることが多いです。

 

 (ルーマニア語)Prințesa Lia și fiul ei au fost evacuați din casă

Antena 3:
Prințesa Lia și fiul ei, evacuați din casă. Banca le vinde vila – YouTube

 

関連:
 バネアサ農園事件:ルーマニア警察公式サイトが、実刑3年4ヶ月の判決が出た“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏、法律上はパウル・フィリップ・アル・ロムニエイの名になっている模様)への令状を掲載(2020年12月)
 バネアサ農園事件:“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏)に実刑3年4ヶ月(2020年12月)ポルトガル滞在と思われるため、ブカレスト警察はEUで有効な令状を請求している模様