2018年8月24日、ポルウォース卿夫人(未亡人)ジーン・ヘップバーン・スコット(Jean Hepburne-Scott)が卒去した模様。90歳。
英国のスコットランド貴族/故・第10代ポルウォース卿ヘンリー・ヘップバーン=スコット閣下(Henry Hepburne-Scott, 10th Lord Polwarth)の未亡人。
(英語)Peerage News: Jean, Lady Polwarth (died 2018)
2018年8月24日、ポルウォース卿夫人(未亡人)ジーン・ヘップバーン・スコット(Jean Hepburne-Scott)が卒去した模様。90歳。
英国のスコットランド貴族/故・第10代ポルウォース卿ヘンリー・ヘップバーン=スコット閣下(Henry Hepburne-Scott, 10th Lord Polwarth)の未亡人。
(英語)Peerage News: Jean, Lady Polwarth (died 2018)
2018年8月21日、英国の一代貴族(クロスベンチ)のマッカイ・オブ・ドルマドゥーン男爵ドナルド・マッカイ閣下(Donald Mackay, Baron Mackay of Drumadoon : The Right Honourable The Lord Mackay of Drumadoon, PC, QC : マッカイ・オブ・ドルマドゥーン卿)が卒去した模様。
1946年1月30日生まれの72歳。
1995年に一代貴族のマッカイ・オブ・ドルマドゥーン男爵に叙爵。
スコットランド法務総裁や、最高裁判所判事などを歴任した模様。
(英語)Obituary: Donald Sage Mackay, Former Lord Advocate and judge of the Supreme Courts | HeraldScotland
(英語)Peerage News: Baron Mackay of Drumadoon, PC, QC 1946-2018
2018年8月20日、ナイジェリア連邦共和国エキティ州の伝統的君主の一人、オド・オロ王グバデボ・オグンサキン陛下(オロウォセル1世 : Oba Gbadebo Ogunsakin, Onise of Odo Oro, Olowoselu I)がナイフで刺殺された模様です。
陛下は1986年即位ということです。
犯人(オモニイ・アデモラ・スティーヴンという名前が出ていますが…… : Omoniyi Ademola Stephen)は精神的な問題を抱えていたり、薬物中毒であったり、また王族の一員で自らが正統な王だと思い込んでいたり(?)したようだという記事が出ています。
(英語)Odo Oro Ekiti Regicide: Drug Addict Who Killed Ekiti King Near His Palace Arrested | NaijaGistsBlog
(英語)Mad Man Kills King In Ekiti: Onise Of Odo Oro Ekiti Oba Gbadebo Ogunsakin Dies Of Stab Wounds | NaijaGistsBlog
(英語)Man stabs Ekiti Traditional Ruler To Death ▷ Naija News
※ニュース記事が多くて拾えてません。
追加:
(英語)I killed monarch to cliam his throne, says Ekiti murder suspect
こちらの記事によると、陛下は80歳だったということです。
2018年8月12日、英国のコールリッジ男爵夫人パメラ・コールリッジ閣下(Pamela Coleridge : The Baroness Coleridge : Lady Coleridge)が卒去した模様です。
1977年に、第5代コールリッジ男爵ウィリアム・コールリッジ閣下の二度目の結婚の相手となったようです。
(英語)Peerage News: Baroness Coleridge (died 2018)
※上記記事に生年の情報がありませんが、手元の Debrett にも記載されていないので、わかりません。
コールリッジ男爵家は、詩人のサミュエル・テイラー・コールリッジと同族です。
関連:
結婚(2020年9月15日):英国の第5代コールリッジ男爵ウィリアム・コールリッジ閣下(83歳:すでに2回結婚)と元エクスマス子爵夫人ローズマリー(78歳:すでに2回結婚)が結婚した模様
報道によりますと、ガーナ共和国アシャンティ王国の学者が、2018年8月18日に薨去した国際連合第7代事務総長コフィー・アナン閣下(His Excellency Mr【Dr?】 Kofi Annan)閣下の葬儀を、アシャンティ王と同格の「国葬」にするべきと主張しているようです。
(英語)Kofi Annan earns traditional burial rite typical of Asante Kings – 3newsgh
(英語)Kofi Annan to receive special burial akin to Asante kings – The Nubian Times
(英語)Kofi Annan earns traditional burial rite typical of Asante Kings – Historian | General News 2018-08-20
2002年にコフィー・アナン閣下は、アシャンティ王オトゥムフォ・オセイ・トゥトゥ2世陛下(アシャンティ皇帝 : His Royal Majesty Otumfuo Osei Tutu II, King【Emperor】 of the Ashanti Kingdom【Empire of Ashanti】【Asantehene of Asante】, Kumasehene of Kumasi)より、王が戴冠時などに使う神聖なる「黄金の剣」(Busumuru【ブスムル?】 または Busumro【ブスムロ?】 と表記されています)の名前を称号として受けていることが根拠として挙げられています。
この名称を授与すること自体が前例のなかったことなので、葬儀に関することも前例がないわけですが、どのような結論が出るでしょうか。
なお、下記記事によると、葬儀(ガーナでの正式な葬儀?)については、(ガーナにいる)遺族(といっても日本人の感覚では遠い親戚かもしれませんが)が正式に陛下に薨去を報告してからということです(またアナン閣下は「chief」となっているので、アシャンティでの状況はよくわからないのですが、首長の位を継いでいることになっているのかもしれません。ともあれ死亡表記を「薨去」にしました)。
その他アナン氏死去の報道:
(英語)How Kofi Annan earned tittle ‘Busumuru’ from Asantehene – Otec FM Online
見出しにくだんの「Busumuru」を持ってきています(が、その話はほんの少しです)。
(英語)Kofi Annan's death; Ghana flag to fly at half-mast for one week – Graphic Online
2002年に称号を授与されたときの報道など:
(英語:国際連合公式サイト)In Ghana, Annan receives honorary title from Ashanti people | UN News
Last year, while visiting Sierra Leone, Mr. Annan also received a traditional title, equivalent to a “great warrior,” in recognition of his work.
シエラレオネでも称号を受けているようですが、どのくらいの格式かは不明(国連のサイトでアフリカの称号について考えることになろうとは……)。
なお「Busumuru」表記です。
(英語)Ghana: Busumuru Kofi Annan – allAfrica.com
こちらも「Busumuru」表記です。
(英語)Asantehene confers rare title on U.N. sec-general | General News 2002-08-16
こちらは「Busumro」表記です。
敬称表記修正に関する追記:
日本国行政府が弔意メッセージにおいて英語の敬称に(H. E.)【His Excellencyのこと】を使用しているので、それを使用すると同時に、こちらではさらに対応する日本語として「閣下」を使用します。
アナン元国連事務総長の逝去を受けた安倍総理大臣による弔意メッセージの発出 | 外務省
アナン元国連事務総長の逝去を受けた我が国によるガーナへの弔意メッセージの発出 | 外務省