2018年10月10日から12月2日の期間で、千葉県君津市の久留里城址資料館で企画展「久留里藩の記憶と象徴の行方」が開催中です。
久留里藩主黒田家伝来の甲冑など久留里藩ゆかりの品々が展示されている模様。
2018年10月20日に、久留里藩主黒田家当主黒田英志氏が家臣の子孫らと来館とのことです。
豪華甲冑150年ぶり里帰り 久留里藩主の威信象徴 現当主「感慨深い」 君津で企画展 | 千葉日報オンライン
里帰りした甲冑は、江戸中期から幕末まで久留里藩を治めた黒田氏の藩祖、黒田直邦(1666~1735年)の時代に作られた「紺絲縅鎧(こんいとおどしよろい)」。新興大名だった黒田氏が威信を示すためにしつらえた家の“象徴”で、大正5(1916)年、靖国神社遊就館に奉納された。
20日には、黒田家の現当主、黒田英志さん(70)=神奈川県鎌倉市=が家臣の子孫らとともに来館。先祖ゆかりの品々をじっくりと見つめた黒田さんは「これほど美しい甲冑が今に残り、地元に戻ってきて感慨深い。皆さんに見てもらえれば」と先祖の歩みに思いをはせた。